大和郡山市
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大和郡山市(やまとこおりやまし)は、奈良県北部に位置する市。古くは郡山と呼ばれ、現在も近畿地方では通称としてこちらの方が通りがいい。1954年1月1日に郡山町が市制施行した際、市名については福島県の郡山市と区別するために「大和郡山市」と定められた。 現在、人口はやや減少気味。
天気予報の発表区分および気象警報・注意報の発表区分は「奈良県全域 > 奈良県北部 > 奈良県北西部」で、衆議院選挙区は「奈良2区」となっている。
目次 |
[編集] 地理
奈良盆地北部に位置し、佐保川や富雄川が南流している。市域は概ね平坦だが、富雄川以西では矢田丘陵が広がるため起伏が大きくなっている。また市内には池が数多く見られるが、これはため池や金魚の養殖池として用いられていたものである。
古くからの市街地は近鉄郡山駅やJR郡山駅周辺に広がり、現在でも細かな路地が入り組んでいる。佐保川の東側の稗田集落は、中世的な環濠集落の姿を留めていることで知られている。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 人口
| 大和郡山市と全国の年齢別人口分布図(比較) | 大和郡山市の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は大和郡山市
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
- データ出典 奈良県統計課の調査による各年10月1日の人口。
- 2007年10月1日現在 : 93,452人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -3.3%
かつては橿原市に次ぎ、県内3位の人口であった。2008年には9万人を割り込んでいる。
[編集] 歴史
古代の大和国添下郡村国郷、矢田郷、添上郡大宅郷、平群郡額田郷の地である。延喜式内の矢田坐久志玉比古神社(矢田町)や菅田神社(八条町)、賣太神社(稗田)が鎮座する。
都市の形が形成されたのは、戦国時代末期に筒井順慶が郡山城に拠り、その城下町が発達してからである。順慶亡き後1585年に豊臣秀長(当時羽柴秀長)が郡山城に入り、郡山はこの時期大和国の中心都市として栄えた。
江戸時代に入ってからは一時奈良奉行所の管轄となったが荒廃する。大坂夏の陣後に同戦役で活躍した水野勝成が入り、以後松平忠明に始まる松平家、本多政勝に始まる本多家と続き、享保9年(1724年)には甲斐国甲府藩から柳沢吉保の子柳沢吉里が甲府から転封され、明治維新まで柳沢氏が郡山藩藩主として一帯を統治した。また、片桐且元または片桐貞隆に始まる片桐家が市内、小泉町の小泉陣屋に入り、小泉藩(片桐藩)藩主となった。
版籍奉還・廃藩置県に始まる紆余曲折を経て、1887年に奈良県が再置された。1889年の町村制実施で8つの町村(郡山町、筒井村、矢田村、本多村、平端村、治道村、平和村、片桐村)が誕生。1896年に添下郡と平群郡の合併し、生駒郡が成立、現在の大和郡山市役所に生駒郡役場が置かれた。
[編集] 行政
- 市長:上田清 ※2001年(平成13年)6月の選挙で初当選、現在3期目。
[編集] 県の施設
- 奈良県立ろう学校(丹後庄町)
- 県立筒井寮(同上)
- 中央卸売市場(筒井町)
- 流域下水道事務所(額田部南町)
- フラワーセンター(同上)
- 民俗博物館(矢田町)
- 郡山土木事務所(北郡山町)
- 郡山警察署(杉町)
県立城内高等学校
[編集] 経済
[編集] 金魚
当市では、江戸時代より武士の副業として始められた金魚の養殖が大変に盛んであり、輸出もされている。山形県の庄内金魚と市場を大きく二分するほどのシェアを誇る。
しかし最近では後継者不足や市場の低迷から、廃業して養殖池を宅地などに転用する業者が相次いでおり、かつては市内のあちこちに見られた養殖池は年々減っている。
近年、市の後援や地元の業界団体などにより「全国金魚すくい選手権大会」などが開催されるなど、市場の活性化に向けた様々な試みが行われている。
[編集] 昭和工業団地
当市南部の昭和地区には、昭和40年代頃から多くのメーカーの工場が誘致され、現地では昭和工業団地として知られる。
同じく南部を東西に横切る西名阪自動車道とのアクセスがよい。
[編集] 市内にあるメーカー
- パナソニック奈良工場
- シャープ奈良工場
- ハウス食品奈良工場
- サンヨー食品奈良工場
- 敷島製パン奈良工場
- UHA味覚糖奈良工場
- センタン奈良工場
- 森精機
- 丸島アクアシステム
- ニッタ
- 小島金属
- 岩崎工業
- アスベル
[編集] 農業法人
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 日本国内
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等専門学校
[編集] 高等学校
- 奈良学園
- 奈良県立郡山高等学校
