地獄戦士魔王
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| 地獄戦士魔王 | |
|---|---|
| ジャンル | ギャグ漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 苅部誠 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表期間 | 1994年1月 - 1994年8月 |
| 巻数 | 全2巻 |
| 話数 | 全29話 |
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『地獄戦士魔王』(ヘルズ・ウォリアー まおう)は苅部誠による日本のギャグ漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1994年9号から38号まで連載された。
目次 |
[編集] 概要
絵柄、前後のギャップを利用したギャグが特徴。短期終了ながら人気もあったらしく、連載終了後にも読み切り作品『帰ってきた地獄戦士魔王』がジャンプに掲載された。
[編集] ストーリー
500年後の世界征服を目論む悪魔・田中魔王はその征服の拠点をポンポコ市に定める。しかし、学校で勉強して、友達も作りたい彼は聖ポンポコ学園に入学。その上、500年後の世界を住みよくするため、今のうちは人のために奉仕することを誓う。今日も魔王は下僕の野獣たちを引き連れ世界征服を目指し、日夜奉仕活動に励むのだった。
[編集] キャラクター
- 田中魔王 (たなか まおう)
- 本編の主人公の悪魔。召喚士の田中父三に魔界から召喚され、親子の契約を結ぶ。500年後の世界征服を目論んでいるが、学園ではみんなのために日夜奮闘する。清掃活動や犯罪者の逮捕など、社会に貢献する。
- 田中父三 (たなか とうさん)
- 田中魔王の父親。日本で唯一のサラリーマン召喚士。召喚してしまった魔王と親子の契約を結ぶ。現在も契約は更新中である(洗剤つき)。
- 野獣 (やじゅう)
- 魔王の下僕。クマとネコとイヌを合わせたような造形をしている。序盤には何匹も登場していたが、途中から一匹しか登場しなくなった。中盤以降は首にスカーフを巻いて乳首に星マークの入った個体がよく登場した。死肉(実態はただの骨つき肉、価格4ペソ)好きで、魔王によくねだる。「キュー」と鳴く。この作品のマスコット存在で、読者から自作のぬいぐるみが贈られる程人気が高い。
- 名無コン平 (ななし こんぺい)
- 聖ポンポコ学園生徒。クラスの中心的存在だが、基本的にバカで成績も良くない。粗雑な面もあるが、面倒見がよいので「親分」と呼ばれている。転校してきた魔王のことを最初は嫌っていたが、針治療を始めさまざまな魔王の善意を受け、魔王のことを認めるようになる。ヘヴィメタルを好んでいる。
- 大麻ラリ太 (たいま らりた)
- 聖ポンポコ学園生徒。コン平のことを慕い、行動を共にしている。下品なネタや、少年誌にあるまじきネタを考えたりするスケベである。家族に母・このみがいる。
- 得糞シス人 (えくそ しすと)
- エクソシスト。33歳。シス子とよしおの父。魔王を退治にやってきた。元コマンドー。彼とよしおは、作者のGAGキング受賞作品「スーファミパパ」に登場する父子が原型になっている。
- 得糞シス子 (えくそ しすこ)
- 「キャー」が口癖の女の子。得糞シス人の娘で、エクソシストの見習い。悪魔である魔王を退治するためにポンポコ学園にやってきた。しかしながら魔王たちと行動をともにすることが多い。ペットの鳥を引き連れているほか、頭の上には雛鳥(?)が乗っている。甘いものと美少年が大好き。
- 得糞よしお (えくそ よしお)
- 得糞シス人の息子で、シス子の弟。まだ3歳くらいだが、シス子とともに学園生活を送る。父親似で、姉のシス子とは似ていない。幼いだけあってかなり頭が弱い。
- 保似以テル美 (ぽにい てるみ)
