大人 (アダルト)

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大人(アダルト)
東京事変スタジオ・アルバム
リリース 2006年1月25日
録音 2005年
ジャンル J-POP
時間 44分19秒
レーベル 東芝EMIVirgin Music
プロデュース 井上雨迩
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
ゴールド等認定
東京事変 年表
教育
(2004年)
大人
(アダルト)

(2006年)
娯楽
(バラエティ)

(2007年)
大人(アダルト) 収録の シングル
  1. 修羅場
    リリース:2005年11月2日
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大人 (アダルト)』は、2006年1月25日に発売された日本バンド東京事変の2枚目のスタジオ・アルバム。発売元は東芝EMI/Virgin Music

初回生産限定盤“HOMME”仕様(CD+DVD:2枚組)と通常盤“FEMME”仕様(CDのみ)の2タイプでの発売。“HOMME”仕様はデジトレー付ワンピースボックスとなっており、ジャケット写真香水の瓶も“HOMME”仕様と“FEMME”仕様の2種それぞれで異なる。

概要[編集]

本作は2004年11月に発売された『教育』以来、1年2ヶ月ぶりとなるアルバムである。2005年7月にH是都M晝海幹音の二名が脱退したことにより、伊澤一葉浮雲を新メンバーとして迎えた初めてのアルバムではあるが、通算2作目となる。 前作『教育』のコンセプト教育番組であったが、今作は先行シングル修羅場」のアートワークなどでも示唆されていた通り、「大人」(つまり、ペイチャンネル)をコンセプトに製作され、タイトルには「アダルト」とルビが振られている。 なお本作は、バンドとして初のオリコンチャート第1位獲得を果たした[1]

収録曲[編集]

CD[編集]

  1. 秘密(A Secret)
    2005年に行われたツアー「東京事変 live tour 2005“dynamite!”」で新曲として「ここでキスして。」と「顔」の間に披露されていた曲。その際に披露されたものよりキーが半音下げられており、伊澤が単独で編曲を行った。『教育』製作時点でメンバーの間では次のアルバムの1曲目は本楽曲にしようと予め決めていたという。
    別バージョンとして「秘密 for DJ」が配信限定でリリースされ、アナログ盤アルバム「ADULT VIDEO ORIGINAL SOUND TRACK」に収録された(ミュージック・ビデオも製作され、DVD「ADULT VIDEO」に収録されている)。このバージョンでは、浮雲のギターソロ前にギターについて唄ったラップが挿入されており、ラップ詞も浮雲が担当した。
  2. 喧嘩上等(Active Fighting)
    ミュージック・ビデオが製作され、DVD「ADULT VIDEO」に収録されている。
  3. 化粧直し(Powder up my mind)
    ボサノヴァ調の曲で、SOIL&"PIMP"SESSIONSのタブゾンビがトランペットで参加している。
    2008年に長谷川きよしがアルバム「40年。まだこれがベストではない。長谷川きよし ライヴレコーディング。」でカバーした。
  4. スーパースター(Super Star)
    2005年に行われたツアー「東京事変 live tour 2005“dynamite!”」で新曲として披露されていた曲で、椎名は野球選手イチローをイメージして作詞したという。テレビ番組の対談内で感想を聞かれたイチローは「嬉しかったですね。朝からジーンときてしまいました」と答えている。イチローは万人のスーパースターになることはできないという考えを持っているためこの曲の印象が初めは良くなかったと対談内で明かしたが、歌詞の内容に触れ「ひとりだけのスーパースター」にはなりたいと望んでいるので、それに気付いてからは印象が変わったという旨の発言をした。
  5. 修羅場 adult ver.(The Rat's-nest)
    3枚目のシングル表題曲「修羅場」のアルバムバージョン。シングル版は、フジテレビドラマ木曜劇場大奥〜華の乱〜』の主題歌として起用された。本作では、シングル版は収録したくないと言う椎名の意向により、このバージョンが製作された。
  6. 雪国(Niigata)
    椎名は「演歌」だとしている。前曲や次曲と繋がっている。
    ライブツアー「東京事変“DOMESTIC!” Just can't help it.」では1曲目に披露された。
  7. 歌舞伎(The Kabuki)
    メンバー紹介の曲で、冒頭は各メンバーの担当楽器の見せ場となっている。
    ミュージック・ビデオが製作され、DVD「ADULT VIDEO」に収録されている。
  8. ブラックアウト(Black Out)
    この楽曲は椎名の10周年記念ライブ「椎名林檎 (生)林檎博'08 〜10周年記念祭〜」で披露された。
  9. 黄昏泣き(Don't cry my child)
    別バージョンとして「黄昏泣き for mother」が配信限定リリースされ、アナログ盤アルバム「ADULT VIDEO ORIGINAL SOUND TRACK」に収録された(ミュージック・ビデオも製作され、DVD「ADULT VIDEO」に収録されている)。
  10. 透明人間(Invisible Man)
    2005年に行われたツアー「東京事変 live tour 2005“dynamite!”」で新曲として披露されていた曲。作曲者の亀田は、後のインタビューで「自分の息子をイメージした」と語っている。
    2012年2月29日に日本武道館で行われた解散ライブにおける最終演奏曲目であり、東京事変が演奏した最後の曲[2]
  11. 手紙(A Mail)
    伊澤があっぱ結成前に組んでいたバンド「NAM」の楽曲「umareku」をリメイク・セルフカバーした曲。椎名が単独で編曲を行っており、本作では唯一ストリングスが参加している。

詳細

  • 全作詞:椎名林檎
# タイトル 作曲 編曲 時間
1. 「秘密」   椎名林檎 伊澤一葉 3:52
2. 「喧嘩上等」   椎名林檎 東京事変 2:22
3. 「化粧直し」   椎名林檎 東京事変 5:03
4. 「スーパースター」   亀田誠治 東京事変 4:29
5. 「修羅場 adult ver.」   椎名林檎 東京事変 4:42
6. 「雪国」   椎名林檎 東京事変 4:19
7. 「歌舞伎」   椎名林檎 東京事変 1:59
8. 「ブラックアウト」   椎名林檎 東京事変 4:06
9. 「黄昏泣き」   椎名林檎 東京事変 3:28
10. 「透明人間」   亀田誠治 東京事変 4:30
11. 「手紙」   伊澤一葉 椎名林檎 5:24
合計時間:
44:19

DVD[編集]

※初回生産限定盤“HOMME”仕様のみ

  1. 秘密(「東京事変 live tour 2005“dynamite!”」より)
    • DVD「Dynamite out」でカットされ未収録となっていたものである。

脚注[編集]