大津波

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  • 大津波(現象):3メートルを越える津波(気象庁)。または津波のうち特に規模の大きいもので、フィクションの題材として用いられる。
  • 大津波(小説):パール・バックによる小説(ISBN 978-4845703852)。原題「The Big Wave」(ISBN 978-0064401715)。1947年作品。1792年に起きた雲仙普賢岳噴火に伴う大津波、いわゆる「島原大変肥後迷惑」を題材にしている。2005年、「つなみ -The Big Wave-」に改題(ISBN 978-4770501905)。
  • 大津波(映画):パール・バックの原作を映画化した作品。米Stratton Productionsと東宝映画の合作。モノクロ映画。日本版98分、アメリカ版73分。1960年作品[1]1961年アメリカ公開。日本でも一部地方で上映されたが記録が残っていないため「幻の映画」とされていた。2005年に雲仙観光協会企画で“初上映”[2]
  • 大津波(ドイツ映画):原題「IN DEEP WATER」。1996年作品。88分。日本未公開(ビデオ発売)。氷山崩落により発生した大津波の恐怖を描くパニック映画

記録[編集]

  • リツヤ湾大津波:1958年7月9日、アメリカ合衆国アラスカ州のリツヤ湾(Lituya Bay)で発生した記録上、世界最大の津波。遡上高は524mに達したとされる。
  • 八重山地震・明和の大津波:1771年4月24日に発生した大津波。当時の古文書の写しでは遡上高85.4m(弐拾八丈弐尺)に達し[3]、石垣島の人口が半減したとされる[4]。島内には現在でも津波の痕跡が数多く残り、津波の研究対象となっている。
  • 明治三陸地震・明治三陸大津波:1896年6月15日に発生した大津波。遡上高38.2mに達したとされる。
  • 東北地方太平洋沖地震:2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波被害は、複数の調査隊により詳細に調べられ、複数の調査結果から最大遡上高38.9m、最大波高21.1mという記録が発表されている[5]
  • 大宝地震・大宝地震大津波[6] [7] [8] [9]:大宝元年3月26日(ユリウス暦701年5月8日、グレゴリオ暦5月12日)に発生。遡上高約40メートルの津波が起こったと伝えられている。波せき地蔵堂の所まで津波が遡上。

脚注[編集]

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  1. ^ 黛敏郎作品リスト:http://www003.upp.so-net.ne.jp/johakyu/list.htm
  2. ^ ゴジラの円谷監督が特撮担当、幻の映画を“初上映” http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_10/g2005102409.html
  3. ^ 現在の研究では否定的な意見が多い。
  4. ^ 1771年・八重山地震・明和の大津波(津波跡現地調査/文・写真:山村武彦) http://www.bo-sai.co.jp/yaeyamajisintsunami.html
  5. ^ 図録▽東日本大震災で確認された津波の高さ http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4363b.html
  6. ^ 続日本紀 大宝元年3月26日条
  7. ^ 丹後風土記 加佐郡凡海郷
  8. ^ 上山寺 永代記録
  9. ^ 橋木縁城寺年代記

参考[編集]