榊原利彦

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さかきばら としひこ
榊原 利彦
本名 榊原 利彦
別名義 咲輝
生年月日 (1969-07-27) 1969年7月27日(54歳)
出生地 日本の旗 日本神奈川県
身長 181cm
血液型 B型
職業 俳優
演出家舞台
ジャンル テレビドラマ
活動期間 1989年 -
配偶者 あり
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榊原 利彦(さかきばら としひこ、本名同じ、1969年7月27日 - )は、日本俳優演出家。旧芸名は咲輝(さかき)。神奈川県横浜市出身。身長181cm、体重76kg。血液型はB型。

略歴[編集]

1989年に演劇集団幕末塾の一員として芸能界デビュー。
当時の芸名は咲輝であったが、その後、本名の榊原利彦として太田プロにて芸能活動。1993年連続テレビ小説ええにょぼ』を始め、様々なドラマに多数出演するようになる。
2003年には再び「咲輝」に改める。俳優として榊原利彦の名で、竹内力と共演の『JINGI 仁義』シリーズは1994年からスタート、17年に及び2012年に序章を含む56作目で一旦最終章を迎えた。他に『民事介入暴力 非合法領域』シリーズ、『起業士 天馬』シリーズの主演を務めている。
2006年10月から主宰・演出する劇団レッドフェイス(現・THE REDFACE)を旗揚げした。2020年3月までにオリジナル19作品、80回の主催公演を行った。舞台進出は1997年からで、舞台『念波先生」、朗読劇『生きてゐる小平次』などをプロデュース。自らの劇団であるレッド・フェイスを立ち上げた2006年10月朗読劇『アクジョニツイテ』からは、以後、全作品のプロデュース・出演・演出の三役をこなす。
2007年9月から、東海テレビ『愛の迷宮』に出演。
2009年から芸名を「榊原利彦」に戻した。再スタートした『JINGI 仁義』シリーズに出演。
2010年、ファンクラブ「BLUE★LION」が結成10周年を迎えた。
2011年、『呑象DONSYOU』が第66回芸術祭参加作品にエントリーされた。
2016年、『オペラコミック・Carmen』で初のオペラ演出を手掛け大絶賛を得る。同年横浜開港記念会館・講堂で再演され、2019年1月14日には愛知県芸術劇場、2月には横浜市開港記念会館・講堂で4回目を上演。
2017年、『ディナーシアター』という、飲んで食べて観れる舞台形式をスタート。榊原利彦自身が料理の腕を振るう。ポップアートの画家であり過去に絵の個展を開催するなど画家としての活動も多い。
2020年12月、横浜市情文ホールにて一人芝居『天才の仕事』シリーズがスタート。
2021年4月より、『MarineFM』で初DJとして冠番組『サカキバLIFE』がスタート。第1,3,5金曜日12:00~13:00。同局『ハマカフェGOGO』のメインパーソナリティは第1,3,5火曜日15:00~17:00。7月より、『七慟伽藍』福井市 一乗谷朝倉氏遺跡 特別奉納公演より舞台公演を再開。10月より、『高島嘉右衛門列伝』がスタート。全8作(総集編二作を含む)上演予定。2022年10月20日に関内ホールで上演される総集編・上は、令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演に選出。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビその他[編集]

テレビCM[編集]

映画[編集]

Vシネマ[編集]

  • 日本極道史 誇り高き戦い(1999年・2000年)全2作 - 加納健治の弟分
  • 民事介入暴力 非合法領域 シリーズ(2002年 - 2004年)全3作 - 主演・民暴専門弁護士 沖紳一郎
  • 起業士 天馬シリーズ(2006年)全3作- 主演・天馬一大
  • 白百合女学園洋弓部 白銀の標的(1991年)
  • 仁義 シリーズ(1994年 - 2007年、2009年 - 2011年) - 主演・八崎義郎
  • 首都高速トライアル4(1992年4月9日) - 主演・小島俊彦
  • 雀狼伝2,3(2000年) - 祐二
  • 富士の魂(2007年) - 主演・里中浩二
  • 極道鎮魂歌 男たちのレクイエム(2011年) - 海神会若頭 魁知道
  • 影と呼ばれた男たち1 - 6(2019年 - 2020年) - 警視庁公安部 戸倉

