大阪府都市開発7000系電車
| 大阪府都市開発7000系電車 | |
|---|---|
 | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 泉北高速鉄道[注 1] |
| 製造所 | 川崎重工業車両カンパニー |
| 製造年 | 1996年 - 1998年 |
| 製造数 | 26両 |
| 運用開始 | 1996年7月1日[1] |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電気方式 | 直流 1,500 V（架空電車線方式） |
| 最高運転速度 | 100 km/h |
| 設計最高速度 | 120 km/h |
| 起動加速度 | 2.5 km/h/s[2] |
| 減速度（常用） | 3.7 km/h/s[2] |
| 減速度（非常） | 4.0 km/h/s[2] |
| 自重 |
31.0 t（Tc1車） 28.0 t（Tc2車） 34.0 t（M1／M2／M3車） 28.0 t（T車） |
| 全長 |
20,825 mm（先頭車）[2] 20,725 mm（中間車）[2] |
| 全幅 | 2,844 mm（中間車）[2] |
| 全高 |
4,050 mm[2] 4,075mm（パンタグラフ折り畳み高さ）[2] |
| 車体 | アルミニウム合金[2] |
| 台車 |
モノリンク式ボルスタレス台車 SS-147・SS-047[2] |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機[2] 三菱電機 MB-5039-A3 |
| 主電動機出力 | 170 kW |
| 駆動方式 | WNドライブ |
| 歯車比 | 6.06 (97:16) |
| 編成出力 |
680 kW（2両編成） 1,360 kW（4両編成） 2,040 kW（6両編成） |
| 制御方式 | 3レベルIGBT素子VVVFインバータ制御[2] |
| 制御装置 | 日立製作所 VFI-HR1420A |
| 制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ[2] |
| 保安装置 | ATS-N/ATS-PN |
大阪府都市開発7000系電車（おおさかふとしかいはつ7000けいでんしゃ）は、1996年（平成8年）から大阪府都市開発（現・泉北高速鉄道）が導入した通勤形電車である[2]。
本項では、2007年に登場した7020系電車についても記述する。また、難波方先頭車の車両番号+F（Formation=編成の略）を編成名として表記する。
概要
老朽化した100系の置き換えを目的として、1996年に登場した[2]。
制御装置にはIGBT素子のVVVFインバータ制御装置を、台車にはモノリンク式のボルスタレス台車を同社で初採用した。またパンタグラフは新たにシングルアーム式を採用した[2]。
車体は川崎重工業製のアルミ合金製で、南海電気鉄道が車両限界を拡大したことにより、5000系よりも車体幅が最大約10cm拡大され、裾絞りのある車体断面となったこともあり、全体的に丸みを帯びたデザインとなっている[2]。前面貫通扉には、貫通幌を収納可能な自動開閉式の両開きプラグドアを採用し、見付け向上と編成の柔軟化が両立されている[2]。
車体塗装は5000系を踏襲したアイボリー地にブルーとライトブルーの帯を配したもので、営業運転開始直前に先頭車側面のブルーラインの窓下部分に「SEMBOKU」ロゴが貼り付けられた[3][注 2]。なお9300系の導入に合わせて、帯はブルーのみに順次変更されている。
機能面では5000系に引き続き車両制御情報管理装置（TIS）を採用しているが、従来の制御指令の伝送や車載機器へのモニタ機能のみならず、空調や種別・行先表示器、車内案内表示器等のサービス機器の制御が可能となり、機器の集約化による操作性向上を図っている。
内装
5000系の内装を基本としつつ、「人にやさしい、きめ細やかな、旅客サービス」をデザインテーマとしており、各部に変更が加えられている。座席の袖仕切りにはスタンションポールを設置し、立席客に配慮している。座席モケットは5000系のワインレッドからローズ系のものに変更、また床材は中央通路部を明るいベージュ系の砂地模様とすることで、車内全体に明るさを演出している[注 3]。乗降扉は本体とガラス面を平面化することにより、戸袋への引込み防止対策としている。
バリアフリー対応では、従来の中間車のみに加え、先頭車にも車椅子スペースが設けられた（各車両の和泉中央寄り）。車内案内表示器については引き続きLED式を千鳥配置としている。
-
7000系 車内
（座席モケット等交換後）
50番台
2005年、車両運用効率化と保有車両数の削減を目的として、7511F（4両編成）の先頭車（7511・7512）が増結用の2両編成（7551-7752）に改造された[4]。7512を改造した7752は制御電動車となった。またパンタグラフは制御車の7551に搭載された[注 4]。
