名古屋走り

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名古屋走り(なごやばしり)とは、愛知県名古屋市及びその周辺でよく見られる、交通違反に該当したり交通マナーを守らなかったりする自動車運転方法の総称である[1]

[編集] 典型例

信号無視
交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する、いわゆる信号残りと呼ばれる事象において、黄信号にあってはためらいなく進入し、赤信号に変わっても状況判断によっては進入することが見られ、名古屋走りの典型例とされている。これを「黄色まだまだ、赤勝負」[2]と形容することもある。
このように名古屋走りにおいては信号残りのぎりぎり進入が多い一方、大阪府近郊で多く見られる見切り発進は少ないが、岐阜県三重県において出会い頭の事故が多い現象について、名古屋走りと大阪府近郊の走行が錯綜する為であるとする意見がある[3]
名古屋では若宮大通久屋大通をはじめとする広い道路がいくつかあるため、赤信号の長さも必然的に長くなる。そのため信号に引っかかるのを防ぐために信号無視を敢行することが多い。
速度超過
道が広いことで速度を上げる車が多い。そのため愛知県警は、速度超過をする車が赤信号にひっかかりやすいよう、信号のタイミングを調節している。また、トラックやバス、タクシーといった職業運転者に対しては、一般の車の流れをつくるペースカーとなるよう要請した。[4]
車線変更
名古屋では幅の広い道路や複数車線の道路がある。一方では複数の車線があるにもかかわらず一方通行の道路もあって慣れない人には混乱を招くことになっている。そのためか、ウインカーを出さない、または直前に出す車もある。また、右折レーンから追い越しをかける車もある。
走行帯区分無視
名古屋では、右折車線の先に車線がある場合、意図的に右折レーンを直進する車がある。対向車線の右折車輌との衝突の危険性が高いにもかかわらず、右折レーンを直進する車のほうがクラクションを鳴らして威嚇する光景が見られる。
右折割り込み
右折レーンが渋滞している場合、となりの直進レーンで交差点に進入し、交差点内で右折レーンの先頭車両に被せる形で割り込む車がある。

[編集] 脚注

  1. ^ JAF MATE 2000年7月号P14-P17「読者アンケート特集地域別実感レポート運転マナーの県民性
  2. ^ 「中日新聞」1992年6月2日 朝刊14面 「緊急報告 多発する交通死(上) 信号無視 “名古屋走り”の象徴 事故原因、高い比率示す」
  3. ^ 「朝日新聞」1993年7月9日 東海版27面 「名古屋走り 出合い頭の事故死突出(信号 考現学:1)」における、建部英博・愛知工業大学教授(当時)の意見
  4. ^ asahi.com(朝日新聞社)2009年3月12日「愛知県警が「名古屋走り」撲滅作戦 幹線道の信号調整

[編集] 関連項目