女尊男卑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女尊男卑(じょそんだんぴ)は女性の社会的地位が高く、男性の社会的地位が低い制度、もしくはその傾向を推奨・肯定する思想を指す。 具体的には、レディースデーや、女性専用メニューなどのキャンペーンや、同じ給与で男性の方が重い仕事を科せられることなどがある。
[編集] 事例
- 小粥義雄著/ヒトラー政治戦略研究会編『ヒトラー選挙戦略〜現代選挙必勝のバイブル〜』(永田書房)は、ヒトラーに習った現代選挙の必勝ポイントの一つとして「女尊男卑」を挙げている。また、DIAMOND online2009年1月9日付において、池内ひろ美は、女性が結婚や出産をしたがらず少子・晩婚・非婚化が起きている原因を、「現代日本人男性の多くが「一流の遺伝子」を持つ男でないからである」とし、「男は意識を変えろ」、「『あなたの子どもを産みたいわ』、女性にそう言わせてこそ一流の遺伝子を持つ男である」などと優生学、遺伝子差別、優等血統主義を肯定し、女性に対しては何の責任追及は行わず、男性に少子化問題の全て責任を押し付け、転嫁する発言を行った。
- 俳優菅原文太は、「芸能界をはじめとする現代日本社会は、若い女性ばかりが甘やかされ、もてはやされ過ぎである」という主旨の発言をしている[1]。
- また、漫画家の花沢健吾は「今の日本って女尊男卑じゃないですか。女性専用のスパゲッティ屋ができたとか聞くと、最悪にムカつきますね。男性が優遇されまくっている逆転した世界みたいなものを描いてみたいですね。」[2]と述べ、実際に『なで☆シコ』という作品で「男性が優遇されまくっている逆転した世界」を描き、現実世界の女性優遇に対する鋭い風刺・批判を行っている。
- 福島瑞穂(社民党)は「痴漢事件には必ず加害者が存在するのであるから、冤罪者が出る危険性もあるが、女性の人権擁護を第一義的に考え、そのリスクは社会的コストとして受け入れるべき」との発言をしている。
[編集] 脚注
- ^ 「しかし、(女の子が多少悪い事をしても)大人たちはどうして黙認しているのだろうかね。なぜ、注意しないのか。むしろ、世の中全体が女の子たちを持ち上げているような影さえ感じるのだけれども。」「最近、俺は映画やテレビから仕事の話が来ても、興味を持てずに、断るのが多かった。大概若い女の子が主人公で、男の姿が一つもないからなんだ。テレビも雑誌も若い女性が中心で、同じようなストーリー。戦争を伝えるにも過剰に着飾った女子アナや女のナレーション。中には感じの良い女性もいるけど、つまらない女性たちがたくさんのさばっている。そんな女社会が俺は嫌いでね。」(『新潮45』1994年8月号での本人のコメント)。
- ^ 『このマンガがすごい!2007オトコ版』(宝島社、2006年12月、ISBN 4-7966-5567-0)