奥瀞

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奥瀞(オトノリ周辺)
2010年平成22年)撮影

奥瀞(おくとろ)は、三重県熊野市および和歌山県東牟婁郡北山村にまたがる渓谷である。

三重県、奈良県および和歌山県の3県にまたがる北山川の渓谷・瀞峡は、下流の下瀞(瀞八丁)と上流の上瀞とに呼称が分かれているが、上瀞からさらに上流の三重県熊野市神川町神上・和歌山県東牟婁郡北山村七色までの28kmの区域は奥瀞と呼ばれている。

かつては変化に富んだ渓谷美が延々と続いていた名勝であったが、ダムを造成したために約70%が水没してしまった。 現在、自然の森と人工が調和した美しい景観が再評価されつつある。

所在地[編集]

  • 三重県熊野市紀和町小森から同市神川町神上までの北山川流域(対岸の和歌山県東牟婁郡北山村の同区間も同様)

交通アクセス[編集]

座標: 北緯33度56分18.1秒 東経135度56分43.8秒 / 北緯33.938361度 東経135.945500度 / 33.938361; 135.945500