大前正臣

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大前 正臣(おおまえ まさおみ、1923年 - )は、日本の国際政治評論家作家翻訳家

来歴[編集]

岐阜県生まれ。東京大学文学部卒業後、コロンビア大学に学ぶ。電通東京新聞外報部記者を経てフリーになる。

著書[編集]

  • 『おもしろいラジオとテレビの話 』(東西文明社、精選学校図書館全集) 1953
  • 『ラジオとテレビの科学』(東西五月社) 1960
  • 『英米のマスコミ』(研究社、カレッジ・ライブラリー) 1962
  • 『百万人のマクルーハン ビジネスから家庭教育まで』(徳間書店) 1968
  • ニクソンを売る 情報化時代の大衆説得』(日本経済新聞社、日経新書) 1969
  • 『情報選択の時代 あなたにとって何が必要か』(日本能率協会) 1970
  • 『小さくなるアメリカ 傲慢から内省への軌跡』(サイマル出版会) 1976
  • 『おれでも大統領になれる '76アメリカ大統領選挙ジミー・カーター勝利の秘密』(政治広報センター) 1976.12
  • ケネディ家の発想 一番になれ、二番以下は敗者だ』(徳間書店) 1979.6
  • 『太平洋人への道 日本をめぐる海の地政学』(PHP研究所) 1980.4
  • 『決断の構造 J・F・ケネディの勇気ある選択』(PHP研究所) 1980.7
  • 『ねらわれた電電公社 日米摩擦の深層 経済ドキュメント』(TBSブリタニカ) 1981.12
  • 『群国アメリカ・単国ニッポン』(TBSブリタニカ) 1982.7
  • 『ハイテック・ロビー戦争』(TBSブリタニカ) 1983.6
  • 『動き出した巨人 NTTの挑戦 明日の情報社会をどう変えるか』(PHP研究所) 1985.4
  • 『地図にない韓国 日米韓から見たコリアン・パワーの源泉』(徳間書店) 1987
  • 『タイム・マーチャント 日米欧・四次元の覇権争い』(徳間書店) 1988.11
  • 『カンテラ町からマンハッタンヘ わが運命の糸』(田尻三千夫編、けやき出版) 2003.12

翻訳[編集]

  • 『サンタ・マリア号の叛乱 ガルバン大尉の手記』(エンリケ・ガルバン、弘文堂、フロンティア・ブックス) 1961
  • 『スパイ帝国 クーデター・メーカーCIA』(アンドル・タリー、弘文堂、フロンティア・ブックス) 1963
  • 『小説ノーベル賞』(アービング・ウォーレス、弘文堂) 1963
  • 『チャーリーとの旅 アメリカを求めて』(ジョン・スタインベック、弘文堂) 1964
  • 『ワシントンの権力』(ダグラス・ケーター、弘文堂、フロンティア・ライブラリー) 1964
  • 『ケネディの道』(シオドア・C・ソレンセン、弘文堂) 1966
  • マクルーハン入門 コミュニケーションの新しい探求』(マクルーハン,エドマンド・カーペンター、後藤和彦共訳、サイマル出版会、サイマル双書) 1967、のち改題『マクルーハン理論』(平凡社ライブラリー)
  • 『暗殺 ロバート・ケネディの悲劇』(UPI,カウルズ社編、読売新聞社) 1968
  • 『70年代への決意』(エドワード・M・ケネディ、徳間書店) 1969
  • 『信頼の崩壊 思想と権力と暴力について』(アーサー・M・シュレジンガー、読売新聞社) 1969
  • 『アメリカとアメリカ人 未来のためのエッセイ』(ジョン・スタインベック、サイマル出版会) 1969、のち平凡社ライブラリー
  • 『影の選挙参謀 近代選挙を演出する』(ダン・ニンモー、政治広報センター) 1971
  • 『アメリカとの闘い』(シアヌーク、読売新聞社) 1973
  • 『わが子ケネディ』(ローズ・F.ケネディ、徳間書店) 1974、のち徳間文庫
  • 『吾輩はガイジンである 日本人の知恵の構造』(フランク・ギブニー、サイマル出版会) 1975
  • 『人は城、人は石垣 日本人資質の再評価』(フランク・ギブニー、サイマル出版会) 1975
  • ポツダム会談 日本の運命を決めた17日間』(チャールズ・ミー、徳間書店) 1975
  • 『ケネディとの対話 その信念と栄光の軌跡』(ベンジャミン・G・ブラッドリー、徳間書店) 1975
  • 『兵器市場 国際疑獄の構造』(アンソニー・サンプソン、TBSブリタニカ) 1977.9
  • マッカーサー その栄光と挫折』(クレイ・ブレア Jr.、パシフィカ) 1978.1
  • 『栄光の男たち コルビー元CIA長官回顧録』(ウィリアム・E・コルビー、山岡清二共訳、政治広報センター) 1980.2
  • 『アメリカ・ナウ なぜ、何もかもうまくいかないか』(マービン・ハリス、サイマル出版会) 1982.7、のち改題『アメリカは、なぜ』
  • 『日本占領革命 GHQからの証言』(セオドア・コーエン、TBSブリタニカ) 1984.1-3
  • 『ジャパン - 飢える狼 日米ビジネスマン比較』(ハワード・ヴァン・ザント,ジャック・スワード、徳間書店) 1985.11
  • 『アメリカは間違っている! 米国の没落を案じ私は商務省を辞任した』(ジェラルド・M・マークス、徳間書店) 1987.10
  • 『日本封じ込め 強い日本vs.巻き返すアメリカ』(ジェームズ・ファローズ、TBSブリタニカ) 1989.12

参考[編集]

  • 著書記載の略歴