太閤記 サルと呼ばれた男

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太閤記 サルと呼ばれた男』(たいこうき さるとよばれたおとこ)は、2003年12月27日フジテレビ系列『プレミアムステージ』で放送された草彅剛主演の時代劇テレビドラマ。放送時間は21:00~23:24(JST)。

概要[編集]

秀吉を演じた草彅剛の人気にも便乗して高視聴率(20.2%)をマーク、続編として『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』が製作された。

2004年にはビクターエンタテインメントよりDVDも販売されている。 

ストーリー[編集]

松下嘉兵衛は自身の屋敷で小栗ら門下生に教授していたところ、豊臣秀吉からの使いが現れ、3万1千石を与えられ久能城主に命ぜられる。その知らせに驚く門下生。嘉兵衛は秀吉がかつて自分の屋敷にいたことを教え、秀吉の成功の秘訣を聞きたがる門下生たちに秀吉の半生を伝えるのだった。

藤吉郎(後の秀吉)は百姓の身分ながら侍を目指していた。嘉兵衛は藤吉郎を雇ったものの刃傷を好まぬ性格を知るや、侍に向いていないと屋敷から追い出す。

故郷の尾張へ帰った藤吉郎は織田信長と運命的な出会いを果たす。信長は藤吉郎を気に入り、藤吉郎は信長の下に就く。桶狭間の戦いを経て足軽頭になった藤吉郎は、ねねと結婚、弟の小一郎を家来にする。藤吉郎は美濃攻略のために墨俣城を築城し、勝利を収めた功により「秀吉」の名を与えられる。

墨俣城築城に協力した野武士の頭領蜂須賀小六、美濃の斎藤龍興に反旗を翻し、隠居生活を送っていた竹中半兵衛、半兵衛が連れてきた黒田官兵衛らも秀吉の人柄を慕い秀吉の家来になり、結束を固めていく。

だが、金ヶ崎の戦い浅井長政の裏切りにより窮地に陥った信長から秀吉は殿を任される事に。そこでの戦で小一郎の危機を救うため秀吉はついに人を斬ってしまう…。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

関連項目[編集]