舞台[編集]

THE REDFACE[編集]

2006年~2008年さいそんりこ脚本。2009年~2014年龍造寺里琴脚本。2015年~2022年榊原玉記脚本。

  • カナリヤタウン ※さいそんりこ脚本
    • 初演(2007年3月、麻布ディプラッツ)第5回公演
    • アンコール公演(2007年4月、麻布ディプラッツ)第6回公演
    • 前倒し4回目大阪公演(2007年8月31日 - 9月2日、日本橋インディペンデントシアター2nd)第9回公演
    • 3回目(2007年11月1日 - 4日、麻布ディプラッツ)第7回公演
    • 新・カナリヤタウン5回目(2009年9月9日 - 13日、日暮里d-倉庫)第18回公演
  • アクジョニツイテ(2006年10月)第4回公演 ※有吉佐和子原作、さいそんりこ脚色
    • アクジョニツイテ完全版(2007年7月、赤坂レッドシアター)第8回公演
    • アクジョニツイテ三回目公演(2008年12月19日 - 21日、東京芝:AJITO)第14回公演
  • 爾汝の社 ※さいそんりこ脚本
    • 初演(2008年3月19日 - 25日、東京・芝「Ajito」)第10回公演
    • 爾汝の社・再来(2010年1月、日暮里d-倉庫)
    • 爾汝の社・飛来ロングラン(2011年1月19日-25日、日暮里d−倉庫 / 2011年2月5日・6日、大阪天王寺・一心寺シアター倶楽)第29回公演
    • 爾汝の社・飛来 Dinner Theater (2011年2月23日・4月6日、六本木VANITY LOUNGE)
    • 爾汝の社・万来(2012年2月15日-19日、笹塚ファクトリー)
    • 爾汝の社・萬來(2012年9月、笹塚ファクトリー)
    • 爾汝の社・千客万来(2015年11月13日ー15日、江東区文化センター)第55回公演
  • サー・トーマス・ドッグマン・フェルナンデス・ダマスカスからの招待状(2008年5月29日 - 6月1日、芝「Ajito」)第11回公演 ※さいそんりこ脚本
    • サー・トーマス・ドッグマン・フェルナンデス・ダマスカスからの招待状2(2010年10月13日 - 17日、芝「Ajito」)第27回公演
    • サー・トーマス ドッグマン フェルナンデス・ダマスカスからの招待状3(2013年)笹塚ファクトリー
    • サー・トーマス ドッグマン フェルナンデス・ダマスカスからの招待状4(2014年6月18日 - 6月22日)第48回公演
  • 東京の王様 朗読(2008年6月26日 - 29日、芝「Ajito」)第12回目公演 ※さいそんりこ脚本
    • 東京の王様 名古屋公演(2015年9月11日 - 13日、愛知県芸術劇場)榊原玉記脚本 第53回公演
    • 東京の王様 横濱公演(2015年9月22日 ― 23日、横浜市開港記念会館)第54回公演
  • ブルー☆ライオンの森(2008年8月20日 - 24日、芝「Ajito」)第13回公演 ※さいそんりこ脚本
  • 吟子(2009年2月10日 - 15日、日暮里d-倉庫)第15回公演 ※さいそんりこ脚本
  • 七慟伽藍 - 織田信長 ※さいそんりこ脚本(戦国の七武将、武田信玄・徳川家康・明智光秀・朝倉義景・浅井長政・豊臣秀吉・織田信長が登場する舞台)
    • 初演(2009年4月8日 - 14日、日暮里d-倉庫)第16回公演。演劇ファンのサイト「演劇ライフ」に初登場最高位2位でランクイン[信頼性要検証]
    • 七慟伽藍 其の弐(2009年7月1日 - 5日、日暮里d-倉庫)第17回公演。一部キャスト変更。
    • 七慟伽藍 其の参(2009年10月 - 11月、芝「Ajito」)第19回 - 第21回公演。不定期に4週間ほど続けての、初のロングラン公演。
    • 七慟伽藍 其の四(2010年2月11日・12日、愛知県芸術劇場)第22回公演
    • 七慟伽藍 其の五 Xバージョン(2010年4月16日 - 18日、新宿「SPACE雑遊」)第23回公演。新キャストにて上演。『七慟伽藍』での動員が2000人に達した。
