和歌山県道216号温川田辺線

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和歌山県道216号標識

和歌山県道216号温川田辺線(わかやまけんどう216ごう ぬるみがわたなべせん)は、和歌山県田辺市内を走る一般県道である。

概要[編集]

中辺路町の温川から田辺市新庄町までを繋ぐ道路であるが、旧中辺路町水上と旧田辺市伏菟野の間が極めて狭小であり通行量がほとんどないため、旧中辺路町区間と旧田辺市区間で事実上分断されている状態であり、両区間で道路状況が大きく異なる。

旧中辺路町区間は主に山の中を通過し、和歌山県道198号との重複区間を除き、全線にかけて道が狭いが、農地や民家などがあるので、生活道路として地元住民が利用している。

旧田辺市区間のうち、終点の新庄町から下三栖交差点までは一部区間を除き道路幅が広く、基幹病院である紀南病院までのアクセス道路であり、国道42号バイパス・和歌山県道35号・上富田町方面への田辺市道(南紀広域農道)とも接続があるため通行量が多い。下三栖交差点から伏菟野までは1.5車線程度の道幅となり、地元住民の田辺市中心部方面との往来での利用が主となるため通行量も減る。

旧中辺路町水上と旧田辺市伏菟野の間の区間は道幅が極めて狭く、軽自動車以下の車両しか通行することができず、離合箇所も少なく、落石等により路面状態も悪いため通行困難であり、利用者はほとんどいない。

なお、田辺市中心部から同市中辺路町温川間を移動する場合、国道42号 - 国道311号を通った方が安全・快適である。

路線データ[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

  • 和歌山県
    • 田辺市

接続する路線[編集]

太字は重複路線

関連項目[編集]