地獄の狂獣 キッス・ライヴ
| 『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| キッス の ライブ・アルバム | ||||
| リリース | 1975年9月10日 | |||
| ジャンル | ハードロック | |||
| レーベル | カサブランカ | |||
| プロデュース | エディ・クレイマー | |||
| キッス 年表 | ||||
|
||||
『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』(ALIVE!)は、1975年にキッスが発売した初のライブ・アルバム。 プロデュース、及びエンジニアリングは、ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンを手掛けたエディ・クレイマーが担当。彼らの初期3枚のスタジオ・アルバム「キッス・ファースト 地獄からの使者(KISS)」「地獄のさけび(Hotter Than Hell)」「地獄への接吻(Dressed to Kill)」からピックアップされた16曲のライブ・バージョンで構成されている。
当時、一部におけるライブ・バンドとしての評価の高さにもかかわらず、彼らのレコードセールスは思ったように伸びず、グループは起死回生の機会を窺がっていた。3rdアルバム「地獄への接吻」発売に伴う「Dress To Kill ツアー」の最中、同アルバムからシングル・カットされた「ロックンロール・オールナイト」がデトロイトで大ヒットとなり、彼らは急遽ツアー予定を変更してデトロイトでライブ・レコーディングを行うことを決定。本作には、1975年5月16日にデトロイトのコボ・ホールで行われたライブを中心に、クリーブランド、ニュージャージーなどでの演奏も含まれる。オーヴァーダビングとミックス作業は、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで、1975年7月下旬から8月上旬にかけて行われた。
本作は、1975年12月にKISS初のRIAA公認ゴールドディスクを獲得。1976年1月にはプラチナディスクを獲得した。これにより、グループは従来のライブバンドとしての評価に加え、全米規模での人気グループとしての地位を確立。所属していたカサブランカ・レコードも、深刻な財政難から救われた。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、159位にランクイン[1]。
収録曲 [編集]
- デュース - Deuce [3:55] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ
- オリジナルはデビュー・アルバム「地獄からの使者」に収録。1976年発表の「デトロイト・ロック・シティ」と並び、たびたびコンサートのオープニングに使用され、現在もセットリストに登場する彼らの代名詞ともいえるナンバー。
- ストラッター - Strutter [3:22] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー
- 「地獄からの使者」から。現在もコンサートの定番となっている曲。
- ガット・トゥ・チューズ - Got To Choose [3:40] 作詞/作曲:ポール・スタンレー
- 2ndアルバム「地獄のさけび」のオープニング・ナンバー。
- ホッター・ザン・ヘル - Hotter Than Hell [3:29] 作詞/作曲:ポール・スタンレー
- 「地獄のさけび」のタイトル曲。
- ファイヤーハウス - Firehouse [3:50] 作詞/作曲:ポール・スタンレー
- 「地獄からの使者」から。終盤でけたたましくサイレンを鳴らす演出は、この後永い間、彼らのステージのクライマックスとなる。
- ナッシン・トゥ・ルーズ - Nothin' To Lose [3:33] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ
- 「地獄からの使者」から。ジーン・シモンズとピーター・クリスの掛け合いが楽しい軽快なロックンロールナンバー。
- 激しい愛を - C'Mon And Love Me [3:04] 作詞/作曲:ポール・スタンレー
- 3rdアルバム「地獄への接吻」から。
- パラサイト - Parasite [3:35] 作詞/作曲:エース・フレーリー
- 「地獄のさけび」から。
- 彼女 - She [6:56] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ステファン・コロネル
- 「地獄への接吻」から。後半には、1stアルバム収録の「レット・ミー・ノウ」のエンディングのギター・リフをつなげ、そのままフレーリーのギターソロに突入する。
- ウォッチン・ユー - Watchin' You [3:48] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ
- 「地獄のさけび」から。1993年に発表された「アライヴⅢ」にも、当時のメンバー(シモンズ、スタンレー、ブルース・キューリック、エリック・シンガー)での演奏が収録された。
- 10万年の彼方 - 100,000 Years [12:10] 作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー
- 「地獄からの使者」から。初期のステージでは、シモンズの血を吐くパフォーマンスに続いて演奏されることが多かった。ピーター・クリスのドラム・ソロ、それに続いてポール・スタンレーのコール&レスポンスと、本作の後半のクライマックスとなっている。
- ブラック・ダイヤモンド - Black Diamond [5:48] 作詞/作曲:ポール・スタンレー
- 「地獄からの使者」から。ドラムスのピーター・クリスのリード・ヴォーカルをフィーチャーした曲。クリス脱退後も、ステージでは後任のドラマー(エリック・カー、エリック・シンガー)が歌った。
- ロック・ボトム - Rock Bottom [3:45] 作詞/作曲:エース・フレーリー、ポール・スタンレー
- 「地獄への接吻」から。イントロのツイン・ギターのアルペジオ部分をフレーリーが作曲。
- コールド・ジン - Cold Gin [7:00] 作詞/作曲:エース・フレーリー
- 「地獄からの使者」から。フレーリーの作品で、現在も彼らのセットリストに欠かせない曲。ヴォーカルはシモンズ。
- ロックンロール・オールナイト - Rock And Roll All Nite [4:17] ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー
- 彼らの全米でのブレイクのきっかけとなり、現在に至るまでコンサートのラスト・ナンバーに多く使用されることになる不滅のロックンロール・アンセム。本作のヒットを受け、1975年10月に本作収録のライヴ・バーションがシングル・カットされた。
- レット・ミー・ゴー・ロックンロール - Let Me Go, Rock 'N Roll [5:45] ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー
- 「地獄のさけび」から。初の日本公演でも演奏された、エンディングを伸ばしたロング・バージョンでライブのラストを盛り上げた。
脚注 [編集]
|
|||||||||||||||||||||||||||||