太田房江

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日本の政治家
太田房江
おおた ふさえ
生年月日 1951年6月26日(58歳)
出生地 広島県呉市
出身校 東京大学
所属政党 無所属
称号 経済学士
公式サイト スペクター・コミュニケーションズ

第50・51代 大阪府知事
当選回数 2回
任期 2000年2月5日 - 2008年2月5日
退任理由 任期満了
  

太田 房江(おおた ふさえ、1951年6月26日 - )は、日本の女性政治家で、第50代・第51代大阪府知事(2000年 - 2008年)である。本名は齊藤 房江(さいとう ふさえ)で、「太田」は旧姓。スペクター・コミュニケーションズ所属。

目次

[編集] 来歴・人物

広島県呉市出身。愛知県立時習館高等学校を経て、東京大学経済学部経済学科卒業後、1975年通商産業省入省。消費経済課長、近畿通産局総務企画部長を経て、1997年岡山県副知事に就任。1999年通商産業省に復帰し、大臣官房審議官となった。

2000年横山ノック前知事の辞任に伴う大阪府知事選挙に自民党民主党公明党などの推薦を受け立候補し、全国および大阪府初の女性知事となる。2004年には社民党も推薦に加わり、2期目の当選を果たす。2008年、任期満了により大阪府知事を退任した。その後、デーブ・スペクター芸能事務所であるスペクター・コミュニケーションズに所属。2008年6月27日付で大阪に本社を持つ総合ガス企業・エア・ウォーターの非常勤取締役に就任。

[編集] 趣味・嗜好

ガンバ大阪、特に元ガンバ大阪の宮本恒靖の大ファンである[1]

[編集] 大阪府知事としての実績・評価

一般的な活動や選挙活動は通称の「太田房江」で行えるが[2]公文書などの署名は戸籍上の氏名で行う必要があり、本名の「齊藤房江」で行われる。

大相撲の春場所で優勝力士に贈る大阪府知事賞の贈呈を巡り、女人禁制土俵に知事自らが上がりたいという意向を示したが、日本相撲協会に拒まれた。

ふるさと納税に対しては大都市の首長として、石原慎太郎東京都知事などと同様反対の意思を表明した。

2007年11月18日に投票の大阪市長選挙は、各党で対立する立候補があったため、自身が各党からの推薦を受けていた太田は中立の姿勢を示していた。しかし、民主党推薦の平松邦夫が当選すると、平松の事務所で一緒に万歳をしたため、対立候補である關淳一を推薦していた自民党・公明党は強く批判した。太田は「礼儀として当然」と説明した[3]

2008年2月に大阪府知事を退任。2期8年間の主な実績として太田は、シャープ新工場などの企業誘致、関西国際空港の二期工事(第二滑走路供用開始)、治安の改善、行財政改革を挙げた[4]

[編集] 金銭問題

2007年11月に相次いで金銭問題が発覚した。

2004年8月から2007年8月までの間、政治団体「太田房江を支える東京の会」が、太田の母や甥が住むマンションを事務所として経費を計上していた[5]。太田は、活動実態があり政治資金規正法に則った適正な処理を行っていると説明した[6]。自民党大阪府議会議員団は説明が不十分として明細開示を求めたが、太田は政治資金規正法以上の対応はプライバシーの問題があるとして拒否した[7]

2003年以降、府内の中小企業経営者による団体「関西企業経営懇談会」主催の会合に11回出席し、講演の謝礼として計981万円(税抜き883万円)を受け取っていた。参加企業には公共工事の受注企業もあったが、太田は会合出席との関連性を否定した[8]

これらの問題には当初は正当性を主張していたが、後に反省・謝罪するとともに、3選への意欲を示した[9]。また、関西企業経営懇談会から受け取った謝礼は、退任後に府へ全額を寄付するとした[10](後に返還に変更[11])。しかし、過去2回の選挙で太田を支持していた各党が金銭問題を重視し、相次いで不支持を決定。これにより太田は立候補を断念した[12]


[編集] 退任後

府知事を退任後、芸能人としての活動を精力的に行っているが批判も有る。

例えば評論家の三宅久之は、「太田前知事はバラエティー番組にもよく顔を見せているが、大阪府の財政が危機的な水準であるのを知りつつ放置した上に後任者に言わば「丸投げ」し、しかも退職金8000万円超を受取っておいてバラエティーでふざけた態度を取っているのは無責任」と評価し、出演している各番組で同趣旨のコメントを頻繁に行っている。

[編集] 兼職役職

  • 日本住宅協会常任理事

[編集] 出演作

[編集] テレビ

[編集] 映画

[編集] 脚注

  1. ^ 2005年、ガンバ大阪の優勝報告会のスピーチで発言。
  2. ^ 公職選挙法施行令第88条第8項による。タレント政治家#公的場面での芸名(通名)使用も参照。
  3. ^太田知事の平松氏当選祝いに批判集中」 『大阪日日新聞』(ウェブ版)、2007年11月21日。
  4. ^ 2008年2月5日知事退任会見、大阪府。
  5. ^太田大阪府知事の政治団体 母親宅で事務所費計上」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2007年11月1日。「大学生の甥宅にも事務所費/太田知事の政治団体」 『四国新聞』〈SHIKOKU NEWS〉、2007年11月2日。
  6. ^太田・大阪府知事が事務所費の明細開示を拒否」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2007年11月7日。
  7. ^太田府知事:参加の企業経営懇で、副知事らも無料飲食」 『毎日新聞』〈毎日jp〉、2007年11月15日。
  8. ^太田大阪知事:高額謝礼 会員企業が府から計18億円受注」 『毎日新聞』〈毎日jp〉、2007年11月20日。
  9. ^「申し訳ない」と大阪の太田知事 政治とカネ問題で」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2007年11月19日。
  10. ^太田知事「反省している」会見で改めて謝罪」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2007年11月20日。
  11. ^関企懇講師謝礼、任期後に返還 太田・大阪府知事」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2008年1月8日。
  12. ^太田知事、出馬を断念」 『産経新聞』〈MSN産経ニュース〉、2007年12月3日。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


48・49代:
横山ノック
大阪府知事
50・51代:2000 - 2008
52代:
橋下徹