喰いタン

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喰いタン
ジャンル 料理漫画推理漫画
漫画:喰いタン
作者 寺沢大介
出版社 講談社
掲載誌 イブニング
レーベル イブニングKC
発表号 2002年6月号 - 2009年15号
巻数 全16巻
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ポータル 漫画

喰いタン』(くいタン)は、寺沢大介による日本漫画講談社の刊行する青年向け漫画雑誌『イブニング』にて連載された。単行本は、韓国台湾でも出版されている。

概要[編集]

青年漫画雑誌『イブニング』において、2002年6月号(当時月刊誌)から2009年15号(隅週刊)まで連載された。2004年から同作者の『ミスター味っ子II』の連載開始に伴い、2作品の不定期併載(同時連載)が行われていたが、作者や編集部の都合で両作品とも掲載される号は決まっていない。2005年12月下旬以降は本作の単独連載が標準となる。後述のテレビドラマ化との兼ね合いから、2006年の後半頃の放映前後からは『味っ子II』が長期休載状態となり、2007年8号において一部完結として連載終了となった。その後、本作が終了したことで2009年17号より『味っ子II』の連載が再開されることになった。

作品内容[編集]

物語の流れは、喰いしん坊探偵・通称「喰いタン」の高野聖也が、知識と味覚を駆使して事件を解決していくというもの。作者の本作以前の代表作品は、食に関しての勝負や成長ドラマが多い。それに対し、本作は食がテーマの(一風変わった)推理物となっている。これは作者が本作以外で少し控えていた「笑い」を前面に出して、新境地を開拓しようとした試みといえるだろう。基本的にはコメディータッチの作品。食品にまつわる科学的特性や、さまざまな料理の豆知識に関連した推理がメインとなっている。

テレビドラマとの関係[編集]

主人公の設定やトリックの一部分はテレビドラマ版にも踏襲されているが、原作漫画とテレビドラマ版はまったく別の作品である。

ドラマ版は日テレ土曜ドラマ枠における放映とされ、企画時の仮想視聴対象者が『イブニング』読者層とは全く異なる[1]ため、人物設定や作品の方向性などに多大なる改変が加わっており[2]、ストーリーや演出についても原作に沿っていない。

あまりに異なっていたため、両者を見比べて驚いた読者(視聴者)もおり、作者自身も作中で高野の口を借りて「自分の作品ではない気がする」「マンガとドラマでは見せ方も違うし違う作品だ」という旨の発言をしている。後に作内では、この高野の言葉を受けた後のさらなる周囲の反応から「(改変に関して)スタッフが謝りに来た」「どちらも面白いので、両方ともよろしく」という旨の発言を高野にさせている。

あらすじ[編集]

閑静な住宅地に『高野探偵事務所』の看板を掲げて居を構える高野聖也は、自他共に認める強烈な大食いである。大学の後輩である緒方警部の依頼で、様々な事件にその推理力を奮っている。一見クールな高野には、現場の証拠品である様々な食品類を食らうという困った癖があった。頭を痛める緒方警部。だが、それは事件解決のための高野独自の行動でもあった。かくして高野は様々な事件を解決に導いていく。

一方、そんな高野につき従う1人の女性がいた。名は出水京子。高野の本業は歴史関係の小説家であるが、彼女は(探偵と小説家の二足のわらじを履く)高野の秘書であり助手であった。緒方警部をはじめ様々な人物とともに、京子は高野の暴走に苦悩する毎日を送っている。京子や緒方の白い視線に対しても、喰いタン・高野はどこ吹く風。今日も必ず何かを喰い尽くし事件を解決する。

登場人物[編集]

