同人用語

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同人用語(どうじんようご)は、漫画・アニメ系を中心とする同人同人誌に関する主要な用語についての解説。この分野は同人誌即売会を主な発表の場として発展してきたことから、即売会に関係する用語が多い。

目次

[編集] あ行

青紙(あおがみ)
主催者が、集合時刻に来ないサークルの販売停止を示すのに用いられる青い紙。該当サークルのスペースの上に置かれる。コミックマーケット準備会が主催するイベントで用いられる。
赤紙(あかがみ)
主催者が、配布物搬入過剰など、防災上の問題点があるサークルの販売停止を示すのに用いられる赤い紙。該当サークルのスペースの上に置かれる。コミックマーケット準備会が主催するイベントで用いられる。
アニパロ本(-ぼん)
広義にはアニメパロディを扱った本全般を指すが、狭義ではアニメキャラを使ったエロ漫画(やおいを含む)を指す。種類から言えば、必ずしもエロ漫画は多くはないのだが、売れる量が桁違いなため、流通量としては殆どのアニパロがエロ漫画であるとさえ言える。
有明(ありあけ)
東京国際展示場(ビッグサイト)の事。所在地の町名から。
委託(いたく)
即売会などで、外部のサークルに製作物の代理頒布をしてもらうこと。サークル参加の抽選漏れ、ゲスト参加者のスペースでのアピール、同時頒布数の増加、頒布場所の分散など、発行元のサークルが直接頒布を行えるか否かに関わらず様々な理由で行われる。コミックマーケットなどの大型イベントでは、直接参加できないサークルのために同人誌委託コーナーが設けられことも多い(但し、コミックマーケットは2007年8月の「コミックマーケット72」で委託コーナーの中止を発表した)。同人ショップのシステムは、この仕組みを商業化したものとも言える。
大手(おおて)
人気があり、即売会で行列ができるようなサークルを指す。作家が商業媒体で名が売れているサークルであることが多い。対義語は「零細」ではなく「小手」「ピコ手」など。そこそこ人気があるサークルは「中堅」と呼ばれる。
落ちる、落とす(お-)
予定していた新刊の制作が即売会に間に合わず、出せないこと。(例:「新刊落ちました」)
音系同人(おとけいどうじん)
オフセ本(-ぼん)
オフセット印刷された本。コピー本とは違って、印刷業者などで印刷、製本した同人誌と考えてほぼ差し支えない
オリジナル⇒創作そうさく
オンリー
特定のジャンル・嗜好・キャラクターなどに特化した同人誌や即売会を指す。「〇〇(キャラクター名)オンリー本」「××(作品名)オンリー即売会」「△△(猫耳巫女ふんどしメイドなど)キャラクターオンリーイベント」のように使う。反対に特定のジャンルに特化しない同人誌や即売会は「オールジャンル」と特に呼んで区別する場合がある。

[編集] か行

カップリング (同人)
壁(かべ)
同人イベントなどで、会場内の壁際に「配置」 される「サークル」。
一般的にこうした場所は、大量の搬入が可能で、混雑(長い並び列)対策が容易なことから、人気サークル・大手サークルが配置される場合が多く、そのようなサークルやスペースのことを壁サークル、壁スペースなどという。但し、配置や周辺サークルとの兼ね合いで、壁際に配置されたサークル全てが大手サークルであるとは限らない。
健全(けんぜん)
エロでないこと、もしくは「男同士」「女同士」のカップリングではないこと。前者の意味で使われる場合は「一般向」よりも「性描写がないこと」を強調している。
小為替(こがわせ)
定額小為替ゆうちょ銀行が発行する送金用の証書。サークルが通信販売を行う場合に決済手段としてよく用いられるものの1つ。
コピー本(-ぼん)
コピー機で印刷し、ステープラー(ホッチキス)などで製本した手作り同人誌。オフセ本と違い安易に制作できる反面、大量の制作には向かないので、部数が少ないサークル向き。現在は乾式複写機を用いるのが一般的だが、かつては青焼複写機もよく用いられていた。オフセ本をつくるサークルでも、イベント限定に少ページ・少部数のコピー本を作成する場合もある。⇒突発本

