天宮 (宇宙ステーション)

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天宮
Chinese large orbital station.png
大型ステーション完成予想図
各種表記
繁体字 天宮
簡体字 天宫
拼音 Tiāngōng
発音: テェンゴン
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天宮(てんきゅう)は中華人民共和国が計画している宇宙ステーション。2011年9月に1号の打ち上げに成功した。

目次

概要 [編集]

計画の背景 [編集]

中国は2003年神舟5号によって有人宇宙飛行を、2008年には神舟7号によって宇宙遊泳を成功させたが、かつてのアメリカのスカイラブ計画、ソ連のサリュート計画と同様に中国独自の宇宙ステーション保有を目指すようになった。これが天宮である。

しかし本格的な宇宙ステーションの実現には技術的な課題が多い。中国は2008年までに有人宇宙船および船外活動技術を実現しているが、加えて大型打ち上げロケットの開発、宇宙船同士のランデブー・ドッキング技術、物質の循環を伴う長期運用可能な生命維持システム、そして物資の補給船といった技術の習得が不可欠である。天宮では小規模の試験機を通じてこれらの技術を1つずつ蓄積していくものと見られている。

進捗 [編集]

2011年9月1日中国報道官により、初の宇宙ステーション実験機「天宮1号」の打ち上げ延期が公になった[1][2]。天宮打ち上げ用ロケットの「長征2号F」と同系統の「長征2号C」が、8月に実践11号04星の打ち上げに失敗し、衛星を予定の軌道に乗せられなかったことから、原因を解明した後に「天宮1号」の新たな打ち上げ日程を決めるとした。同年9月29日に打ち上げに成功した[3][4]

予定 [編集]

2011年に9月より試験機の打ち上げが始まっており、2020年の完成を目指している。打ち上げには新規開発の長征5号が使われる予定だが、開発遅延により長征5号の運用は2015年以降の予定となっている。1号の打ち上げには、長征2号FT1ロケットが使われた。

天宮1号 [編集]

ドッキング試験宇宙船。2011年に9月29日に打ち上げに成功した。ドッキング技術の習得をこれにより目指す。計画では無人の神舟8号の自動ドッキングを実施し、それぞれ有人の神舟9号神舟10号にドッキングさせ、飛行士が「天宮」へと移動し作業する実験を行う計画。

実験装置室と物資保管室を持ち、宇宙飛行士が乗り移る神舟9号または10号からは研究実験も行われる予定[5]。ただし宇宙飛行士が滞在できる期間はそれほど長くはなく、重量は8.5トンという、宇宙ステーションとしては小型の試験機である。

天宮2号 [編集]

中国が新開発する長征2Fロケットの改造型で2011 - 2015年に打ち上げ予定[6]

天宮3号 [編集]

2015年までに打ち上げ予定。

脚注・出典 [編集]

関連項目 [編集]