高野 聖也(たかの せいや)
主人公。探偵を営みつつも、歴史小説家の顔も持つ人物。稀代の美食家にして大食漢。彼が食事をした後には、いつも使用済みの食器が山をなす。グルメではあるが、庶民的なコロッケインスタントラーメン牛丼などファストフードも大好物[3]。事件現場の毒が混入された可能性のある食べ物でさえ、彼は平気で食べてしまう[4]。料理を食べたときに旨味と言うのが口癖のようだ[5]
学生の頃に両親が亡くなり、相続した莫大な遺産で半ば道楽のように探偵と小説家の仕事をしている[6]。小説家としては成功しており、大学生から大使に至るまで幅広いファンを獲得している。他にも、持ち前の食欲を生かして様々な料理関係の雑誌に記事やルポを書いており、透明性の高いその内容から読者の人気も高い。そのお陰か、格式の高いレストランからは歓迎される事もある。いつも小言を言う父親代わりの大田原を煙たがっているが、内心ではかなり恩義を感じている。その大田原によれば、子供の頃から非常に食い意地が張っていたらしい[7]。「大賢は大愚に似たり」という諺を地で行くような人物で、彼の食への執着は ある意味常軌を逸している。実際、食事を邪魔された際には大抵邪魔した相手に報復しており、犯人の顔面が変形するまで殴り続けた事もある。
しかし探偵としての能力は、こと食べ物が絡む限り研ぎ澄まされる。 食の探偵を自負するだけあって、その頭脳には古今東西あらゆる料理や食材に関しての知識が詰まっている。また、悪事に対しては一貫して冷徹。その時の様子は普段の性格とは全く異なり、時には畏怖の念を起こさせるほどの鋭い目を見せ、卑怯な手段や暴力に訴えることにも全く躊躇いがない(ある事件では犯人に顔面陥没の重傷を負わせたこともある)。大田原が殺されそうになった時は、(警察にこそ引き渡さなかったものの)決して犯人を許さなかった[8]。のちに黒瓜や狩野などのプロ犯罪者集団 “仕事屋”と、思いがけず敵対することになるが物語に絡まないまま連載が終了した。なお、中期頃から上手いものを食べた際「じわわわぁ~ん」("わ"の数は話により違う)という効果音と共に頬を赤らめるようになった。
出水 京子(いずみ きょうこ)
高野の秘書兼助手。初期の頃は事務的な秘書だったが、話が進むにつれ秘書というよりは世話役・女房役になった。常に高野につき従い、高野にツッコミを入れてストーリーを円滑に進める解説者。傷害罪の適用の有無を高野から聞かれたり、商標権に関して意見するなど、法律に関しては知識があるらしい。いくら食べても太らない高野とは違い、自分の体重の増加を非常に気にしている。作中でセミヌードを披露した事もあるが、小栗からは「貧乳の秘書」と呼ばれている。
緒方(おがた)
高野の大学時代の後輩であり、よく高野に推理を依頼する人物。警視庁のキャリア組の警部で、若手ナンバーワンと噂されている。高野の証拠品のつまみ食いに手を焼き、後に高野専門の「喰い止め隊」を指揮した。高野の食い意地には閉口しているが、その性格を逆手にとって事件解決に導く事もある[9]
大田原 巌(おおたわら いわお)
