太陽の恋人

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太陽の恋人』(たいようのこいびと)は、原作:梶原一騎・画:かざま鋭二による日本漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1971年24号から53号まで連載された。1971年にテレビドラマ化された。

『太陽の恋人』は漫画としては中期のタイトルであり、1970年14号から1971年21号までは『朝日の恋人』、テレビドラマ化の際に改題、さらに1972年5号から15号は『夕日の恋人』というタイトルであった。秋田書店(チャンピオンコミックス)の単行本は『朝日の恋人』のタイトルで全4巻が刊行された。

概要[編集]

ストーリー概略[編集]

登場人物[編集]

  • 天地真理
  • 坂本征二
  • 馬場修平
  • 芳村道雄
  • 南条夕美

テレビドラマ[編集]

1971年7月22日から10月14日まで、NETテレビ(現:テレビ朝日)系で毎週木曜20時 - 20時54分に全13話が放送された。主演は同じ梶原一騎原作の『柔道一直線』に引き続き桜木健一吉沢京子が務めた[1]。視聴率を取れず、1クールで終了した[1]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

「太陽の恋人」
作詞:長浜正和 / 補作詞:山上路夫 / 作曲:渡辺岳夫 /編曲:高原哲 /唄:桜木健一キャニオンレコード

サブタイトル[編集]

回数 放送日 サブタイトル 監督
1 1971年

7月22日

これが初恋か 奥中惇夫
2 7月29日 初恋戦線異常あり
3 8月5日 げんこつと涙
4 8月12日 光と影の青春
5 8月19日 すばらしい悪戯 畠山豊彦
6 8月26日 危険な招待
7 9月2日 入道雲が笑ってる 奥中惇夫
8 9月9日 激流の悲歌 畠山豊彦
9 9月16日 夏の終りの奇跡 奥中惇夫
10 9月23日 九月のスキャット
11 9月30日 仮面の微笑
12 10月7日 華やかな対決 吉川一義
13 10月14日 明日への乱舞

ネット局[編集]

関西地区では当時の系列局だった毎日放送が東京12チャンネル(現:テレビ東京)の番組を同時ネットしていた関係で、独立UHF放送局サンテレビ・近畿放送(現:京都放送)で1週遅れの水曜20時 - 20時54分に放送された。また、広島地区でも広島ホームテレビでは日本テレビ系列との同時ネット枠としていた[注釈 1]関係で1日遅れの金曜19:00から放送された[2]

前後番組[編集]

NET系 木曜20時台枠
前番組 番組名 次番組
太陽の恋人

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当時、本来日本テレビ系列の広島テレビフジテレビ系列とのクロスネット局であり、この時間帯はフジ系列の同時ネット枠だったためである。逆に、金曜20時台など広島テレビが日テレ同時枠だった時間帯に、広島ホームテレビがフジ系列との同時ネット枠を編成することもあった。その一方で中国放送TBS系列)や広島テレビで、広島ホームテレビの編成から漏れたNET系番組(主に毎日放送制作分)が放送されることがあった。

出典[編集]

  1. ^ a b c 和智正喜「仮面ライダー監督紳士録 第2回 奥中惇夫」『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』 Vol.8《スカイライダー》、講談社、2004年7月9日、30頁。ISBN 4-06-367087-2 
  2. ^ 中国新聞、1971年9月24日、12ページ「24日のテレビ」に放送時間と解説を掲載。