    • 七慟伽藍 其の六 Xバージョン 大阪公演(2010年5月22日・23日、天王寺・一心寺シアター倶楽)第24回公演。
    • 七慟伽藍 其の六 東京アンコール公演(2010年6月18日 - 20日、新宿「SPACE雑遊」)
    • 七慟伽藍 其の七 Xバージョン 名古屋公演(2010年7月3日・4日、愛知県芸術劇場)第25回公演。この公演で『七慟伽藍』での動員3000人を超えた。
    • 七慟伽藍 其の八 (2011年2月11日-14日、芝「千一夜劇場」こけら落とし公演)第30回公演
    • 七慟伽藍 其の九 Featuring Ryoko Tanaka (2011年4月9日-10日、芝「千一夜劇場」)第31回公演
    • 七慟伽藍 其の十 (2011年6月12日、芝「千一夜劇場」)第34回公演
    • 七慟伽藍 其の十一 2013年(ザムザ阿佐谷)
    • 七慟伽藍 其の十二 2014年(笹塚ファクトリー)
    • 七慟伽藍 其の十三 2015年(愛知県芸術劇場)
    • 七慟伽藍 其の十四~十七 2016年4月(中目黒トライ)
    • 七慟伽藍 其の十八 2016年(ユー・アイ福井)
    • 七慟伽藍 其の十九 2017年(越前浜・西遊寺特別公演)
    • 七慟伽藍 其の二十 2019年6月29日&30日(横浜市情文ホール)
    • 七慟伽藍 其の二十一 2019年9月20日(神奈川公会堂・講堂)
    • 七慟伽藍 其の二十二 2020年11月(東京都アートにエールを!参加・動画配信のみ)
    • 七慟伽藍 其の二十三 2021年6月4日~6日(八千代市民会館大ホール・コロナ禍により中止)※外部プロデュース
    • 七慟伽藍 其の二十四 2021年10月16日~17日(佐倉公演)※外部プロデュース
    • 七慟伽藍 其の二十五 一乗谷朝倉氏遺跡奉納特別記念公演 2021年7月17日
    • 七慟伽藍 其の二十六 2021年11月 岐阜公演 ゲッコウプロデュース※コロナ禍により中止
    • 七慟伽藍 其の二十七 2021年12月 館山公演 ゲッコウプロデュース※劇場工事により中止
    • 七慟伽藍 其の二十八 2022年4月20日~21日(関内ホール・小ホール)
    • 七慟伽藍 其の二十九 2023年3月29日(愛知県芸術劇場・小ホール)
    • 七慟伽藍 其の三十 2023年5月20日(関内ホール・小ホール)
  • 探偵烏丸男爵の事件簿 『サイパン★タイガーの遺言』(2010年8月20日 - 22日、芝「Ajito」)第26回公演 ※さいそんりこ脚本
  • 貉・MUJINA(2010年10月22日 - 24日、芝「Ajito」)第28回公演 ※さいそんりこ脚本
    • 貉 MUJINA2(2013年7月31日 - 8月4日 笹塚ファクトリー 第44回公演 ※龍造寺里琴脚本
  • 呑象 DONSYOU(2011年4月14日 - 17日、芝「千一夜劇場」)第32回公演 ※龍造寺里琴脚本
    • 呑象 DONSYOU 長州藩士&坂本龍馬編(2011年5月21日 - 23日、芝「千一夜劇場」)第33回公演
    • 呑象 DONSYOU 長州藩士&坂本龍馬編(2011年11月5日 - 6日、大阪天王寺・一心寺シアター倶楽)第36回公演 第66回 文化庁芸術祭参加公演
  • 呑象DONSYOU 幕末編(2012年6月23日 - 7月1日、笹塚ファクトリー)
    • 呑象DONSYOU(2014年2月5日 - 2月11日、笹塚ファクトリー)第46回公演
    • 呑象DONSYOU・長州藩士篇(2015年2月、笹塚ファクトリー)第51回公演
    • 呑象ONSYOU・長州藩士篇(2015年3月12日、横浜市開港記念会館講堂)第52回公演
  • ZEN OF SNAKE 蛇の道は、蛇(2011年7月13日 - 17日、笹塚ファクトリー)第35回公演
  • キリンの夢(2013年10月30日 - 11月4日、笹塚ファクトリー)第45回公演 ※龍造寺里琴脚本