中間車2両は7006が7202、7106が7602（電装品を7752に提供して付随車化）に改造・改番の上7509Fに組み込まれ、同編成は6両編成となった[4]。
編成
1996年から1998年にかけて6両編成×1本、4両編成×5本が製造され[注 5]、2017年3月現在、6両編成が2編成、4両編成が3編成、2両編成（50番台）が1編成の計26両が在籍・運行している。
4両編成は7020系7525Fとも併結して運用される。その場合、本系列は和泉中央方に連結される。
| 7501-7001-7101-7601-7201-7502 |
| 7503-7002-7102-7504 |
| 7505-7003-7103-7506 |
| 7507-7004-7104-7508 |
| 7509-7005-7105-7510 |
| 7511-7006-7106-7512 |
- 6両編成
← 難波 和泉中央 →
|
||||||||
| 形式 | クハ7501 (Tc1) |
モハ7001 (M1) |
モハ7101 (M2) |
サハ7601 (T) |
モハ7201 (M3) |
クハ7502 (Tc2) |
竣工 | ラッピング履歴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7501 | 7001 | 7101 | 7601 | 7201 | 7502 | 1996年6月12日[5] | |
| 7509 | 7005 | 7105 | 7602 (旧・7106) |
7202 (旧・7006) |
7510 | 1998年5月8日[6] | パチンコ店ラッピング電車（2009年 - 2013年6月） 大型児童館ビッグバンラッピング電車「フロンティア号」（2017年10月 - 2021年4月） | |
| 備考 | 弱冷車 | 女性専用車両ステッカー | ||||||
- 4両編成
← 難波 和泉中央 →
|
|||||
| 形式 | クハ7501 (Tc1) |
モハ7001 (M1) |
モハ7101 (M2) |
クハ7502 (Tc2) |
竣工 |
|---|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7503 | 7002 | 7102 | 7504 | 1996年6月12日[5] |
| 7505 | 7003 | 7103 | 7506 | 1997年3月27日[5] | |
| 7507 | 7004 | 7104 | 7508 | 1997年3月27日[5] | |
| 備考 | 弱冷車 | 女性専用車両ステッカー | |||
- 2両編成
← 難波 和泉中央 →
|
||||
| 形式 | クハ7551 (Tc) |
モハ7552 (Mc) |
竣工 | 改造年 |
|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7551 (旧・7511) |
7752 (旧・7512) |
1998年5月8日[6] | 2005年 |
7020系
| 大阪府都市開発7020系電車 | |
|---|---|
 | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 泉北高速鉄道 |
| 製造所 | 川崎重工業車両カンパニー |
| 製造年 | 2007年 - 2008年 |
| 製造数 | 18両 |
| 運用開始 | 2007年4月30日 |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電気方式 | 直流 1,500 V（架空電車線方式） |
| 最高運転速度 | 100 km/h |
| 設計最高速度 | 120 km/h |
| 起動加速度 | 2.5 km/h/s |
| 減速度（常用） | 3.7 km/h/s |
| 減速度（非常） | 4.0 km/h/s |
| 自重 |
31.0 t（Tc1車） 28.0 t（Tc2車） 34.0 t（M1／M2／M3車） 28.0 t（T車） |
| 全長 | 20,825 mm |
| 全幅 | 2,844 mm |
| 全高 | 4,090 mm |
| 車体 | アルミニウム合金 |
| 台車 |
モノリンク式ボルスタレス台車 SS-173M・SS-173T・SS-173TC |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機 三菱電機 MB-5039-A3 |
| 主電動機出力 | 170 kW |
| 駆動方式 | WNドライブ |
| 歯車比 | 6.06 (97:16) |
| 編成出力 |
680 kW（2両編成） 1,360 kW（4両編成） 2,040 kW（6両編成） |
| 制御方式 | 2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御 |
| 制御装置 | 日立製作所 VFI-HR1420P |
