問題児
問題児(もんだいじ)とは、ルール違反を繰り返したり社会性に欠如した問題行動などを繰り返したりする者を指す。
基本的には学校へ通う年代の子供(児童)の場合において問題児という言葉が用いられるが、転じて成人でも企業などの組織や、「ある趣味に対するファン(の集まり)」や芸能・演芸の世界などのいわゆるコミュニティの内部でトラブルメーカーとなっている人物を問題児と呼ぶ事がある。
なお、この項では学校等、教育機関に於ける問題行動を繰り返す子供について記述する。
[編集] 教育機関に於ける問題児
小さいところではクラスへの不適応、LDのような学習障害、ADHDのような多動性障害、大きいところでは暴行傷害事件まで幅広く一括りにして問題児とされることがある。
親や教師から「扱いにくい子供」として「問題児」というレッテルを貼られ、落ちこぼれとして見なされる事が多い。だが、その者が問題児となってしまった原因は親や教師の誤ったしつけ・指導にもあり、親や教師の無責任さや場合によっては能力不足ゆえの産物であると言えるが、当の親や教師はその事について気づいていない場合が大半である。そのため、このような親や教師は誤ったしつけ・指導を繰り返し、問題児の行動をエスカレートさせてしまう例が多く、問題児を救い状況を改善する事は非常に困難であり、解決は大抵の場合において長期化する。
その一方で、問題児となる児童のうち発達障害を持つ者の特徴として、「異常にプライドが高い」「人よりも物に執着する」「常に自分が正しいと思っていて、注意されると逆ギレする」「人の話を最後まで聞かない」「自分の基準やルールを相手にも押し付ける」「自分が中心でないと気が済まない」「視野が狭く考えが浅いのに自分が一番よく物事を理解していると思い込んでいる」「一方的に自分の話を続ける」「粗大運動が苦手」などが挙げられる。こういった問題からいじめの加害者にも被害者にもなる。
[編集] 参考文献
- 草薙厚子、『大人たちはなぜ、子どもの殺意に気づかなかったか?(ドキュメント・少年犯罪と発達障害)』、イースト・プレス。