- 聖ポンポコ学園生徒。ポニーテールの女の子。美人で優等生だが、影が薄い。
- 裸足ジョー (はだし じょー)
- 自称史上最強の少年。ポンポコ山で最強を名乗ってもいまいちかっこよくないという理由から世界最強を目指している。ポンポコ市内で有名な田中魔王をポンポコ最強だと思い、魔王を倒すためにポンポコ山からやってくる。野獣を人質にしようとした際に、死肉を投げ捨てたことから野獣の怒りを買ってKOされる。以降、野獣を師匠として崇めている(野獣は迷惑している)。ずっと田舎暮らしで、家族以外の人間と接する機会がなかったため、一般常識に疎い。しかしポンポコの町がいかれていることは理解している。悪意無しに騒動を起こしては、警察の厄介になり、カツ丼三昧の食生活を送っている。保似以テル美のことが好きだが、前述の通り女性と接した事がなかったために、自分の感情が何なのかすらわかっていない。
- 汚努井田ムン (おどいた むん)
- 聖ポンポコ学園教師。28歳。生活指導、家庭科教師を担当。魔王を嫌って、退学にしようとするが、いつも不幸な目にあっている。幼いころからの水虫もちで、その靴下は「デスソックス」として恐れられている。
- 凡保公 (ぽんぽ こう)
- 聖ポンポコ学園学園長。
- ジーン (じーん)
- 地獄界最強の魔神。魔王曰く、その実力は魔王をも凌駕し銀河系を瞬時に消滅させる事が可能とのこと。うどん作りの名人でもあり、そのコシの強さは地獄一である。
- バーブ (ばーぶ)
- 魔神ジーンの息子。性格はわがままで泣き出すとすぐにジーンを呼びだしてしまう。
- 黄金魔人 (おうごんまじん)
- 地獄界での魔王の幼なじみ。「黄金」の名は一族で行なっている尿療法から来ている(黄金色の液体)。「キングオブカリー」のアダ名を持つ程のカレー好きであったが、100年前に魔王が適当に作った激辛カレーで大火傷をして以来大のカレー嫌いになり魔王に恨みを抱く。魔王を打倒するために刺客を送るがことごとく返り討ちにあったため自ら地上に出向く。ポンポコ市家庭裁判所での裁判の結果「味見をしなかった魔王君が悪い」との判決が下り、黄金魔人の勝利で決着が付く。
- 光速超人ダサーン (こうそくちょうじん ださーん)
- 黄金魔人の刺客No.1。何をするにもそろばんで金勘定して損得を計算してから動く。黄金魔人がかけた賞金100万円目当てに刺客となるが、魔王についた方が儲かると踏んであっさりと寝返る。読切『HEROES A GO GO!』(週刊少年ジャンプ1993年 Winter Special)に登場する「超光速戦士ダサーン」が原型になっている。
- UFO超人ガガピー君 (ゆーふぉーちょうじん ががぴーくん)
- 黄金魔人の刺客No.2。体長50ミリメートルの超小型生物。自分のUFOを相手の頭上に被せる事で自在に体を操ることができる。野獣の体を乗っ取って魔王を倒そうとするが野獣に死肉と間違われて食べられて死亡。
- 営業超人セールス男 (えいぎょうちょうじん せーるすま~ん)
- 黄金魔人の刺客No.3。魔力で魔王やシス子の体を操って3千億ペソ(月々1万ペソ、3千万回払い)の契約書にサインさせローン地獄に落とそうと目論むが、魔王はヘルズアローの魔力で宝くじの一等(賞金64億ペソ)を当選させ一括払いとしたために失敗に終わる。
[編集] 作中のエピソード
- 作中、素人が調理したフグ鍋を食べて「フグ鍋はしびれる…」と言って中毒をおこすシーンがあった。ちなみに、フグを調理するには都道府県知事資格である「ふぐ調理師免許」が必要であるため、コマ下には「法律では、無免許のフグ調理は禁止されています」という注意書きが出ていた。
- 作中よく登場した貨幣単位「ペソ」は、メキシコなど中南米で使われている実際の貨幣単位である。
[編集] 読み切り版
『週刊少年ジャンプ 1993年 Summer Special』に掲載。基本的な設定は連載版と同一だが、「シス子の父の顔が異なる」「よしおとシス子が他人である」等若干の相違点がある。
