大ロンドン市長

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大ロンドン市長 (Mayor of London) は英国の首都ロンドンにおいて公選により選出される行政官で、大ロンドンの行政を統括する役職で、2000年に導入された。シティ・オブ・ロンドンの長であるロンドン市長Lord Mayor of London、こちらは名誉職)との混同を避ける為にLondon Mayorとも称されることがある。現在の市長は2000年から2期目を務めるケン・リヴィングストンである。

目次

[編集] 役割

大ロンドン市長は大ロンドンにおける行政をグレーター・ロンドン・オーソリティ (Greater London Authority) を通して統括し、予算を大ロンドン議会 (London Assembly) に提案する。市長が担当するのは大ロンドンにおける警察消防救急、文化振興、開発などである。

[編集] 選挙

市長オフィスと行政府がおかれているシティ・ホール
市長オフィスと行政府がおかれているシティ・ホール

大ロンドン市長の任期は4年で、第一回目選挙は2000年5月に行われた。イギリスにおける最も候補者が多い選挙となると予想されたため、10,000ポンドの委託金が設定され、得票率が5%以上出なければ返却されないことになった。

[編集] 2000年

2000年の第一回市長選挙は波乱含みの選挙戦となった。労働党候補に選ばれなければ市長選に出馬しないと明言していたケン・リヴィングストンはフランク・ドブソンに党候補選挙で敗れたため、前言を撤回し無所属で出馬した。彼はまた当選したとしても1期しか務めるつもりは無いと述べていたが、2004年の選挙にも出馬、当選している。

保守党 は人気作家のジェフリー・アーチャーを公認候補としていたが、彼が偽証罪で告発されたためスティーヴン・ノリスを代役として指名した。しかしノリスはタブロイド紙から不倫問題を攻撃されていた。自由民主党の候補はスーザン・クラマーであった。

[編集] 2004年

2004年に第二回市長選挙が行われ、労働党候補のケン・リヴィングストンが前回に引き続きスティーヴン・ノリスを破って再選された。

大ロンドン市長選挙 2004年
指名 政党 第一選択票  % 第二選択票  % 最終結果  %
ケン・リヴィングストン 労働党 685541 35.7 250517 13.0 828380 55.4
スティーヴン・ノリス 保守党 542423 28.2 222559 11.6 667178 44.6
サイモン・ヒューズ 自由民主党 284645 14.8 465704 24.3 N/A
フランク・マロニー UKIP 115665 6.0 193157 10.0 N/A
リンゼイ・ジャーマン RESPECT 61731 3.2 63294 3.3 N/A
ジュリアン・レパート BNP 58405 3.0 70736 3.7 N/A
ダレン・ジョンソン Green 57331 2.9 208686 10.9 N/A
ラム・ジドゥーマル CPA 41696 2.2 56721 2.9 N/A
ローナ・レイド IWCA 9542 0.5 39678 2.1 N/A
タミー・ナガリンガム IND 6692 0.4 20391 1.1 N/A

第一選択でどの候補者も50%の得票を得られなかった場合に、上位二名の得票に二人以外を第一に選択した票の第二選択による得票を足して最終的な集計とする。なおパーセンテージは公式に使用されるものではなく、参考のため算出。

[編集] 2008年

2008年5月1日に実施された第三回選挙で、ジャーナリスト出身の保守党候補で下院議員のボリス・ジョンソンが現職のケン・リヴィングストン市長を破り当選した。

[編集] イニシアティブ

これまでに大ロンドン市長によってとられた政策としては渋滞税の導入、同性カップルにおけるパートナー認定などがある。

[編集] 外部リンク