大貝獣物語
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| ジャンル | ロールプレイングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン |
| 開発元 | バースデイ |
| 発売元 | ハドソン |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 24Mbitロムカセット |
| 発売日 | 1994年12月22日 |
| 価格 | 10,900円(税抜) |
| 売上本数 | 30万本 |
『大貝獣物語』(だいかいじゅうものがたり)は、1994年12月22日にハドソンから発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
前作『貝獣物語』からの続編。なお、発売元がナムコ(現・バンダイナムコゲームス)からハドソンに移った。
シリーズ作品に続編『大貝獣物語II』(1996年発売)及びトレーディングカードゲームの『大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE』などがある(詳しくは貝獣物語#続編を参照)。
2006年11月27日に大貝獣物語の1作目が『大貝獣物語MOBILE』のタイトルでFOMA用iアプリとして配信された。
目次 |
[編集] 概要
上述のとおり、本作は続編ものである。が、前作『貝獣物語』の物語と直接に繋がりはないため、本作からプレイしても支障はない。
本作の特徴として、「すけっと」システムが挙げられる。Aすけっと、Bすけっと、Cすけっとに分けられた仲間がそれぞれの能力を駆使して主人公を助けてくれる。序盤からほとんどの仲間(Aすけっと)が揃っているのも特徴。
戦闘中、他の仲間に話しかけること(攻撃で仲間を選ぶことで可能)も可能なバトルトークシステムや
自分だけの町が作れる「我が町システム」 (4つの区画に武器屋など好きな店を作ったり、町を名前を変更することが可能) も本作品での特徴のひとつである。
[編集] 物語
舞台は、幻大陸『シェルドラド』。
シェルドラドにはさまざまな種族が共存しており、数年来、平和な生活を送ってきた。そんなある日、かつて世界を恐怖に陥れた、大魔王ファットバジャーの復活を予兆した貝獣村の仙人は、異世界(=地球)から、ファットバジャーを封印した『火の貝の勇者』を再び召喚することを提案する。
そして、シェルドラドに召喚された主人公は勇者として迎えられ、『火の貝』を携え、魔王ファットバジャーの復活を調査する旅へて出発した。
[編集] 登場人物
- 火の貝の勇者(デフォルト名なし、デラックスボンボン漫画版ではカズマ)
- 本作の主人公。貝獣村の仙人によって『シェルドラド』に召喚された地球人。火の貝の所持者で、名前の通り火属性の魔法や特技を習得する。逆に、水属性の魔法には弱い。ステータスはオールマイティ型で、攻撃魔法・回復魔法をバランスよく習得する。なお、本作の主人公はドラゴンクエストシリーズの主人公と同じくRPGの基本を踏襲した「喋らない主人公」であり、基本的に「はい」か「いいえ」でしか答えることはない。主人公の名前を決める際に空白のままだと「ハドソン」と言う名前になる。
[編集] Aすけっと
パーティの一員として主人公と共に戦う。最大3人まで連れて行けるが、主人公のいない特定のイベントでは4人連れて行ける。
[編集] 貝獣
主役格として扱われておりオープニングから登場するが、ゲーム中では彼らを一度も仲間に入れなくともクリア可能となっている。
- バブ
- 貝獣村出身の貝獣。責任感が強く、主人公の相棒として活躍する。全体的に平均以上のステータスを誇る万能型。武器はブーメランで、剣に比べて攻撃力は低いものの常に全体を攻撃できる。運がずば抜けて高く、会心の一撃や2回攻撃など高ダメージを与える「ラッキー」が出やすい。大地、菌属性の魔法を習得する。水・雷系の魔法のダメージを受けない。貝獣シリーズ通して出演するキャラクターの一人。
