姉川城

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姉川城
佐賀県
環濠の空中写真(2008年) (国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」帰属、配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
環濠の空中写真(2008年)
(国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」帰属、配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
城郭構造 平城
築城主 菊池武安
築城年 正平15年(1360年
主な城主 姉川氏
廃城年 不明
遺構 曲輪、水堀
指定文化財 国の史跡
位置 北緯33度17分37.3秒 東経130度20分56.6秒 / 北緯33.293694度 東経130.349056度 / 33.293694; 130.349056
地図
姉川城の位置(佐賀県内)
姉川城
姉川城
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姉川城跡の環濠

姉川城(あねがわじょう)は、佐賀県神埼市にあった日本の城平山城)。国の史跡

概要[編集]

佐賀平野に設けられ、現在の佐賀県神埼市に位置する。周囲は溝渠に囲まれていた。

正平15年(1360年)に菊池武安菊池武澄の子)が築城したとされる。後に菊池氏の子孫である姉川氏が入り、戦国時代には少弐氏に属していた。その後龍造寺隆信が台頭するとその下に入り、大友義鎮の侵攻を防ぐなどの働きを見せている。元亀3年(1572年)に姉川氏は加増を受け、姉川から坊所に転封された。その後の当城の詳細は不明だが、城館跡と環濠集落跡が発掘され、平成22年(2010年)に国の史跡に指定された。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]