| 制動装置 | 回生ブレーキ（全電気式）併用電気指令式空気ブレーキ |
| 保安装置 | ATS-N/ATS-PN |
車齢約30年に達していた3000系初期車両を置き換えるため、2007年より製造された。大阪府都市開発（泉北高速鉄道）では11年ぶりの新形式で、7000系をベースとしながらバリアフリーのニーズの変化や技術進歩に応じた設計変更が行われている。製造は引き続き川崎重工業が担当した。なお、本系列は大阪府都市開発時代最後の新製車両となった[注 6]。
制御方式はIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御であるが、回路方式を7000系の3レベルから2レベルに変更している。また空転時の再粘着性能を向上するためトルク応答性の高いベクトル制御を採用し、全電気ブレーキにも対応している。台車は引き続きモノリンク式ボルスタレス台車であるが、安全性・乗り心地向上とコスト低減のため7000系から台車枠形状を見直している。
外観は、製造コスト削減・保守軽減のため、先頭車前面のプラグドア式貫通幌カバーは廃止し、幌を剥き出しとしたシンプルな貫通構造となった。前照灯にはHIDを採用し、上部の種別・行先表示器の隣に配置した。標識灯の形状についても丸形から四角形に変更し、7000系よりも直線基調ですっきりとした顔立ちとなっている。
内装
車内は従来車をベースに、各所に改良が加えられている。変更内容は以下の通り。
- 1人あたりの座席幅を従来の440 mmから460 mmに拡大。
- 乗務員室の仕切りを350 mm客室側に移動し、乗務員室長を2,000 mmに拡大。
- スタンションポールを7人掛け座席中間部にも追加設置。
- 乗降扉室内側の化粧板を廃止。
- 難燃性基準[注 7]の改正により樹脂製の蛍光灯カバーを廃止し、蛍光灯数を削減。
- ラインデリア整風板を両端の角に丸みがあるものに変更。
- つり手を丸形（○）から三角形（△）に変更。
- 混雑時の対策として出入口付近の枕木方向につり手を追加、2種類から3種類の高さのつり手を設置。優先座席側を従来のグレーからオレンジ色に変更。
- 座席モケットを模様入りの紫に近いものに、優先座席は従来のグレーからオレンジ色に変更。いずれも着席定員を明確化するため背擦りにダイヤ柄の模様が入っている。
- 座席袖仕切りを大型化。
- 窓ガラスをブロンズ色から濃緑色に変更し、新たにUVカットガラスを採用。
- 車内案内表示装置を液晶ディスプレイ式に変更[注 8][注 9]。なおディスプレイは2画面対応準備工事済みとなっている。
-
7020系 車内 -
LCD式車内案内表示器
編成
2017年3月現在、6両編成が2編成、4両編成が1編成、2両編成が1編成の計18両が在籍・運行している。
1次車の6両1編成は、2007年2月28日までに陸送にて光明池検車区へ搬入され、3月6日より試運転を開始、4月30日より営業運転を開始している[7]。2次車は2008年に2両・4両・6両各1編成の計12両を製造、同年3月31日より順次営業運転を開始した[8]。
当初より性能面・機能面とも7000系との併結に対応しており、4両編成（7525F）は主に7000系4両編成と併結して運用される[注 10]。7000系と7020系では貫通路のサイズが異なるため、併結時は7020系側にアダプタを取り付ける[9]。
-
出場試運転（2007年4月） -
連結面
（左:7020系 右:7000系）
- 6両編成
← 難波 和泉中央 →
|
||||||||
| 形式 | クハ7521 (Tc1) |
モハ7021 (M1) |
モハ7121 (M2) |
サハ7621 (T) |
モハ7221 (M3) |
クハ7522 (Tc2) |
竣工 | ラッピング履歴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7521 | 7021 | 7121 | 7621 | 7221 | 7522 | 2007年4月19日[10] | 和泉中央駅開業20周年記念列車（2015年4月 - 2016年4月） 鉄道むすめ『和泉こうみ』ラッピング電車（2016年4月 - ） |
| 7523 | 7022 | 7122 | 7622 | 7222 | 7524 | 2008年3月28日[10] | パチンコ店ラッピング電車（2013年7月 - 2016年2月） | |
| 備考 | 弱冷車 | 女性専用車両ステッカー | ||||||
- 4両編成
← 難波 和泉中央 →
|
|||||
| 形式 | クハ7521 (Tc1) |
モハ7021 (M1) |
モハ7121 (M2) |
クハ7522 (Tc2) |
竣工 |
|---|---|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7525 | 7023 | 7123 | 7526 | 2008年3月28日[10] |
| 備考 | 弱冷車 | 女性専用車両ステッカー | |||
- 2両編成
← 難波 和泉中央 →
|
|||
