国際タイポグラフィー様式

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1986年にH.ベルトールドがAGタイプ・ファンダリーよりデザインしたアクチデンツ・グロテスク(Akzidenz Grotesk)。この書体は近代スイス・スタイルの顕著な特徴ともなった。

国際タイポグラフィー様式 (International Typographic Style)は、スイス・スタイル (Swiss Style) とも呼ばれ、1950年代スイスで発展した、清潔感・可読性・客観性を追求したグラフィックデザインの様式である。左右非対称のレイアウト、グリッドの利用、アクチデンツ・グロテスク英語版1957年ヘルベチカの原型となった)のようなサンセリフ書体、左揃え右ラグ組み(段落の左側の文字を揃え、右側は自然のままに不揃いにしておく)のテキストなどが特徴である。また、イラストや絵の代わりに写真が使われる。初期の国際タイポグラフィー様式の作品では、文章としてのテキストを主要なタイポグラフィの素材として捉えていた。スイスではドイツ語、フランス語、イタリア語など地方によって言語が違い、数カ国語が同時に記載される場合が多々あったので、ここからこのスタイルの名前が付けられたと言われている。

関連項目[編集]

参考文献(英語)[編集]

  • Fiedl, Frederich; Nicholas Ott and Bernard Stein (1998). Typography: An Encyclopedic Survey of Type Design and Techniques Through History. Black Dog & Leventhal. ISBN 1-57912-023-7. 
  • Josef (1996). Grid Systems in Graphic Design. Niggli. ISBN 3721201450. 
  • Ruder, Emil (1981). Typography. Hastings House. ISBN 0-8038-7223-2. 

外部リンク[編集]