- 肩書きは前作と変わらず、大地の貝の勇者。しかし装備品の設定ミスなのか、専用の防具が大地の盾でなく水の盾になっている。地属性には耐性を持たず水属性を無効化する体質と設定されていることも重なり、水の貝の勇者と誤認するプレイヤーも存在した。
- クピクピ
- 貝獣村出身の貝獣。性格は臆病で引っ込み思案。魔法のエキスパートで、回復魔法から風属性の攻撃魔法まで幅広く習得する。特に回復と防御の支援にかけては優秀。攻撃力、防御力、体力などのステータスは全体的に低いものの、一方でステータス異常にならないことが強みである。
- 大気の貝の勇者。ただし、風属性の最強魔法は習得できない(攻略本等では習得できるように記述されているため、バグと思われる)。
- ポヨン
- 貝獣村出身の貝獣。非常にのんびりした性格でマイペース。攻撃力と防御力が高く、敵の特殊攻撃を目の当たりにすることで習得する「体感魔法」を使うことができる。足が遅かったり魔法全般に弱かったりという弱点がある。
- 仲間にするための条件が難解で分かりづらく、作品中でもヒントが無いため、仲間にしないままクリアしてしまうプレイヤーが続出した。
- ポヨン専用の盾はバブと入れ替わりで大地の盾になっているが、本来はこちらが水の貝の勇者である。ただしあらゆる属性攻撃に弱いと言う弱点は、水属性に対しても例外ではない。
[編集] その他
- ザルドン
- 石族の集落、ヘクス村の長。体が石で出来ており、防御力は仲間の中で最も高い。もともと石なので石化魔法や地属性魔法を無効化する。しかし、その他の魔法にはめっぽう弱く、ステータス異常にもなりやすく、鈍重な上に装備できる武具が少ないのが欠点。
- ガロウ
- 狼族の数少ない生き残り。片目を奪った同族を追って旅をしている。攻撃力・攻撃性能が非常に高く、体力はずば抜けて高い。逆に、防御力が仲間の中で最低で、ザルドンと同じく魔法全般に弱い。また魔法を使う際に必要なMPがゼロであるため、全仲間で唯一魔法を使えない。ただし、特技は持っている。
- キラー
- ドグラー暗殺隊を抜けたアサシン。仲間の中でも戦闘能力が高く、中でも素早さも高い。また両手に武器を持ち二回攻撃ができるという特性を持つ。ザルドンやガロウ同様、補助魔法全般に弱いためステータス異常になりやすく、光系魔法が弱点。
- キララ
- コルドバーン地方にあるハーモニー城の王女。王女の身分にうんざりして、城を抜け出した。回復と水属性の魔法をバランスよく習得し、MPも非常に高い。他の女キャラと比較して体力はそれほど低くなく、素早さが高めなのと女性キャラの中で唯一盾を装備できるのも強み。水属性魔法を無効化できるが、火属性魔法にめっぽう弱い。武器は鞭で攻撃力は低めだが、序盤は武器での攻撃でも活躍できる。
- トキア
- 天候魔導師の少女。幼い頃、ストームバードにさらわれ、魔導士ディーマによって助けられた。武器は弓。天候魔法を習得し、さまざまな属性攻撃に優れている。他の女キャラと比較して素手の力はそれほど弱くないが、体力が低い。
- マギー
- 自称、大魔導士で元気な101歳。しかし酔った勢いで手を出した女の子に殴られたショックで魔法を全て忘れてしまう。大のお酒と女好き。力と体力は弱いが、知力(MP)は仲間の中で最も高く、さまざまな攻撃魔法を習得する。また魔法耐性が高く、敵からの特殊攻撃に強い。
- バード
- バドラー島の警備隊長を努める鳥族。素早さが高く、風属性の魔法を習得する。ただし防御力がやや弱い。鳥族という特製上、風・地属性魔法は効かないという利点があるので、戦闘する場所やイベントによってはかなり強いキャラクターとなる。
- リンダ
- リトルヘブンの教会で生まれ育ったシスター。ドグラーに殺された両親の仇を討つためにパーティに参加する。旅先で亡くなった人たちにお祈りをする優しさを持つ。攻撃力が最低で攻撃魔法も限定的なため肉弾戦には全く向かないが、回復魔法や補助魔法を数多く習得し状態異常にもかかりにくい。
- ポット
