国立中山大学

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国立中山大学
大学管理棟
大学管理棟
大学設置 1980年
創立 1924年
学校種別 国立
設置者 中華民国教育部
本部所在地 台湾高雄市鼓山区蓮海路70号
学部 文学部
理学部
工学部
社会科学部
管理学部
海洋科学学部
ライフサイエンス学部(予定)
ウェブサイト 国立中山大学公式サイト
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国立中山大学(こくりつちゅうざんだいがく、英語: National Sun Yat-sen University、公用語表記: 國立中山大學)は、台湾高雄市鼓山区蓮海路70号に本部を置く台湾国立大学である。1980年に設置された。

大学の愛称は西子湾、別称は高雄中山大学。外国人留学生延べ受入数は、全体生徒のまだ9%程度であるが(2014年)[1]

概観[編集]

中山の名の由来[編集]

中山という校名は元中山大学からの命名である。

大学全体[編集]

国立中山大学は大学院に重点を置く総合大学であり、台湾のパブリック・アイビーTCUSの一校である。産学官連携の伝統があり、特に国家海洋政策と南台湾の産業との共同研究が際立っている。

中山大は海洋学光エレクトロニクスナノメートル研究、無線通信研究、ナレッジマネジメント経済学経営学の分野に強い。海洋学研究においては台湾のトップとして知られている(台湾の生物海洋学発祥地。また管理学部AACSB認証を受けている。

その研究レベルは、世界大学学術ランキングでは早稲田大学とほぼ同等の評価を受けている(2014年・第426位-台湾第6位)[2]

卒業生が公務員になる比率が高いのも特徴といえる。

建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]

中華民国の立国の精神-三民主義を実行している。

校訓
博学、審問、慎思、明辨、篤行
教旨
「完璧な研究を求める」「社会的なエリートとリーダーシップを育む」を理念とし、方針が定められている。2008年に制定された[3]

沿革[編集]

孫文(孫中山)

1924年、新国家建設に人材育成は不可欠と考えた孫文(孫中山)により、広東高等師範学校広東公立法科大学広東公立農業専門学校を統合し、国立広東大学を開校した。1925年に孫文が病死すると、その功績を記念し翌年正式に国立中山大学と改称した。

国共内戦の結果、1949年中国共産党により大学は接収されてしまう。その後台湾での復校を望む声が高まり1979年に国立中山大学設立準備室が設けられ、翌年復校、孫文の誕生日である11月12日に開校式典が行われた。

なお現在、中国広東省にも分裂の名残を窺わせる同名の大学がある。

年表[編集]

校歌[編集]

鄒魯/詞 陳洪/曲(試聽

中華文化 源遠流長
吾校矗立 蔚為国光
国父手創 遺沢餘芳
三民主義 儀行四方
民国基礎 大同梯航
莘莘学子 済済一堂
学以致用 不息自強
発揚光大 貫徹主張
懿歟勉旃 勿墮勿忘

組織[編集]

大学図書館の庭
文学部
  • 中国文学科
  • 外国語文学科
  • 音楽科
  • 劇場芸術学科
  • 芸術管理研究科
  • 清代学術研究センター
  • 哲学研究科
  • 外語語文トレーニングセンター
  • 中国語教育中心
理学部
  • 化学科
  • 物理学科
  • 生物科学科
  • 応用数学科
  • バイオ医学研究科
工学部
  • 電機工学科
  • 機械機電工学科
  • 情報工学科
  • 材料光電工学科
  • 材料科学研究科
  • 環境工学研究科
  • 光電工学研究科
  • 通信工学研究科
  • 半導体テクノロジー研究センター
  • 電信研究センター
管理学部
  • 財務管理学科
  • 情報管理学科
  • 企業管理学科
  • 人材資源管理研究科
  • 公共事務管理研究科
  • コミュニケーション管理研究科
  • 医療管理研究科
  • 中小企業研修センター
  • 都市発展環境計画研究センター
  • 都市研究・地方開発研究センター
  • 金融管理研究センター
  • 中国人生活スタイル研究センター
  • 直販学術研究開発センター
海洋科学学部
  • 海洋資源学科
  • 海洋環境工学科
  • 海洋生物研究科
  • 海洋地質科学研究科
  • 海底技術研究科
  • 海洋物理研究科
  • 海洋事務研究科
社会科学部
  • 中山学術研究科
  • 政治学研究科
  • 大陸研究科
  • 中国とアジア太平洋研究科(元大陸研究科と中山学術研究科を合併)
  • 経済学研究科
  • 教育研究科
  • 政治経済学科
  • 社会学科
  • 教職養成研究センター
  • 台湾研究センター
  • 東南アジア研究センター
  • 世論調查研究センター
  • 国際NGO研究センター
  • 国際労働資源政策研究センター
研究センター
  • 管理学術研究センター
  • 海洋テクノロジー研究センター
  • 水資源研究センター
  • 神経科学研究センター
  • 永続思維・永続発展研究センター
  • バイオテクノロジーセンター
  • アメリカ研究センター
  • 決定科学研究センター
  • 電子ビジネス研究センター
  • 海洋政策研究センター
  • グリーン環境研究センター
  • コンピューターネットワーク危機管理室
  • ナノテクノロジー研究開発センター
  • 光電卓越研究センター
  • 光電聯合研究開発センター
  • 創新育成センター
  • 創意・創新研究開発センター

教育および研究[編集]

ランキング[編集]

世界大学学術ランキング
2014年・世界第426位、台湾第6位[4]
タイムズ・ハイアー・エデュケーション
2010年-2011年・世界第163位、台湾第3位。
2011年-2012年・世界第301-350位、台湾第5位。
2012年-2013年・世界第301-350位、台湾第4位[5]
The 100 best universities under the age of 50[6]
2012年・世界第30位、台湾第1位。
2013年・世界第36位、台湾第1位。
QS World/Asian University Rankings
2012年・世界第451-500位、台湾第9位[7]。アジア第60位、台湾第8位[8]

南台湾唯一の日本研究機関[編集]

教員[編集]

歴代学長[編集]

氏名 上任
初代 李煥 (第12代行政院長首相に相当する。) 1980
第2代 趙金祁 1984
第3代 林基源 1987
第4代 劉維琪 1996
第5代 張宗仁 2002
第6代 楊弘敦 2008

主な出身者[編集]

中国語のリスト
  • 蘇嘉全 - 内政部部長。
  • 余陳月瑛 - 大統領官邸の資政、国策の顧問、高雄県の県長、台湾省議会の議員。
  • 鄭培富 - 台湾省政府の事務総長。
  • 余玲雅 - 台湾省議会は議長を相談します 。
  • 陳菊  - 高雄市市長。
  • 蘇盈貴 - 台北市の労働者局の局長、立法委員。
  • 葉麗琦 - 高雄地方検査署の主任検察官。
立法委員(下院議員)
劉俊雄、徐志明、林志隆、鄭朝明、 陳麗恵、鍾紹和、李昆沢、侯彩鳳、林益世、江玲君、 黄昭順。
高雄市の議員
康裕成、楊色玉。

「台湾一のキャンパス」[編集]

西子湾キャンパス

海と山に囲まれた、「台湾一のキャンパス」とも言われている[9]

アクセス[編集]

西子湾駅が近く、西子湾キャンパスから徙歩10分。

裕仁皇太子駐蹕之処[編集]

TCUS-台湾総合大学システム[編集]

Taiwan Comprehensive University System:

脚注[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯22度37分29秒 東経120度15分58秒 / 北緯22.62472度 東経120.26611度 / 22.62472; 120.26611