- 奈良県立大和中央高等学校 ※2008年(平成20年)4月、旧奈良県立北和女子高等学校 - 奈良県立磯城野高等学校北和校舎の校舎を利用して開校
過去にあった高校
- 奈良県立城内高等学校 奈良県立郡山高等学校に吸収合併
- 奈良県立片桐高等学校 奈良県立斑鳩高等学校と合併し奈良県立法隆寺国際高等学校となる
- 奈良県立北和女子高等学校 奈良県立田原本農業高等学校と合併し奈良県立磯城野高等学校となる(合併後の数年間、旧北和女子高校の校舎は「磯城野高校北和校舎」として使用された)
[編集] 中学校
- 奈良学園
- 大和郡山市立郡山中学校
- 大和郡山市立郡山東中学校
- 大和郡山市立郡山西中学校
- 大和郡山市立郡山南中学校
- 大和郡山市立片桐中学校 ※1986年(昭和61年)4月に開校した大和郡山市で最も新しい市立中学校
[編集] 小学校
- 大和郡山市立郡山北小学校
- 大和郡山市立郡山南小学校
- 大和郡山市立郡山西小学校
- 大和郡山市立矢田小学校
- 大和郡山市立矢田南小学校 ※1982年(昭和57年)4月に開校した大和郡山市で最も新しい市立小学校
- 大和郡山市立片桐西小学校
- 大和郡山市立片桐小学校
- 大和郡山市立筒井小学校
- 大和郡山市立昭和小学校
- 大和郡山市立治道小学校
- 大和郡山市立平和小学校
[編集] 交通
町の中心部は、城下町の町割が残り細い路地が多く迷路のようになっており、大型車や不慣れな方の自動車での移動はやや不便である。
[編集] 鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)は大阪市天王寺駅・JR難波駅へ直通し大阪府南部への通勤通学用も便利である。JR大阪駅直通も1時間に3本程度大和路快速・区間快速(時間帯によって違う)が運転されており大阪市内北部にも便利である。JR京都駅へも朝の通勤時間帯に直通がある。奈良駅でみやこ路快速に乗り換えれば京都駅へ1時間前後で到着する。
一方、近畿日本鉄道は大阪市難波以北(大阪市内に行くには大和西大寺駅・大和八木駅・橿原神宮前駅での乗換が必要)および京都や奈良市方面への通勤通学用となっている。
[編集] バス会社
[編集] 夜行高速バス
- 奈良交通 五位堂駅発東京ディズニーリゾート・海浜幕張駅行き(近鉄郡山駅・本厚木駅・横浜駅(YCAT)・京成上野駅経由) やまと号
[編集] 道路
[編集] 市の交通機関
- 大和郡山市コミュニティバスの運行
- 元気城下町号・元気治道号・元気平和号
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡
[編集] 博物館施設
[編集] 寺院・神社
※説明文中の「重文」は国の重要文化財を示す。
- 永慶寺 - 柳澤氏の菩提寺
- 柳澤神社 - 祭神は徳川五代将軍・綱吉の側用人であった柳澤吉保
- 春日神社 - 金剛山寺(矢田寺)境内にあり、本殿は国の重要文化財)
- 久松寺(大和郡山城祈願寺)
- 小泉神社(重文:本殿)
- 松尾寺(重文:本堂ほか)
- 慈光院(重文:書院、茶室)
- 庚申堂
- 額安寺(重文:五輪塔ほか)
- 春岳院
- 矢田寺(あじさいで有名)
- 矢田坐久志玉比古神社(重文:本殿・末社八幡神社社殿)
- 賣太神社
- 薬園八幡神社
- 源九郎稲荷神社
- 五輪塔覆堂(重文:五輪塔、覆堂、附石燈篭)
[編集] 祭り
- 記憶力大会(記憶力日本選手権大会)(2月)古事記編纂に携わった稗田阿礼にちなんで
- お城まつり(4月)城址の桜が見事
- 大和の夏まつり(8月)
- 全国金魚すくい選手権大会(8月第3日曜日「金魚すくいの日」)
- バサラ祭り(8月)
- 親子まつり(11月)
[編集] 大和郡山市出身の有名人
- 稗田阿礼:彼に因み、「記憶力大会」が開催されている。
- 白浜一良(参議院議員)
- 筒井順慶(戦国武将・1549~1584)
- 吉本伊信(内観療法創始者・1916~1988)
- 奥田良三(奈良県知事・1951年~1980年)
- 福井謙一(1981年ノーベル化学賞受賞者・1918~1998)
- 井筒和幸(映画監督)
- JITTERIN'JINN(「夏祭り」「プレゼント」などのヒット曲を持つバンド)
- 城島茂(TOKIO)リーダー
- 佐伯日菜子(女優)
- 南かおり (タレント)
- 藤田勇次郎(南海放送アナウンサー)
- 大島寛(元プロ野球選手)
- 南田裕介(ホリプロ関係者。同市出身であるが現在の本籍地は王寺町)
- 森岡万貴(シンガーソングライター)
- 亀井義行(読売ジャイアンツ)
- 新川成貴(作曲家)
- 喜多誠 - プロバスケットボール選手(bjリーグ・高松ファイブアローズ所属)
[編集] 大和郡山市ゆかりの有名人
- 福井敏雄(お天気キャスター)出身地ではないが、気象庁退官後この地に居を構えた。
- 赤塚不二夫(漫画家)終戦後、市内で暮らした。
- タージン(タレント)全国きんぎょすくい選手権の総合司会(1 - 14回連続)。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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