土師道良

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土師 道良(はじ の みちよし、生没年不詳)は、奈良時代の官人・歌人

土師氏の出身だが、父母の名は不詳。史生(ししょう)[1]在職時に、越中守当時の大伴家持の邸宅で宴に参列して歌を詠んでいる(『万葉集』17-3955)。

  • ぬば玉の夜は更けぬらし玉くしげ二上山に月かたぶきぬ(万葉集17-3955)[2]

脚注[編集]

  1. ^ 律令制において、中央諸官庁や諸国の主典の下に属し、公文書の書写や修理などに従った下級の書記官。
  2. ^ 「八月七日の夜、守大伴宿禰家持が館に集ひて宴する歌」との詞書がある。

参考文献[編集]

関連項目[編集]