| 形式 | クハ7571 (Tc) |
モハ7772 (Mc) |
竣工 |
|---|---|---|---|
| 車両番号 | 7571 | 7772 | 2008年3月28日[10] |
改造工事
転落注意放送装置設置
2012年度から2013年度にかけて、両系列の先頭車に転落注意放送装置が設置された[11]。視覚障がい者が先頭車同士の連結部から転落するのを防ぐためのもので、開扉時に注意放送を行う。
機器二重化改造工事
2015年から2016年にかけて、両系列の4両編成を対象に補機類の二重化改造工事が実施された[12]。4両での単独運転を見据えたもので、Tc2車（7504・7506・7508・7526号車）に静止形インバータ（SIV）とコンプレッサーを増設した[13][14]。当初からSIVとコンプレッサーを搭載するTc1車についてもコンプレッサーが交換され、増設側と機種を統一させている。
-
Tc2車に増設されたSIV（右）とコンプレッサー
ラッピング
パチンコ店ラッピング
- 車体側面全体にパチンコ店がモチーフにしている薔薇の柄のラッピングがデザインされており、2009年から2013年6月までは7509Fに[15]、同年7月から2015年2月までは7523Fにそれぞれ施された。
鉄道むすめ「和泉こうみ」ラッピング
- 2015年4月11日より、「和泉中央駅開業20周年記念イベント」の一環として7521Fに記念ラッピングが施された[16]。
- 本来はスタンプラリー終了と同時期に運行を終了する予定であったが、利用客から好評で2018年6月以降も引き続き運行されることとなった。
大型児童館ビッグバン「フロンティア号」ラッピング
- 2017年より、7509Fに大阪府立大型児童館ビッグバンのキャラクター等をデザインした「フロンティア号」のラッピングが施され、同年10月2日に運行を開始した[19]。
-
パチンコ店ラッピング車（7523F） -
「和泉中央駅開業20周年記念列車」ラッピング編成（7521F） -
大型児童館ビッグバン「フロンティア号」ラッピング（7509F） -
「フロンティア号」側面ラッピング
運用
両系列とも泉北高速線内（中百舌鳥駅折り返し）の各駅停車と、南海高野線に直通する準急、区間急行に使用される。貫通形の構造を活かし、6両編成または8両編成で運転されている。2013年7月までは平日朝ラッシュ時の10両運転にも使用されていた[15]。
平日朝ラッシュ時の8両編成の区間急行難波行きのうち、前から4両目の車両は和泉中央駅 - 天下茶屋駅間で女性専用車両に設定されており、6両編成のサハ7601形・サハ7621形と4両編成のクハ7502形・クハ7522形にこれを示すステッカーが貼られている[注 11]。
2015年12月5日ダイヤ改正から2017年8月26日ダイヤ改正まで、泉北高速線を日中に走行する一部の各駅停車が4両編成で運行されたが、この運用には南海の車両が充当されたため、機器二重化改造工事を行った後も両系列が4両単独で営業運転された実績はない。
全般・重要部検査は、2002年度から自社光明池車庫にて行われていた[20][注 12]が、南海グループ参入後の2016年からは再び南海電鉄千代田工場に変更されている。このため入出場の回送時に限り、南海高野線中百舌鳥駅 - 千代田工場間を走行する[9]。
参考文献
- 「新型車両プロフィールガイド 泉北高速鉄道7000系」『鉄道ジャーナル』第30巻第08号、鉄道ジャーナル社、1996年8月、82-85頁。
- 大阪府都市開発（株）技術部車両課 小田秀人「新車ガイド2 7月1日から営業運転開始 泉北高速鉄道7000系」『鉄道ファン』1996年8月号（通巻424号）、交友社、1996年、53-56頁。
- 大阪府都市開発（株）技術部車両課 戸田悦功・大脇崇司「新車ガイド4 3000系の置換えを目的に導入された新形通勤車両 泉北高速鉄道7020系」『鉄道ファン』2007年7月号（通巻555号）、交友社、2007年、90-93頁。
脚注
注釈
- ^ 2014年に大阪府都市開発より改称。
- ^ ロゴの設定は既存の3000系・5000系にも波及した。
- ^ 現在は7020系に準じた座席モケット、三角形のつり手に交換されており、後者については出入口付近の枕木方向にも増設されている。本系列で採用された床材の模様は、トーンを若干変化させながら7020系や5000系の大規模修繕工事まで採用が続けられた。
- ^ 2両編成では制御車にパンタグラフを搭載するという構成は、7020系にも引継がれている。
- ^ 7505F以降は、側面の車両番号表記がプレートから切り抜き文字に変更されている。
- ^ 2014年に南海グループへ参入、泉北高速鉄道へ商号変更したため。
- ^ 鉄道に関する技術上の基準を定める省令の第83条（車両の火災対策）に関する解釈基準を指す。
- ^ 表示内容は小田急4000形などに準じているが、次駅・行先にはふりがなが併記される。従来車同様乗降ドア上部への千鳥配置で、現在の走行位置に加え、駅ホームの階段・エレベーター・エスカレーターや車両の停車位置も表示される。
