夜都岐神社

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夜都岐神社
所在地 奈良県天理市乙木町765
位置 北緯34度35分1.3秒
東経135度50分54.1秒
主祭神 武甕槌命
姫大神
経津主命
天児屋根命
社格 式内社(小)・村社
本殿の様式 春日造桧皮葺
例祭 10月13日
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夜都岐神社(やつぎじんじゃ)は、奈良県天理市にある神社である。旧社格村社夜都伎神社とも書かれ、「やつき」「やとぎ」などとも読まれる。

乙木(おとぎ)集落の北端に鎮座する。式内小社「大和国山辺郡 夜都伎神社」の論社である(他の論社は同市竹之内町の十二神社と田井庄町の八剣神社)。夜都岐は、於都岐(乙木)の誤写とする説もある。全国にある八剣神社との関係の可能性も考えられる。

祭神は、武甕槌命姫大神経津主命天児屋根命

歴史[編集]

乙木には元は夜都伎神社と春日神社の2社があったが、夜都伎神社の社地を約400m東南の竹之内の三間塚池(現在の十二神社の社地)と交換し、乙木は春日神社1社のみとして社名を夜都伎神社に改めたものと伝えられる。

乙木村は、古くは興福寺大乗院及び春日大社領の乙木荘で、そのため春日大神を当地に勧請したものとみられる。約200m北に東乗鞍古墳、約300m北西に西乗鞍古墳があり、当地も宮山(たいこ山)と呼ばれ、古墳を削平して神社を造営したと言われている。

春日大社との関係が深く、江戸時代末期まで「蓮の御供」という神饌を献上していた。春日大社からは、古くなった社殿・鳥居を60年毎に夜都岐神社に下賜して使用させる伝統があり、応永13年(1406年)には春日大社の第四殿を下賜されている(春日大社文書)。また、寛正2年(1461年)4月6日には大乗院の尋尊が参詣に訪れている(大乗院寺社雑事記)。

西には、神宮寺である十来子(じゅうらいし:十羅刹)堂があったが、現在は乙木集落中の薬師堂に移されている。拝殿は、この地方では珍しい萱葺である。