多形

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多形(たけい)

  • 生物学の用語で、同じ種の生物に、多くの形態、形質の個体が存在すること。アリハチなどに見られる。
  • 化学の用語で、同じ組成の化学物質に、多くの結晶形が存在すること。以下に示す。

化学において多形(たけい、英: polymorphism)とは、ある化学物質が、同一の化学組成であるにもかかわらず、複数の異なる結晶形を取る現象のこと。同質異像(どうしついぞう)ともいう。たとえば、グラファイト(石墨)とダイヤモンドは同じ化学組成(C 炭素のみより成る)だが、結晶系は、それぞれ六方晶系等軸晶系と、異なる結晶形である。

多形性を示す物質がどのような結晶形をとるかは、結晶が生成するときの条件(温度圧力溶媒、生成速度など)に依存する。



生物に於いて多形、あるいは多形性とは、本来同一であるはずのものが不連続的に異なった形態を示すことを指す。たとえば同一種の個体間で形態が異なる場合や、個体の中に複数の同一の器官があって、それらの間に差異がある場合などがある。

特に、二通りに分かれる場合がよくあるので、それを二形(性)と言う。たとえば性的二形などはその代表である。

その階層によって様々なものがある。ここでは代表的なものをいくつか挙げる。

  • 個体レベルの多形
    • 性的多形:の違いによる形質の差がある場合。性的二形である例が多い。
    • 社会性による多形:真社会性の動物におけるカーストの違いによる多形。女王アリ・働き蟻・兵隊アリなど。
    • 相変異:個体群密度の変化によって異なった型が生じる場合。

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