- ^ これに伴い映像情報配信装置（VIS）が搭載され、車両制御情報管理装置（TIS）にVIS制御・モニタリング機能が追加された。併結が想定される7000系についても、ソフトウェア変更により同機能の追加が行われた。
- ^ 7525Fは難波方先頭車（7525号車）に貫通幌を装備していたが、2014年には撤去され難波方に連結されるようになった。10両編成では必ず和泉中央方に連結されていた。
- ^ 泉北高速線の列車に女性専用車両が設定されたのは、2015年12月5日ダイヤ改正時である。
- ^ ただし一部の定期検査業務は引き続き南海に委託され、完全に直営で実施するようになったのは2004年度からである[20]。
出典
- ^ 「泉北高速に新型7000系 7月1日から営業開始」『交通新聞』交通新聞社、1996年4月11日、3面。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 「新型車両プロフィールガイド 泉北高速鉄道7000系」『鉄道ジャーナル』第30巻第08号、鉄道ジャーナル社、1996年8月、82-85頁。
- ^ 「POST 7/1,泉北高速鉄道7000系,営業運転開始」『鉄道ファン』1996年10月号（通巻426号）、交友社、1996年、118頁。
- ^ a b 大阪府都市開発（株）技術部車両課 大脇崇司「大阪府都市開発7000系 編成組替工事」『鉄道ピクトリアル』2005年10月臨時増刊号（通巻767号 鉄道車両年鑑2005年版）、電気車研究会、2005年、174-175頁。
- ^ a b c d 「新製車両一覧表」『私鉄車両編成表’97年版』ジェー・アール・アール、1997年、158-159頁。
- ^ a b 「新製車両一覧表」『私鉄車両編成表’99年版』ジェー・アール・アール、1999年、163頁。
- ^ 「POST 4/30,泉北高速鉄道7020系,営業運転開始」『鉄道ファン』2007年8月号（通巻556号）、交友社、2007年、195頁。
- ^ “泉北高速鉄道7020系増備車,運転開始”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2008年4月1日) 2024年1月10日閲覧。
- ^ a b “泉北高速鉄道7020系7525編成が千代田工場へ”. 『鉄道ファン』交友社 railf.jp 鉄道ニュース (2016年5月28日). 2016年5月28日閲覧。アダプタを装備したままのため、幌枠が二重である。
- ^ a b c d 「新製車両一覧表」『私鉄車両編成表’08年版』ジェー・アール・アール、2008年、171頁。
- ^ “2014年 安全報告書” (pdf). 泉北高速鉄道 (2014年9月). 2024年4月16日閲覧。6頁に記載がある。
- ^ 「泉北高速鉄道の概況」『鉄道ピクトリアル』2023年10月臨時増刊号（通巻1017号）、電気車研究会、2023年、124頁。
- ^ 「2014年度 車両動向一覧表 改造車両・車号変更」ジェー・アール・アール（編）『私鉄車両編成表2015』交通新聞社、2015年、206頁。
- ^ 「2015（平成27）年度 車両動向一覧表 改造車両・車号変更」ジェー・アール・アール（編）『私鉄車両編成表2016』交通新聞社、2016年、203頁。
- ^ a b 「南海高野線 各列車の顔触れ」『関西の鉄道』2012年初秋号（通巻61号）、関西鉄道研究会、2012年、86頁。
- ^ “泉北高速7020系に和泉中央駅開業20周年記念ラッピング”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2015年4月12日) 2024年4月14日閲覧。
- ^ 『（リンク切れ）鉄道むすめ「和泉こうみ」ラッピング電車デザインのリニューアルについて』（プレスリリース）泉北高速鉄道、2016年3月15日。2016年9月29日閲覧。
- ^ “泉北高速7020系「和泉こうみ」ラッピング編成に小変化”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2017年3月6日) 2024年4月14日閲覧。
- ^ “泉北高速鉄道でラッピング車両「フロンティア号」が登場”. 鉄道ファン. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2017年10月8日) 2024年4月14日閲覧。
- ^ a b 「大阪府都市開発 泉北高速鉄道の現況」『鉄道ピクトリアル』2008年8月臨時増刊号（通巻807号）、電気車研究会、2008年、98・103頁。
外部リンク
- 7000系|車両図鑑 - 泉北高速鉄道
- 7020系|車両図鑑 - 泉北高速鉄道
- 編集長敬白アーカイブ 泉北高速鉄道7020系誕生。 - ウェイバックマシン（2015年5月11日アーカイブ分） - 鉄道ホビダス
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