大韓地誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
『大韓地誌』(1899年)
大韓地誌
各種表記
ハングル 대한지지
漢字 大韓地誌
発音 テハンジジ
日本語読み: だいかんちし
テンプレートを表示

大韓地誌(だいかんちし)は、帝政時代の韓国で編まれた地理書。1899年書家としても知られていた玄采が著した。19世紀末の朝鮮半島の地理を詳細に記述している貴重な書籍で、韓国の学校教育でも使われていた。[1][2]

日韓双方が領有権を主張している竹島(韓国名:獨島)を巡る問題で、この大韓地誌に記載されている領域が問題になっている。それはこの書籍には、大韓帝国の領域は北緯33度15分から北緯42度15分、東経124度35分から東経130度35分までと記しているが、実際の竹島の位置は北緯37度14分、東経131度52分であり、大韓帝国の領域に入っていない。(韓国側では大韓地誌の経緯度表示は日本の地理書の内容をそのまま翻訳したからだと駁している。)この領域認識は日本の統治から解き放なたれた1945年以降にも見られ、当時の韓国においても竹島は韓国領でないと広く認識されていたと考えられる。なお、日本海呼称問題においても、大韓地誌では日本海と記載されている。

脚注[編集]

  1. ^ Dokdo-or-Takeshima?: 10/1/07
  2. ^ "The forward (序) of the book was written by Lee Gyu-hwan (李圭桓), who was the director of the editorial office for Korea's Ministry of Education (學部) at the time."

外部リンク[編集]