大宇造船海洋

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大宇造船海洋
Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd
種類 株式会社
市場情報 KRX,042660
本店所在地 韓国の旗 韓国
設立 1973年
業種 輸送用機器機械
事業内容 船舶・海洋構造物
売上高 176億USドル(2007)
従業員数 25,000人
主要子会社 DSEC
大宇造船海洋建設
新韓機械
外部リンク http://www.dsme.co.kr
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大宇造船海洋
各種表記
ハングル 대우조선해양
漢字 大宇造船海洋
発音 デウジョソヘヤ
日本語読み: だいうぞうせんかいよう
2000年式
MR式
英語
Daeu-joseon-haeyang
Taeu-chosŏn-haeyang
Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd
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大宇造船海洋(だいうぞうせんかいよう)は、大韓民国造船会社。大韓民国の造船ビッグ3の一社でもある。

歴史[編集]

1973年10月11日に造船株式会社が設立される。1994年大宇重工業に合併されるが、大宇財閥が解体され、2000年に大宇重工業は、大宇総合機械(現斗山インフラコア)、大宇造船海洋、清算法人大宇重工業に分割された。大宇造船海洋は業務改善計画が終了したため、最大株主である韓国産業銀行は会社を売却することを決定した。

2008年10月から売却入札が実施され、買収合戦ではポスコGSホールディングス現代重工業ハンファの三つ巴であったが、GSホールディングスがコンソーシアムを離脱したため[1]に決裂しポスコは入札資格を失う。結局は火薬メーカーであるハンファが優先交渉者に選定されるも、ハンファの資金調達の低迷と韓国産業銀行との意見の相違により、最終的に2009年1月22日に交渉は決裂した[2]。韓国産業銀行はこれに応じて分割売却も検討していることを明らかにした[3]。その後、リーマン・ショックに伴う景気減速により、売却話は一旦立ち消えとなったが、2013年には大宇造船筆頭株主の韓国産業銀行が保有する31.5%の株式取得に、ロシアの石油企業ロスネフチと銀行グループが関心を示していると伝えられるようになった。ただし、韓国政府は、大宇造船海洋が防衛産業に携わる企業であることを考慮し、外国企業への売却認めない方針を打ち出している[4]

年表[編集]

  • 1973年 - 玉浦造船所の起工式。
  • 1978年 - 大宇造船重工業機械株式会社(DSHM)を設立。
  • 1979年 - 初のケミカル船を建造。
  • 1983年 - 第2ドックの建設。
  • 1984年 - 船舶海洋技術研究所を設立。
  • 1994年 - 大宇重工業と合併。
  • 2000年 - 大宇重工業と分離し大宇造船海洋(DSME)に社名変更。
  • 2009年 - 玉浦造船所に世界最大級のフローティングドックが完工する。

建造実績[編集]

商船・工場生産

  • 1993年 - 世界ランキング1位。
  • 2001年 - LNG船の受注世界1位。
  • 2003年 - 世界最大級の半潜水型海洋掘削装置の建造を開始。
  • 2004年 - 世界最大級の石油プラットフォームを建造。
  • 2004年 - ロイズから「世界最高の造船会社」と評価される。
  • 2005年 - 世界初のLNG-RV船が進水。
  • 2007年 - 世界最大級の浮遊式生産貯蔵出荷設備の建造を開始。
  • 2007年 - 世界初のL-LNG船(210,000立方メートル越え)が進水。
  • 2008年 - VLCCが進水。

海軍艦艇

不正[編集]

2009年9月25日大韓民国検察庁ソウル中央地方検察庁特捜1部は工業単価の隠匿の疑いで、大宇造船海洋の常務に対して拘束令状を請求した。

これに先立ち同年7月にはソウルの本社と慶尚南道巨済市に所在する玉浦造船所に家宅捜索を実施している。また、検察は2008年6月に業者に6億ウォンの便宜供与した疑いで、この会社の専務を拘束起訴した。

国内の競合他社[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

  • (朝鮮語)DSME大宇海洋造船