夢去りぬ (映画)

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夢去りぬ
The Girl in the Red Velvet Swing
監督 リチャード・フライシャー
脚本 ヴァルター・ライシュ
チャールズ・ブラケット
出演者 レイ・ミランド
ジョーン・コリンズ
ファーリー・グレンジャー
音楽 リー・ハーライン
撮影 ミルトン・R・クラスナー (Milton R. Krasner)
編集 ウィリアム・メイス (William Mace)
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1955年10月1日
日本の旗 1956年1月
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 170万ドル[1]
興行収入 130万ドル(米国)[2]
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夢去りぬ』(ゆめさりぬ、The Girl in the Red Velvet Swing)は、リチャード・フライシャーが監督したアメリカ合衆国1955年の映画で、ヴァルター・ライシュ (Walter Reisch) とチャールズ・ブラケット (Charles Brackett) が脚本を書き、ジョーン・コリンズレイ・ミランドファーリー・グレンジャーが主演した。映画を配給した20世紀フォックスの当初の計画では、主役にはマリリン・モンローを起用することになっていたが、彼女が断ったために、その案は没になった[3]

あらすじ[編集]

この映画は、実在の人物イヴリン・ネスビット (Evelyn Nesbit) を主人公とした、架空の物語である。ネスビットはモデル女優として知られていたが、1906年6月に、元恋人の建築家スタンフォード・ホワイト (Stanford White) が、彼女の夫であった鉄道や石炭関係の大物実業家ハリー・ケンドール・ソー (Harry Kendall Thaw) によって殺された事件をめぐって、スキャンダルに巻き込まれた。この映画には、ネスビット本人がテクニカル・アドヴァイザーとして関わった。

キャスト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Solomon, Aubrey (1989), Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History, The Scarecrow Filmmakers, Lanham, MD: Scarecrow Press, p. 249, ISBN 978-0-8108-4244-1 
  2. ^ “The Top Box-Office Hits of 1955”, Variety Weekly, (1956年1月25日) .
  3. ^ “Trivia”, IMDb, http://www.imdb.com/title/tt0048119/trivia .

関連項目[編集]

  • 引き裂かれた女 - 同じく、ネスビットの一件を下敷きにした2007年のフランス映画

外部リンク[編集]