大紀元

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大紀元(だいきげん、中:大纪元、英:The Epoch Times)は、新聞およびインターネットを報道媒体とする新興宗教法輪功」を主体とした報道機関である。報道内容は法輪功の主張に沿ったものであり、中国共産党に肯定的な報道は全くない。各国の主要メディアが引用する事は滅多にない。

目次

[編集] 概要

2000年5月、ニューヨークで“中国共産党言論統制を突破する”華人たちによって設立された。2011年1月現在、新聞では9ヶ国語、ウェブサイトでは17ヶ国語でそれぞれ各国支局により運営されている。日本では東京都台東区に事務所を置き、中国語版を2001年、日本語版を2005年から発行している。

[編集] 組織

アメリカ国内に11の支社を持ち、日本カナダイギリスドイツなど、世界30カ国にグループ社がある。 ワシントンD.C.ニューヨークロサンゼルスサンフランシスコボストンカナダオーストリア香港台湾では日刊で、他の国・地域では週刊で発行している。 全世界での中国語版の発行は週120万部。他に英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、韓国語版、日本語版を発行(2005年現在)。

[編集] 報道スタンス

紙面およびウェブサイトで、「中国共産党の圧力に屈せずいかなる検閲も受けていない」ことを売りにしており、「中国国内では発信されない自由民主に基づく視点」で、中国時事や文化記事を中心に報道している。

中国大陸以外で生活する中国人向けに記事は書かれており、中国共産党の内政や外交問題を報道し続けている。特に中国共産党に対する報道姿勢は非常に批判的である。特に中国大陸における法輪功迫害問題(例:大量虐殺罪と拷問罪で中国前江沢民国家主席がスペインおよびアルゼンチン裁判所で民事告訴される[1])になどついては、他メディアが取り上げない事実を報道している。

他にもチベット民族、ウイグル民族やモンゴル等の少数民族に対する人権弾圧に関する問題、中国共産党員の国外スパイ活動[2]、中国大陸の環境問題、中国の民主化運動などについて盛んに報じている。

[編集] 社説 共産党についての九つの論評

2004年11月18日、『九評共産党(共産党についての九つの論評)』という社説を発表した[3]。この中で大紀元は中国共産党の暴政を糾弾し、同党の解体要因を指摘した。

九評共産党について中華民国元総統・李登輝は、人も山河もみな、本源へ帰る。奥の細道にたたずむ平安のみなもとを希求するすべての人々に、この本を薦める」[4]と評価し、「道徳的覚醒を促す」と出版社博大書店へメッセージを送った。

[編集] 中国臓器狩り問題

2006年3月、中国人ジャーナリストR氏は大紀元の単独取材の中で、東北部の瀋陽市近郊にある大型刑務所に数千人の法輪功学習者が監禁され、当局が彼らを殺害した後、販売目的で臓器を摘出している事を暴露した。[5] 同問題が世界に明るみになった後、カナダの著名人権弁護士デービッド・マタスと、カナダ政府元内閣大臣デービッド・キルガーは中国の臓器狩り問題について調査依頼を受け、2007年7月、法輪功学習者が生きたまま臓器を摘出されるというショッキングな内容を含んだ報告書「血塗られた臓器狩り」を発表した[6]

[編集] 受賞

2005年8月、アジア系アメリカ人ジャーナリスト協会の全国報道賞、アジア・アメリカ問題ネット報道部門で優秀賞を受賞[7]。 2005年9月、カナダ全国マイノリティーメディア協会の2005年メディア賞を受賞。

[編集] 不祥事

2006年4月20日、アメリカホワイトハウスで行われた中国の胡錦濤国家主席の歓迎式典で、大紀元の女性記者・王文怡(ワン・ウェンイ)が式典中、ジョージ・ブッシュ大統領の目前で胡錦濤を批判する発言(中国共産党による臓器狩り問題に対して抗議する内容)を叫んだとして、国際問題になった。その後、大紀元はアメリカ政府に謝罪し、王記者は解雇された。

[編集] 脚注

特記なきものは全て大紀元自身の記事。

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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