夕張鹿鳴館
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夕張鹿鳴館(ゆうばりろくめいかん)は、北海道夕張市にある歴史的建造物。もとは旧北海道炭礦汽船の迎賓館「鹿ノ谷倶楽部」で、現在はレストランになっている。
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[編集] 概要
外観は和風で洋間もある和洋折衷の建物で、栄華を極めた会社が所有していたことを伺わせる豪華な作りが特徴。以前は、会社幹部の会合や政治家の接待、ごく希に皇族の宿泊施設にも用いられていた。炭鉱が好景気に沸いていた時期にはごく限られた上流階級の施設として、閉山に伴い夕張市に移管された直後には老朽化等の事情により公開もままならず、人目に触れる機会は少なかったことから、長らく幻の施設であった。
夕張市は負債削減のため、2007年に夕張リゾートに管理を委託する[1]が、土台の腐食による倒壊の危険が指摘され、修繕費は億単位になると見積もられたため[2]、同社が管理権を返上[3]し、閉鎖された。建物は2009年、夕張市から小樽市内の業者に譲渡され、同年9月にレストランとして再開された。
国の登録有形文化財に登録されているほか、「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として北海道遺産に選定され、「夕張炭田関連遺産」として近代化産業遺産に認定されている。
[編集] 歴史
- 1913年 岩見沢市付近に存在した社宅を移築し造改築。
- 1954年 昭和天皇宿泊
- 1982年 夕張炭鉱閉山に伴い閉鎖
- 1984年 北海道炭礦汽船が夕張市に売却
- 1994年 記念館として一般公開
- 2007年 2月13日、夕張市が他16施設とともに加森観光に運営委託することを決定。28日、同社の子会社として夕張リゾートが設立され、運営を担当する
- 2008年 10月、夕張リゾートが管理権を返上し、閉鎖される。
- 2009年 4月30日、夕張市が小樽市の廃棄物処理業者「テクノ」に無償譲渡すると発表。
- 2009年 9月、レストランとして再開。
- 2011年 10月、国の登録有形文化財に登録。
[編集] アクセス
- 道東自動車道夕張インターチェンジより約25分。
- JR石勝線鹿ノ谷駅から徒歩約10分
[編集] 外部リンク
[編集] 参考文献
- ^ 北海道新聞取材班『追跡・「夕張」問題 財政破綻と再帰への苦闘』講談社文庫 2009年(330-331ページ) ISBN 978-4-06-276339-4
- ^ 上掲書406ページ
- ^ 上掲書407-408ページ