高野の父の親友で、貿易商を営む大柄な初老の男性。トレードマークは白髪ともみ上げ。高野の後見人であり、高野も「小父さん」と呼んで幼い頃から付き合いがあった。大田原によると高野は学生の頃に両親を亡くしたが、遺された莫大な遺産で大学まで卒業できたとの事。探偵と歴史小説家である高野の2つの顔を知っている数少ない人物であり、いつも高野の将来を心配して小言を並べている。かつては健啖家だったが、過ぎた暴飲暴食のせいで一時期身体を壊してしまった。その事を教訓にして、以後は人一倍健康と食べ物に気を使うようになった[10]。それでも最近尿酸値が高くなってきていて、痛風一歩手前の状態である。高野は彼の還暦祝いの席で、健康オタクで高野のことを怒ってばかりのくせに自分の健康管理もできない人とウィキペディアに書き込むよう出水京子に指示していた[11][12]。自他ともに頑固な性格ではあり一度長年の友人に暗殺されかけたことがあった(聖也が気づき阻止して、真相を胸の内に仕舞い込んだので本人は気づいていない)
三枝夫人(さえぐさふじん)
高野の母の知り合いで、大金持ちのセレブ。パーティー好きで貴金属には目が無い。高野にはかつて宝石盗難事件を解決してもらったことがあり、ちょくちょく高野をパーティーに招く。非常に器が大きい人物であり、数百人分の料理をアッサリ平らげてしまう高野の姿を見ても全く動じず、むしろ嬉しそうに見ている。また、本人は全く悪気はないのだが、一般に見れば毒舌と言えるセリフも多い。
高村耕司(たかむら こうじ)
高名な推理作家。曽祖父の代から探偵家業の家系。帝都大学で犯罪学の講義もしている。三枝夫人と親交があり、招待されたパーティーで起きた事件で自信満々に推理を披露するが、高野に誤りを指摘されて面目を失う。曽祖父の名にかけてと高野にライバル意識を持つが、全く相手にもされない。その後も高野との対談を企画されたり、高野が彼の名を冠した賞を受賞したりして作中に再登場するが、高野にはほとんど無視されており、なかなか名前と顔を覚えてもらえなかったが、5回目の登場でようやく覚えてもらった。
小栗 伴雄(おぐり ともお)
高野の大学時代の先輩であり現ルポライター。巨漢。ある大物政治家の不正を追っている内に、“仕事屋”に狙われる事になった。小栗は大学時代アメフト部で高野とは学部も違うが、互いに大食いという部分で好敵手となった。大柄な体格と大雑把な性格ゆえに、あだ名が「大巨獣ザッパ」[13]。図太い高野が返答に困るほど、デリカシーに欠ける面がある。関西育ちのため納豆が苦手。また、意外と細かい事を根に持つ性格。
白木佳代(しらき かよ)
ケーキ屋「PETIT FAUNE」を経営する女性。喰いタン第1話の犯人にして、パティシエ達の間で伝説と呼ばれているほど腕の立つケーキ職人。
第1話の殺人で服役していたために、一時期、町の人たちに遠ざけられていたが、自分の大切な人を謀殺から救うためとわかり、また高野が雑誌やエッセイの中で紹介したりして、客足を戻すことができた。
前述の殺人を犯したが、基本的には優しく寛容であり、時として高野並の洞察力・行動力をみせる[14]
寺田(てらだ)
講談社の編集者。「歴史の群像」(「歴史百選」との記述も)という雑誌で高野の担当。原稿の締め切りを平気でスッポかす高野といつもケンカをしている。一度は異動になったが、再び高野の担当になった[15]。高野の探偵事務所の看板を冗談と思っており、高野が探偵であることを知らない。名前は作者自身の担当編集者、テリー寺田から。
武田(たけだ)
講談社の新人編集者。高野の担当。背は低いが声はでかい。既婚者。寺田同様、締め切りを平気でスッポかす高野に苦労させられている。編集部内で有名になるほどの熟女系のAV好きで、高野にそのことを奥さんの前でバラされてしまい入院するほど奥さんに激しく折檻された。だが、基本的には浮気もしない、暴力も振るわない真面目な人間らしい(高野談)。帝都大学のミステリー同好会の出身で後輩達の前では威張ってばかり。
鹿島(かしま)
