天使の卵-エンジェルス・エッグ

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天使の卵-エンジェルス・エッグ』(てんしのたまご-エンジェルス・エッグ)は村山由佳による恋愛小説。小説は、1994年に集英社より刊行された。同年、NHK-FM青春アドベンチャーにて萩原聖人主演でオーディオドラマ化、2006年には映画化もされ、原作小説はミリオンセラーとなった。物語は「僕」こと歩太の目線で描かれている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] あらすじ

美大志望の予備校生・一本槍歩太は、自分の進路について悩んでいた。そんな春先の日、歩太は電車で出会った女性・五堂春妃に心を奪われる。その後、父親の入院している病院で春妃と再会し、彼女が父の主治医の精神科医であることを知る。

現在、斉藤夏姫という恋人がいながら、自分より8歳年上の春妃に惹かれていく歩太。後に春妃が夏姫の実姉であることを知るも、春妃への想いは次第に募っていく…。

[編集] 登場人物

一本槍 歩太(いっぽんやり あゆた)
19歳。美大志望の予備校生。美大に行っても将来は難しいと言われ、普通の大学に通うことを周囲から勧められるが、その結果父のように精神を病んでしまうような人生が来るかもしれないと嫌悪感を抱いている。そんな折春妃と出会い、次第に惹かれていく。
母親の手伝いで飲み屋の料理を作っており、料理の腕は良い。
五堂 春妃(ごどう はるひ)
27歳。精神科医で、歩太の父の主治医。既婚者だが、夫は既に他界している。夫が苦しんでいるのに救えなかった後悔から、精神科医になることを決意する。
斉藤 夏姫(さいとう なつき)
19歳。大学生。歩太の恋人で、春妃の妹。高校の時からぱっと人目をひく存在。歩太との仲が、次第に冷めていっていることを感じる。夏休みに歩太から別れを言い渡されるが、諦められず、度々春妃のもとを訪れては相談に乗ってもらっている。
歩太の父
精神を患い、春妃の勤め先の病院へ入院している。
歩太の母
夫に代わって生活を支えるため、飲み屋を経営している。自分が思うように勉強できなかった過去から、息子である歩太には好きな道に進ませたいと考えている。
渋沢(しぶさわ)
歩太の母の店の常連客。歩太の母と恋仲にある。
長谷川(はせがわ)
春妃の同僚の医者。春妃に気があり、たびたびアプローチしている。

[編集] 天使の梯子

天使の梯子』(てんしのはしご)は2004年に発売された「天使の卵」の続編で、10年後を描いた作品。2006年10月22日、日曜洋画劇場のドラマスペシャルでテレビドラマ化された。

この作品では、慎一の目線で描かれている(ドラマ版は歩太、慎一両方の目線で演出)。

[編集] 登場人物

古幡 慎一(ふるはた しんいち)
21歳。大学生。カフェのアルバイトをしている。高校時代の担任だった夏姫と再会し、次第に惹かれていく。
斉藤 夏姫
29歳。元教師で、現在は信販会社に勤めている。高校時代の教え子だった慎一と付き合い始める。10年前に、姉の春妃を失った出来事に対する自責の念を引きずっている。
一本槍 歩太
29歳。前作「天使の卵」の主人公。
慎一の祖母
ドラマ版では「高野寿美子」という役名になっている。理髪店を営む。慎一と大喧嘩をした翌朝に、心筋梗塞で亡くなる。

[編集] 映像化

天使の卵
監督 冨樫森
製作 岩杉正明(ビーワイルド)
久松猛朗松竹
亀山慶二テレビ朝日
山路則隆集英社
北川直樹ソニー・ミュージックエンタテインメント
八木ヶ谷昭次衛星劇場
渡辺純一スカパー・ウェルシンク
細野義朗(SDP)
脚本 今井雅子
出演者 市原隼人
小西真奈美
沢尻エリカ
戸田恵子
音楽 大友良美
撮影 中澤正行
編集 川島章正
配給 松竹
公開 2006年10月21日
上映時間 114分
  

冨樫森監督作として映画化され、2006年10月21日に松竹により公開された。映画公開の翌日に『天使の梯子』が日曜洋画劇場のドラマスペシャルで2006年10月22日放送。映画の10年後を、映画で沢尻エリカが演じた夏姫の目線で綴る。

[編集] キャスト

天使の卵
天使の梯子

ほか。

[編集] 主題歌

[編集] 書籍情報

[編集] 外部リンク

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