外装水雷

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外装水雷とは長い棒の先に爆弾を装着したもの。敵艦船を突くなどして攻撃する。舳先に取り付けて体当たり攻撃を行うのが一般的であった。 また、初期のものは爆弾本体にトゲがついており、そのトゲによって目標の船体に爆弾を突き刺し、棒に付けられた引き金を引いて爆破するものだった。

デイヴィッド級半潜水型水雷艇。先端の棒が外装水雷

歴史[編集]

外装水雷は南北戦争時に南部連合の技術者であるシンガー(E.C.Singer、ミシンで有名なアイザック・シンガーの甥)によって発明された。

南部連合の半潜水型蒸気水雷艇デイヴィッドが1863年10月5日チャールストン港で甲鉄艦USSニューアイアンサイズを大破せしめたのを手始めとし、人力推進の潜水艇ハンリー1864年2月17日に木造スループ船USSフサトニックを沈めた。他にも南軍はデイヴィッド級半潜水型水雷艇に装備して大量に使用した。一方北軍は1864年10月27日夜に南部連合の甲鉄艦CSSアルベマールを撃沈した。

同じく1864年には北軍において、トゲで突き刺す必要はなく突くだけで爆破できる外装水雷が登場した。

その後外装水雷は魚雷の登場ですたれ、ロシア軍が露土戦争中にオスマン帝国軍のドナウ河川艦隊を攻撃する為に大量に使用したのが最後の使用となっている。