寺田が異動になった時に高野の後任の担当になった講談社の編集者。しかし、4巻に2回登場してから長らく出番が無く、いつの間にか高野の担当のポジションは上記の武田に奪われ、次に登場したのは11巻になってからだった。しかも、久しぶりの登場だというのに殺人事件の被害者となってしまう。別に顔立ちは丹精ではなく…というより、むしろ不細工に描かれているが、若い同僚と年上の寮母とで二股をかけていた。その為に、別れ話をきり出された方の女性から殺されてしまった筈なのだが、15巻収録分の話で何故か生きて再登場してきた。今では3人で仲良くやっており、講談社の種馬と呼ばれている。
清原(きよはら)
中華料理屋「満州」の店主。料理の腕は本物だが、どうしようも無い博打狂い[16]。たびたび店の売り上げを奥さんに内緒で競馬につぎ込んではスッているので経営は左前。その所為で高野からは枕詞のように“人間のクズ”呼ばわりされている。この人が登場する回では、競馬をしていることが奥さんにバレないように悪知恵を働かせるが、その都度高野に見抜かれてしまい、奥さんの目の前でバラされては彼女から折檻されるというのが基本パターンとなっている(救急車が来たケース有り)。奥さんの凶暴性に辟易しているが、博打狂いな自分が原因であることも自覚しており、高野と共謀して労ったことがある。
清原夫人(きよはらふじん)
恐らくは作中で最も腕っ節の強い女性。名前は節子。博打狂いの夫に苦労させられている。夫を折檻する時の様子は「品格ある『イブニング』読者の皆様への配慮」と称してハッキリとは描かれていないが、あまりにも激し過ぎてほとんど地獄絵図だということが伺える。しかし、夫に「こんな駄目な女たらしとは離れて正解」と言い放った若い美人ホステスを「夫を悪く言っていいのは私だけ」と殴り飛ばすなど、夫に対して愛情はあるようである。
滝川 伊平(たきがわ いへい)
3年前に高野の推理によって警察に逮捕され、投獄されていた犯罪者。無関係な人たちを自分の犯行の巻き添えにする卑劣漢。逮捕されたことを逆恨みし、京子を人質にとって高野をおびき寄せて気絶させた後に部屋に火を放った。最後は食事を中断せざるを得なくて激怒した高野に顔面を執拗に殴打され、半死半生の状態で病院送りとなる。
黒瓜 邪鬼(くろうり じゃき)
世界的なピアニスト蓮見清彦を脅した“仕事屋”の1人。毒物を自在に操り、暗示とともに呪いに見せかける呪いのプロフェッショナル。高野にトリックを見破られ逮捕される。名前は黒魔術師のアレイスター・クロウリーから。
狩野 光子(かのう みつこ)
三枝夫人を騙して偽の黒オパールを売りつけようとした、天才的な女詐欺師。証拠を残さないため逮捕されていない。高野を気に入り第20話で再登場したが、やはり馬鹿という評価は変わらず[17]
渡守 加路(ともり かろ)
依頼者・川端夫人に吉岡史明少年を事故に見せ掛け殺害する方法を教えた“仕事屋”の1人。古今東西のありとあらゆる殺人技術を依頼者に提供する、「よろず殺人コーディネーター」である。
殺し屋ではなく依頼者に人の殺し方を教えるアドバイザーなので、逮捕どころか高野との面識すらない。自分が受けた依頼を失敗させた高野に強い興味を示している。
島 耕作
12巻でコラボレーション(『社長島耕作』の連載開始に合わせた企画)。社長就任会見に高野と京子が出席したという設定。会見中に聖マリア像が盗難に遭い高野に捜索を依頼。犯人の自供を聞き自分の過ちに気づき1週間で社長を辞任してしまった。なおこのことについて作者は「弘兼憲史に怒られないかビクビクしている」とのこと。
寺沢大介
作者。作中では「某劇画作家」と呼ばれている。

