和達-ベニオフ帯

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スンダ列島付近の地震の震源の[1]緯度(単位:度)と[2]震源の深さ(km)

和達-ベニオフ帯(わだち-ベニオフたい、: Wadati-Benioff zone)は、プレート沈み込み帯にある活発な地震震源の領域である。なお広辞苑などの辞書では和達-ベニオフ面( -めん)の名称で収録される場合もある。

この領域に沿ったプレートのずれが深発地震を発生させ、震源の深さは約700kmに達する。和達-ベニオフ帯の近くには火山島弧大陸火山帯が生じる。和達-ベニオフ帯に沿って生じる深発地震の位置から、海洋地殻マントル沈み込みスラブの三次元的な形状の情報を得ることができる。

この用語は、それぞれ独立にこのゾーンを発見した、日本気象庁和達清夫カリフォルニア工科大学ヒューゴー・ベニオフの2人の地球科学者から命名された。