奈良原一高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

奈良原 一高(ならはら いっこう、1931年11月3日 - )は日本の写真家

福岡県大牟田市に生まれる。本姓は楢原。1950年、松江高校卒業。1954年、中央大学法学部を卒業し、早稲田大学大学院芸術専攻(美術史)修士課程に入学。前衛美術に傾倒し、1955年には、池田満寿夫靉嘔らが結成したグループ「実在者」に参加。1956年、初個展「人間の土地」で、大きな反響を呼んだ。1958年、個展「王国」で日本写真批評家協会新人賞を受賞。1959年、東松照明細江英公川田喜久治佐藤明丹野章と、写真家によるセルフ・エージェンシー「VIVO」を結成(1961年解散)。『ヨーロッパ・静止した時間』(1967)で、日本写真批評家協会作家賞、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞を受賞。1986年「ヴェネツィアの夜」に対して、日本写真協会年度賞を受賞。1996年に紫綬褒章を受章。2002年、パリ写真美術館で、2004年、東京都写真美術館で回顧展が開催されるなど、国内外で高く評価されている。


作品[編集]

  • 人間の土地(1956)
  • ヨーロッパ・静止した時間(1967)
  • ジャパネスク(1970)
  • 王国(1971)
  • 消滅した時間(1975)
  • ヴェネツィアの夜(1985)
  • ポケット東京(1997)
  • 日本の写真家31 奈良原一高 (1997)岩波書店


外部リンク[編集]


参考文献[編集]

  • 「手のなかの空 奈良原一高 1954-2004」 2010年7月30日~9月13日(島根県立美術館) 図録