大槻快尊
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おおつきかいそん
大槻快尊 |
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| 生誕 | 1880年4月13日 |
| 死没 | 1936年6月2日(満56歳没) |
| 出身校 | 東京帝国大学 |
| 職業 | 仏教僧侶 |
大槻 快尊(おおつき かいそん、1880年4月13日 - 1936年6月2日)は日本の心理学者。かつ真言宗智山派の僧である[1]。
目次 |
来歴 [編集]
愛知県海部郡甚目寺村(現・あま市)生まれ。幼年の時期に出家し真言宗智山派の僧籍を持つ。日本において最も早い時期に、欧米の実験心理学を紹介した人物の一人である[1]。
- 1906年、元良勇次郎、福来友吉の元で、東京帝国大学文学科、大学哲学科心理学専修を終え文学士を修める。同大学の助手をつとめた。
- 1909年、心理学通俗講話会の設立に参画。
- 1911年、日本初の本格的な心理学専門書とされる實験心理學(大槻 1911)の著作を刊行する。 日本初の心理学の準学術誌である『心理研究』(1912年創刊)の編集に参画[2]。「もの忘れの心理」など多数の論文を寄稿する。
- 1920年、大須宝生院住職へ就任とともに学究生活を離れてからは、愛知県方面委員助成会連合会や名古屋少年審判所嘱託少年保護司としても尽力をかす。
- 1936年、遷化。生前の功績をたたえられ權大僧正の僧位が送られる[3]。
著作 [編集]
- 大槻快尊 『實験心理學』 成美堂、1911年。全国書誌番号:40004715。NCID BN10457664。OCLC 43110211。
- 大槻快尊 「記憶の実験法」『心理学通俗講話会』第4輯、心理学通俗講話会・編纂、同人館、1911年。全国書誌番号:40004817。OCLC 33781183。
- 大槻快尊「語に対する好悪に就いて」、『心理研究』、心理学研究会、1912年。
- 大槻快尊・述 『心理學概論』 早稲田大学出版部、1912a。全国書誌番号:43056228。OCLC 33766818。
- 「心理学上最近の論争に就いて(1)~(5)」、『哲学雑誌』(1914年)。
- 大槻快尊「感官の練習」、『婦人と子ども』第14巻第8号、フレーベル會、1914年、 349-354頁、 NAID 120000855546、 OCLC 295252934。
参考文献 [編集]
- 『近代日本哲学思想家辞典』 中村元・監修、東京書籍、東京都、1982年、114頁。NDC R121.6。ISBN 9784487731411。NCID BN00791524。OCLC 33874752。
- 『智山人名辞典』 斉藤昭俊・編、山喜房佛書林、1972年。NCID BN02698676。OCLC 24983006。ASIN B000J9BVFU。
- 上野陽一 『心理学通義 全』 大日本圖書。
- [3]
- 大須 (大須宝生院)
- “故大槻快尊師の本葬儀” (日本語). 新愛知. (1936年6月)
- “大須あげて哀悼ー盛儀の極み快尊師本葬” (日本語). 名古屋新聞. (1936年6月)
- 斉藤昭俊「大槻快尊伝(明治百年記念真言宗著名人伝記)」、『密教文化(106)』、高野山出版社、高野山、1974年3月、 48-50頁、 ISSN 02869837、 NAID 40003585496。
- 佐藤達哉・溝口元 『通史・日本の心理学』 北大路出版、京都、1997年。ISBN 9784762820953。NCID BA33658448。
- 西川泰夫・高砂美樹 『放送大学教材・心理学史(05)』 放送大学教育振興会、東京、2005年。ISBN 9784595305115。
外部リンク [編集]
- PORTA(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル)検索画面『実験心理学 大槻快尊著』
- PORTA(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル)検索画面『心理学 大槻快尊述 (早稲田大学四十二年度文学科第一学年講義録)』
脚注 [編集]
- ^ a b (中村元・監修 1982)
- ^ 『近代日本哲学思想家辞典』(中村元・監修 1982)によると「1911年『心理研究』の編集に参画」とされている。
- ^ a b 『方面』、愛知県方面委員助成会連合会、愛知県庁社会課内愛知県方面委員助成会連合会、1936年。