- 隠しキャラ。壷に閉じ込められた召喚士で、召喚獣を使った悪行の振る舞いからエベルによって壺に封印されてしまう。ファットバジャーを自分の召喚獣にすることを夢にしている。作中では自身の素性を暗示する発言があり、素性は次回作で明らかになる。ステータス的にはマギーと同じ魔法使いタイプで、体力・攻撃力は皆無だが魔力が非常に高く、また召喚魔法を全キャラ中唯一習得できる。壺を防具として使用し、最強の壺は全装備中でも飛びぬけて高い守備力を誇る。
- ロボット(名前変更可能)
- オーラの玉(?)から生まれたロボット。ギャブ・ファー軍の兵器だったが故障で優しい心の持ち主となり、主人公達の仲間となる。戦闘には参加しないが、一定確率で敵の攻撃から主人公達をかばう。イベントが進むにつれ、外見が大きく変わっていく。また、ロボットにはステータスが指定されていないので、攻撃を受けてもダメージは一切受けない。
[編集] Bすけっと
コマンド「すけっと」で呼び出す事ができ、特定条件下で呼び出すとそれぞれの能力で主人公を助けてくれる。
- ピッギー
- オーク族の女性。力持ちで大きな岩をどかす事ができる。
- ミャン
- ピクシーの少女。サラの妹。小さな穴の中に入る事ができる。
- クイック
- ロープ投げの名人。サンドサイドで井戸にはまっていたところを主人公に助けられる。高いところにロープを引っ掛けて渡る事ができるが、引っ掛かりがないと渡れない。
- ドロン
- 墓場に閉じ込められた大泥棒の幽霊。ダンジョン内を偵察する事ができる。
- ゲンジ
- マーナリーの漁師。海で魚やアイテムを釣る事ができる。
- ポチ
- ピープーが発明したロボット犬。町で地中に埋まったアイテムを掘り起こす事ができる。
- プー
- モグール族の子供。親とはぐれたところをミルミーに拾われた。トンネルを掘って最後に立ち寄った町に戻る事ができる。
[編集] 裏Bすけっと
Bすけっとと役割は同じだが仲間にしなくてもゲームの進行には影響はない。全員が貝獣で構成されており、フィールドでしか使用できない。
- ジーサ
- ダジャレ好きの貝獣のじいさん。呼べばひたすらダジャレを聴かせてくれる。
- トンガリ
- ロック好きの貝獣。ギターを奏でるによって敵を呼び寄せる事ができる。
- パタパタ
- 鳥型の貝獣。フィールド上を偵察する事ができる。
※「大貝獣物語MOBILE」では集まったスタンプの数を教えてくれる
- メロディ
- 女性の貝獣。ハープを奏でる事によって敵の出現を抑える事ができる。
- ヘケメケ
- スタンプラリーを完全制覇する事によって仲間になる貝獣。フィールド上で呼べばいつでもアイテムを売ってくれる。
[編集] Cすけっと
Bすけっとと違い特定の場所(ウロを除く)に常駐し主人公を助けてくれるすけっと。
- アロエス
- サボテン族の少女でチクリーの村長カクタスの娘。2つの薬品系アイテムを調合して薬を作る事ができる。
- ディープ
- ドラドシティ地下のドックにいる発明家。潜水艦の開発者。2つの物質系アイテムを混ぜ合わせて発明品を作る事ができる。ネーミングセンスが悪い。
- ピープー
- ディープの助手。気弱な性格。ポチの製作者。師弟揃ってネーミングセンスが無い。よく名前を間違われる(ピーピー、プープー、ピーポーパー、プリプリなど)。ただし、ディープに関してはわざと間違えている可能性が高い。
- ラバン
- マーナリーの町にいる鍛冶職人。主人公の剣を鍛えてくれる。
- ウロ
- 世界中を旅する遊牧民。世界のどこかでテントを構えており、主人公達を休ませてくれる。
[編集] その他
- 貝獣仙人
- 全ての貝獣を束ねる長。ファットバジャーの復活を予見し火の貝の勇者を召喚する。
- クシューラ
- ブリッジタウンで出会う記憶喪失の少女。自分の記憶探しのため旅に出る。
- グレートノーム
- 1000年を生きるという老賢者。主人公達に幾度も助言を与える。
- ミルミー
- グレートノームの娘で四オババの一人。ラミールに住んでいたが謎の宇宙船の襲撃を受けマユにされてしまう。マユの中で寝ていたらしい。
- マージ
- グレートノームの娘で四オババの一人。ウエストサイドに住んでいる。
- コリコット
- グレートノームの娘で四オババの一人。サンドラに住んでいたがドラドシティーの異変に気付き旅立つ。ゼニムが嫌い。
- エベル
