吉田寛 (コピーライター)

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吉田 寛(よしだ かん、1957年[1] - 2021年4月19日)は、日本コピーライター文筆家[2][3][4]

略歴[編集]

大分県臼杵市出身[1]。東京の専門学校を卒業後、コピーライターとして活動を始めた。24歳の時に大分県に戻り、大分市の広告制作会社での勤務を経て、1992年に独立した[3]

2021年4月19日、大分市内の自宅で急逝した[4]。63歳歿。

人物[編集]

愛称「寛ちゃん」として大分県民に親しまれていた。焼酎愛好家としても知られた。

著書[編集]

  • 「長浜塩九升おいさん通り」
  • 「すもつくれん」、「すもつくれん2」、「すもつくれん3」
  • 「いらんしょわ」
  • 「あっちあられん」
  • 「どんこんならん」
  • 「なしかの本」(シリーズ 30巻)
  • 「夕方なしかの本」(シリーズ 10号)
  • 「おいさん物語」、「おばさん物語」
  • 「使おうえ!大分弁I」、「使おうえ!大分弁II」
  • 「虹色おいさん」(全7巻)
  • 「キッカン君」(全2巻)
  • 「闇の彼方へ」(JR九州[1]

メディア[編集]

ラジオ[編集]

  • えもしれぬ セカンドハンズバー(雇われ店長)
  • 夕方なしか(大分放送、毎週土曜日 16:40-17:00、1995年-2021年)[2][5][6]

連載[編集]

  • 『あげえあんに』(月刊セーノ!、2007年 - 2018年) - 連載小説[1]
  • 『寛流大分弁俳句』(毎日新聞(大分版)、2012年 - 2021年) - コラム[1][4][7]

主なキャッチコピー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 吉田寛プロフィール”. 吉田寛web. 2020年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
  2. ^ a b “コピーライター吉田寛さん急逝”. OBSニュース (大分放送). (2021年4月19日). オリジナルの2021年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210419124612/https://obsnews.tv/?id=00061857 
  3. ^ a b “吉田寛さん死去 63歳、「なしか」コピーライター”. 大分合同新聞. (2021年4月20日). オリジナルの2021年4月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210420033543/https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2021/04/20/JD0060184443 
  4. ^ a b c "コピーライター吉田寛さん死去 麦焼酎「なしか!」 大分弁で作品". デジタル毎日. 毎日新聞社. 21 April 2021. 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月21日閲覧
  5. ^ 夕方なしか 【公式】”. 大分放送. 2021年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
  6. ^ 第11回なしか!祭”. 八鹿酒造. 2015年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
  7. ^ “寛流大分弁俳句 400回到達 方言も優れた産品 「ユーモア優先に」 選者・吉田寛さんに聞く/大分”. 毎日新聞. (2019年12月15日). オリジナルの2021年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210419130437/https://mainichi.jp/articles/20191215/ddl/k44/040/143000c 

外部リンク[編集]