くいしんぼうたんてい せいやくん[編集]

児童雑誌『たのしい幼稚園』に掲載の漫画作品。読み切りとして掲載された後に、2007年5月号より連載開始。食べ物には異常に意地汚いが頭は切れる小学生「たかのせいや」と、そのクラスメイト「いずみきょうこ」が登場する。フキダシの文字は全て平仮名か片仮名の、子供向けの『くいタン』である。『喰いタン』本編の単行本8巻の巻末に第1話と第2話、10巻の巻末に第3話と第4話が収録されている。

備考[編集]

  • もともと喰いタンとは麻雀あがり役のひとつで、「喰ったタンヤオ」を意味する。タンヤオはチーポンなどすることによって作りやすく早くあがれるが、その分点数は低い(「喰いタン」の役をルールとして認めていない地域もある)。
  • 編集者・寺田は、講談社で寺沢の担当を務めていた実在の編集者がモデル。寺田以外にも、たまに「シャレにならない楽屋落ちネタ」で実在の担当編集等が登場することがある。
  • 初期の頃の各話のタイトルは、「食う」の言葉で締めくくられていることが多かった。中盤以降はその傾向が薄れてきている。

注釈[編集]

  1. ^ 『イブニング』読者層が一般青成年男性なのに対して、ドラマは児童層を対象とし「食育」を意識した作りになっている。
  2. ^ 原作で男性の緒方警部がドラマでは女性である、ドラマでは事務所が「ホームズ・エージェンシー」になっている等。
  3. ^ 本人曰く、「食の平等者」。
  4. ^ ギャグ的な表現だと思われるが、第45話ではトラック2台分の弁当を全部1人で喰い尽くした。
  5. ^ 甘いものを食べたときには甘味ということもある。
  6. ^ その遺産について高野は第50話で、自宅の金は自分の連日連夜の暴飲暴食で尽きかけている旨の発言をしている。
  7. ^ 本人も、あんパンを28個食べた記憶があるとの発言をしている。
  8. ^ 犯人が太田原の古い友人であり、表沙汰にすれば大田原が悲しむと分かっていたため。そのため高野は犯人を恫喝して引退・隠遁に追い込み、敢えて真相を闇に葬った。
  9. ^ 高野の歴史小説家の顔は知らないということになっていたはずだが、第50話で彼を「売れっ子小説家」と評しており、事情を知る側のグループに加わったようだ。
  10. ^ もっとも、それでも酒だけはやめられなかった。事実、取材先を聞いて地元の酒を買ってくるように言いつけたこともある。
  11. ^ 目の前にいた大田原本人も、なぜ自分がウィキペディアに書かれなきゃならないのかとのツッコミを入れている。
  12. ^ また、その後にも今回ばかりは聖也の言う通りかもしれない、と発言している。(最も、これはウィキペディア書き込まれることではなく、自分の健康管理もできないと指摘されたことに対する発言だと思われるが)
  13. ^ 大巨獣ガッパ」のもじり。
  14. ^ 姪を粉塵爆発から身を盾にして救ったり、可奈がパティシエ試験で失敗するのを高野と阻止する。可奈が高野宛てのチョコレートを作っていることを、高野に勘付かれないためにと思い切って彼を闇討ちして気絶させたこともある。
  15. ^ 高野によれば、料理本で大失敗して舞い戻ったらしい。その顛末の詳細は、『ミスター味っ子II』にて描かれている。
  16. ^ 奥さんの発言によると、どうも満州以前にも店を経営していたが、博打での大損で傾かせたことがあるらしい。
  17. ^ ただし語尾にはハートマークがついているので、今後高野と何か進展があるのかもしれないという期待を読者に抱かせたが、こちらも進展ないまま連載終了。

書誌情報[編集]

寺沢大介 『喰いタン』 講談社イブニングKC)、全16巻

  1. 2002年11月22日発行、ISBN 978-4-06-352016-3
  2. 2003年5月23日発行、ISBN 978-4-06-352029-3
  3. 2003年11月21日発行、ISBN 978-4-06-352045-3
  4. 2005年9月21日発行、ISBN 978-4-06-352121-4
  5. 2006年3月23日発行、ISBN 978-4-06-352144-3
  6. 2006年9月22日発行、ISBN 978-4-06-352166-5
  7. 2007年3月23日発行、ISBN 978-4-06-352180-1
  8. 2007年4月23日発行、ISBN 978-4-06-352184-9
  9. 2007年12月21日発行、ISBN 978-4-06-352209-9
  10. 2008年3月21日発行、ISBN 978-4-06-352217-4
  11. 2008年7月23日発行、ISBN 978-4-06-352232-7
  12. 2008年10月23日発行、ISBN 978-4-06-352239-6
  13. 2009年2月23日発行、ISBN 978-4-06-352253-2
  14. 2009年6月23日発行、ISBN 978-4-06-352270-9
  15. 2009年9月23日発行、ISBN 978-4-06-352280-8
  16. 2009年10月23日発行、ISBN 978-4-06-352286-0