- グレートノームの娘で四オババの一人。パール島に一人で住んでいる。ポットを壷に封印した張本人。
[編集] ドグラー一味
- カイル
- 主人公たちが初めて闘うボスキャラ。ドグラーの右腕で、捕まった仲間を抹殺したり、薬売りに変装して主人公たちに接触するなどスパイ活動を主な任務としている。敗北後ドグラーに捨てられるが霊を操る力を身に付け、リンダの故郷リトルヘブンの人達の魂を抜き取っていた。
- ドグラー
- 悪の商人。ファットバジャーを復活させるべく生贄の女性を集めている。リンダの両親の仇。物凄いデブでそのせいで首が無い。自称『悪のプリンス』
- ゼニム
- 元ドグラーの部下でサンドラの町を治める富豪。裏ではファットバジャーの復活を企んでいる。ドグラーの部下ではあるが、上司をかなり嫌っていたようで、ドグラーが死んで喜んでいる。本来戦闘能力は無いに等しいのだが、ダメージを無効化する魔法の鎧と魔法大全集を何処からか入手し、戦う時はこれらを使用する。オカマ口調。合計で二回戦い、一回戦後の命乞いを聞き入れてしまうと不意打ちで体力を減らされてしまうなど姑息な人物である。
- ギルマーダ
- ドグラー暗殺隊の長でキラーの育ての親。ドグラーの死後、暗殺隊が壊滅した後も抜け忍となったキラーの命を狙っている。殺しを躊躇うキラーに「お前は殺人マシーンだ」と吐き捨てるが、本心では殺しの愚かさ、キラーを暗殺者に育ててしまったことを悔やんでおり、その償いにキラーの手に掛かって死ぬことを望んでいる。成長したキラーが自分を超えることを望むなど、我が子の成長を望む父親を思わせる。
[編集] ギャブ・ファー一味
- ファットバジャー
- かつてシェルドラドを支配していた大魔王。4人の勇者によってオーラの玉に封印されていたが、最後の力を振り絞り玉に亀裂を入れ、宇宙を放浪していたギャブ・ファーをシェルドラドに呼び寄せる。ドラドシティーで貝の勇者に敗れた後はギャプ・ファーに回収され、ラストダンジョンで改造されて再び目の前に立ち塞がる。
- バヌーダ
- ディープ博士の潜水艦を盗んだモンスター。人質を捕りながらも自分から人質を主人公達の方に殴り飛ばしてしまうなどかなり間抜けな正確。戦闘中にグラフィックが変化する。
- グジュー
- ギャブ・ファーの娘でクシューラの本当の姿。ドグラーやゼニムを操りオーラの玉を奪取しようとした。バイオベースでの指揮を任されており、シェルドラド中から集めた人々をモンスターに改造したりしていた。貝の勇者に興味を持ち、仲間に誘ったりする。ギャプ・ファー基地での戦闘後は主人公に対して情が移り、その事をギャプ・ファーに意見したため、殺害される。最後に主人公に対して仲間になりたかった事を言い残して息絶える。
- クインアンティー
- ギャブ・ファー前線隊長。永遠の谷捜索の為に貝獣島へ侵攻し、住民たちを全員ギャブ・ファーの基地へと連れ去る。
- ドクター・ノヴァ
- ギャブ・ファー親衛隊の大幹部で科学者。基地の地下でさらってきた人間の栄養分を吸い取り、ギャブ・ファーの卵の育成及び防衛を行っていた。戦闘中にダイダロス-3を呼び寄せる。
- プリンス
- ノヴァが守っていた部屋に置かれていた卵から羽化したギャブ・ファーの跡取りとなる息子。
- ヘラクライス
- ノヴァと同じくギャブ・ファー親衛隊の大幹部。手下を先に戦わせてから挑むなど姑息。
- ギャブ・ファー
- 宇宙から飛来した昆虫型の異星人。ファットバジャーを復活させた張本人。使えないと判断すれば娘でも平気で殺す残虐な性格。グジューに「お父様」と呼ばれている事から雄だと思われるが、子供を産む事も可能な為、両性具有と思われる。
[編集] 大貝獣物語MOBILE
FOMA90xiシリーズ対応iアプリ、EZアプリ(BREW)にて配信されている。
追加要素としてビジュアルシーンが30枚近く追加されている。他キャライラストもデフォルメされたイラストとなっている。
戦闘シーンやダンジョンの探索、ストーリーはオリジナル版に忠実で、多くのグラフィックは携帯アプリ用にリメイクされている。しかし、キャラクターを操作することによるワールドマップ・街中での移動ができず、街・施設を選択して移動する形になっている。