[編集] さ行

サークル
同好会のことであるが、漫画・アニメ系同人誌においては、即売会の参加主体としての意味合いが強く、1人だけで活動している人もサークルという形式(個人サークルという)で参加する。同人サークル参照。
最後尾(さいこうび)
人気サークルのスペースにできる行列の最後尾のこと。行列ができることが予想されるサークルでは、その旨を記したプラカードやイラストボードをあらかじめ用意しておき、サークルのメンバーや最後尾にいる来場者自身がそれを掲げる。このプラカードのことを最後尾札と呼ぶ。会場のスペースなどの都合上、一度列を分断しなければならない場合もあり、その場合はそこが最後尾ではない事を表すプラカードが用意される事が多い。また会計を円滑に行うために、最後尾札が頒布物の価格表を兼ねているケースも良く見られる。
参加者(さんかしゃ)⇒同人誌即売会#参加者の種類
島(しま)
即売会会場の中央部分に、囲むように机を配置した部分。壁の対義語としても用いられる。通常、横に机1~2本・縦に机複数個を並べる。島の端の部分は島角・島端(一部ではお誕生日席とも)と呼ばれ、そこそこに行列ができる中堅サークルが配置されることが多い。島の端以外の部分は島中と呼ばれる。
ジャンル
漫画・アニメ同人誌は二次創作を中心とすることから、原作・題材によって分類されることが多く、これをジャンルと呼ぶ。同人誌即売会において、同一あるいは類似のジャンルのサークルは近い場所にまとめられ、来場者の便宜を図っている。ジャンルは体系的な分類があるわけではなく、コミックマーケットの例をみると、「ガンダム」「少年ジャンプ」のような原作(作品・作家・掲載誌)による分類のほか、「同人ソフト」のような媒体による分類、「学漫」のような発行者による分類、「男性向け」のような読者による分類とさまざまなものが混在している。また、特に人気が高い原作については、単独でジャンルとして扱われる場合もある。ジャンルとその参加者の変遷は、そのまま同人界での人気の変遷である。
新刊(しんかん)
新たに制作した同人誌のこと。特に、初めて即売会に出す同人誌のこと。常連購入者に対して購入対象とする本があることを明示する意味合いもある。コミックマーケットなど大規模な即売会のみ参加する参加者のために、「コミケ新刊」(他の即売会ではすでに出しているが、コミックマーケットでは初出しである本)のような表現もされる。大規模な即売会では、大手サークルの新刊を求めて来場者が疾走したり、長い行列を作ったりする。また、新刊でないものを既刊と言う。
スケブ
スケッチブック」の略。即売会などのイベントで、サークル側にスケッチブックへ絵の執筆を依頼することを「スケブを頼む」などと言う。サークルとファンとの交流の1つの種類であり、またファンからすれば「サインをもらう」のに近い行動ともいえる。大手サークルなど、時間的制約から断ったり、あらかじめ受け付けない趣旨を明らかにしているサークルも多い。対価は発生しない(海外のイベントでは有料で描かれることが多い)のが一般的で、依頼する際には相手の忙しそうな時間帯を避けたり、自分のスケッチブックである事を分かりやすくしておく事、イベント終了(もしくはそのサークルの撤退時刻)までにちゃんと取りに来る事などがマナーとされる。完成度としては下書き同然のものからクリンナップまで終えて色まで入れたものまで、描く人(サークル)によって様々である。
スペース
即売会における各サークルの出展ブースのこと。通常、長テーブルの半分を1スペースとする。
創作(そうさく)
登場人物や世界観を自分で発案した作品。二次創作でない作品。一次創作とも呼ばれる。推理、ファンタジー、現代物等、内容に関わらず「創作(オリジナル)」に一括ジャンル分けされることが多い。この分野のみ、文学系同人と近接する同人作家や読者層が存在する。
即売会(そくばいかい)⇒同人誌即売会

[編集] た行

ダミーサークル
デジ同人(-どうじん)
突発本(とっぱつぼん)
即売会直前に衝動に駆られて作られる同人誌。主としてコピー誌で、ゲームにハマったり、アニメのある特定の回に強く触発されて作られる。単に販売時の机が寂しいからと作られることもある。

[編集] な行

二次創作(にじそうさく)
他のアニメ・漫画等の作品の登場人物や世界観を使い制作された作品。パロディとも呼び、パロとも略されることもある。現在の同人誌の大勢を占める。いわゆる同人の同人も二次創作の一種。⇒二次創作物

[編集] は行

パロディ
⇒二次創作
パンフレット
主催者が、一般参加者に向けて販売する出展サークルの一覧を記した冊子。一般参加者への注意事項も記されており、ほとんどの同人誌即売会では、これが一般参加者の入場券となる(つまり一般参加者全員購入)。パンフと略すこともある。なおコミックマーケット準備会主催の即売会では「カタログ」と呼ばれている。
ペーパー
サークルが、自身のスペースにおいて無料で配布する案内。おもに自身のサークルの近況やイベント参加予定、通信販売する配布物などが記載されている。新刊を落としたときなど配布物がないときにペーパーを作成することもある。

[編集] や行

やおい
夢見乙女(ゆめみおとめ)

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