國川浩道

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2010年 マレーシアGPにて

國川 浩道(くにかわ ひろみち、1981年11月5日 - )は、千葉県出身[1]オートバイレーサー。

経歴[編集]

2003年よりロードレース競技を始める[2]。2006年にはSP忠男レーシングから全日本ロードレース選手権ST600クラスにデビューを果たした[3]。翌2007年は同チームからGP250クラスに参戦、2008年にはダイドーMIUレーシングに移籍しST600クラスに復帰した。

2010年には92R・HiRaNoチームでピレリタイヤを履くホンダ・CBR600RRでST600クラスに参戦し、第4戦終了時点ではランキング2位に付ける活躍を見せていた[4]。その後ロードレース世界選手権Moto2クラスにMレーシングから第14戦日本GP以降最終戦まで参戦することが決定し[5]、全日本への参戦は第5戦岡山が最後となった[6]。Moto2での5レースはリタイヤ→ブービー→リタイヤ→予選落ち→最下位と全く結果を残せないまま終えることとなってしまった。

主なレース戦績[編集]

全日本ロードレース選手権[7][編集]

シーズン クラス チーム バイク ポイント シリーズ順位
2006年 ST600 SP忠男レーシング ヤマハ・YZF-R6 0 -
2007年 GP250 SP忠男レーシング ヤマハ・TZ250 8 15位
2008年 ST600 ダイドーMIUレーシング ホンダ・CBR600RR 14 21位
2009年 ST600 ダイドーMIUレーシング ホンダ・CBR600RR 12.7 19位
2010年 ST600 92R・HiRaNo ホンダ・CBR600RR 44 10位
2011年 ST600 92R・HiRaNo ホンダ・CBR600RR 45 16位
2012年 ST600 HiRaNo・HouYou ホンダ・CBR600RR 45 16位
2013年 ST600 赤い3輪車レーシングチーム ホンダ・CBR600RR 57 10位
2014年 ST600 TOHORacing pwd by モリワキ ホンダ・CBR600RR 59 11位
2022年 ST1000 TOHORacing ホンダ・CBR1000RR-R 38 10位

ロードレース世界選手権[編集]

シーズン クラス チーム バイク 出走 優勝 表彰台 PP FL ポイント シリーズ順位
2010年 Moto2 Mレーシング ビモータ 4 0 0 0 0 0 -
合計 4 0 0 0 0 0

鈴鹿8時間耐久ロードレース[編集]

開催年 バイク チーム パートナー 総合順位
2011年 ドゥカティ1098R TOHO Racing HIROSHIMA DESMO 山口辰也/江口謙 10位
2013年 ホンダCBR1000RR 石垣牛&マグロレーシング・モトバム 大木崇之/松川泰宏 43位
2014年 ホンダCBR1000RR TOHO Racing with MORIWAKI 山口辰也/小林龍太 5位
2015年 ホンダCBR1000RR Y's distraction Racing 小山知良/吉道竜也 51位
2022年 ホンダCBR1000RR-R            TOHO Racing 清成龍一/國峰啄磨    5位
2023年 ホンダCBR1000RR-R            TOHO Racing 清成龍一/國峰啄磨   失格
  • 2012年 アジアロードレース選手権第4戦日本にスポット参戦し14位。(ホンダ・CBR600RR)。
  • 2013年 アジアロードレース選手権第4・5戦日本にスポット参戦し第4戦8位。第5戦リタイア(ホンダ・CBR600RR)。
  • 2015年 - ピレリカップ600チャレンジシリーズ チャンピオン (ホンダ・CBR600RR)
  • 2016年 スーパースポーツ世界選手権第3戦アラゴンにスポット参戦しリタイヤ。Kawasaki Puccetti Racingから参戦。(カワサキ・ZX-6R)。

脚注[編集]

外部リンク[編集]