    • キリンの夢(2014年10月キリンの夢、笹塚ファクトリー)第49回公演
    • キリンの夢(2014年11月、愛知県芸術劇場)第50回公演
    • キリンの夢(2017年7月、伝承ホール)
  • スタンリーキューブリックはかく語りき1(2014年4月2日 - 4月6日)第47回 ※龍造寺里琴脚本
  • スタンリーキューブリックはかく語りき2 『天才の仕事2 ディナーシアター(2019年2月 パラ大ダイスカフェ)
  • スタンリーキューブリックはかく語りき3 朗読(2023年4月 アルファ東京)
  • スタンリーキューブリックはかく語りき4 朗読 ディナーシアター(2023年7月26日 中目黒トライ)
  • スタンリーキューブリックはかく語りき5 『マリリン・モンロー殺人事件』朗読(2024年1月5日 関内ホール・小ホール)
  • オペラコミックCarmen1&2(2016年5月、2017年2月、横浜市開港記念会館講堂)
  • オペラコミックCarmen3&4(2019年1月14日愛知県芸術劇場・小ホール 4月13日横浜市開港記念会館講堂)
  • 羅馬から来た、サムライ(2016年7月、愛知県芸術劇場&荏原スクエア)
  • サートーマス・ドッグマン・フェルナンデス・ダマスカスからの招待状 世界で一番の殺し屋(2017年2月、中目黒トライ)
  • ティファニーで朝食を1(2017年9月,11月、中目黒トライ)
  • ティファニーで朝食を2(2018年4月、愛知県芸術劇場・小ホール)
  • ティファニーで朝食を3(2020年12月、横浜市開港記念会館)
  • ティファニーで朝食を4(2022年9月1日横浜関内ホール・小ホール)
  • ティファニーで朝食を5 (2022年9月7日愛知県芸術劇場・小ホール)
  • 「天才の仕事1」トークショー(2019年12月1日、横浜情文ホール)
  • 「天才の仕事3」一人芝居(2020年3月、Paradaise Cafe コロナ禍により中止)
  • 高島嘉右衛門列伝1~横濱之龍神~潜龍編(2021年10月26日-27日 関内ホール・小ホール)
  • 高島嘉右衛門列伝2~横濱之龍神~見龍編(2022年1月8日-9日 関内ホール・小ホール)
  • 高島嘉右衛門列伝3~横濱之龍神~乾惕編(2022年6月10日-11日 関内ホール・小ホール)
  • 高島嘉右衛門列伝4~横濱之龍神~躍龍総集編・上(2022年10月20日)関内ホール・小ホール)※令和四年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演
  • 高島嘉右衛門列伝4~横濱之龍神~躍龍総集編・上アンコール(2023年1月8日~1月9日 関内ホール・小ホール)
  • 高島嘉右衛門列伝5~横濱之龍神~飛龍編(2023年9月23日~9月24日 関内ホール・小ホール)
  • 高島嘉右衛門列伝6~横濱之龍神~亢龍編(2023年11月4日 関内ホール4・小ホール)
  • 龍ノ翼1 北陸文化ノ百花繚乱(2023年9月10日 能登演劇堂)
  • 龍ノ翼2 一人語りバージョン(2024年3月3日 中目黒トライ ディナーショー)

客演[編集]

  • ニッポン・ジャンパーズ(2008年4月23日 - 27日、両国シアターΧ)脚本・演出:高瀬一樹
  • 『美しの水』AND ENDLESS 脚本・演出/西田大輔
  • 『ぬばたまの淵』〜われても末に遭わんとぞ想う〜
  • 『生きてゐる小平次」金子こうじろう演出
  • 『春琴抄」金子こうじろう演出
  • 『北陸文化ノ百花繚乱 北前船三都ものがたり 龍ノ翼VOL.1』(2023年9月10日 能登演劇堂出演・総合演出/榊原利彦 脚本/榊原玉記

ゲーム[編集]

ラジオ
  • 『サカキバLIFE』マリンFM2021年8月20日より、第1,3,5金曜日 12:00-13:00 メインパーソナリティ

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]