国家非常事態委員会 (ソ連)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

国家非常事態委員会(State Committee on the State of Emergency) とは、新連邦条約の締結阻止を掲げて1991年8月19日にソ連クーデター未遂を起こした8人のメンバーからなる委員会である。

メンバーはゲンナジー・ヤナーエフソ連副大統領、ボリス・プーゴ内相、ウラジーミル・クリュチコフKGB議長、ドミトリー・ヤゾフ国防省などである。メンバーはクリミヤの別荘に休暇中のミハイル・ゴルバチョフソ連大統領を監禁し、大統領辞任を迫ったが拒否された。ロシア共和国の首都モスクワでは、エリツィンら急進改革派と市民がクーデターに抵抗し、8月21日にはクーデターは失敗、国家非常事態委員会は解散した。ソ連共産党への批判が高まる中、8月24日にはゴルバチョフがソ連共産党書記長を辞任し、同時にソ連共産党の解党を宣言し事態は急展開した。