史上最強の弟子ケンイチの登場人物

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史上最強の弟子ケンイチの登場人物(しじょうさいきょうのでしけんいちのとうじょうじんぶつ)は漫画『史上最強の弟子ケンイチ』に登場する人物または組織の一覧である。なお各人の年齢はそれぞれ本編初登場時のもの。

目次

[編集] 梁山泊(りょうざんぱく)

武術を極めた達人や、スポーツ化した武道になじめない達人が住む道場。また、武術界における活人拳の象徴とされている。現在は長老を含め6人の達人が共同生活しているが、もう1人、所用で出かけている達人がいる。

現在は兼一を含め8人が住む大所帯だが、弟子は兼一1人だけであり、武術指南による収入は無いに等しい。従って経済状況は常に崖っぷちかそれに準ずるものであり、道場は非常に古びている。武術指南以外の定収入が無いわけではなく、美羽のやりくりでなんとか持っているが、一度は財政破綻に陥った。

[編集] 白浜兼一(しらはま けんいち)

17歳・身長165cm・体重65kg(増加中)
声優関智一
タイプ:
本作の主人公。梁山泊の一番弟子で、「史上最強の弟子」になる予定の少年。元々はイジメられっ子で、フヌケのケンイチ(通称:フヌケン)と呼ばれていた。イジメ対策のために入部した空手部で同級生の大門寺と退部を賭けて試合をする破目になり、友人となった美羽に教えを受ける。美羽との特訓の後大門寺に勝利するが、敗れた大門寺に同情してしまい、空手にない技を使っての勝利だったと自らを反則負けとし、退部した。この一件で空手部の副主将筑波、さらには学校の不良に目を付けられ、その対策のために美羽の紹介で梁山泊に入門した。(アニメ版では大門寺との勝負前に梁山泊に入門)日々過酷さを増す壮絶な戦いに備え過酷な武術の修行に(本人の意思とは無関係に)身を投じる事になる。「ラグラレク」の辻との戦いで負け内弟子となり梁山泊に住むようになってからは更に修行の過酷さが増し、ほぼ殺人未遂(一度心停止したが、蘇生)の修行に耐える日々を送っている。現在は自身の正義を貫くため、そしていつか『叶翔』との約束である『美羽を守る』為に自らの意思で修行を受けているが、たまに壮絶極まる修行に嫌気が差して逃げ出す事もあり、師匠たちは呆れると同時に楽しんでいて、兼一の成長に喜びも感じている。趣味は読書と園芸で、将来の夢は直木賞を取ること。自他共に認める相手の逆鱗にふれる天才。

[編集] 風林寺美羽(ふうりんじ みう)

17歳・身長158cm・体重ひみつ? B:おっきい W:ほそい H:ほどほど
(声優:川上とも子
タイプ:
本作のヒロイン。梁山泊の長老・風林寺隼人の孫娘。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。背後に立たれると人を投げ飛ばしてしまう癖を持っている。性格は品行方正で、誰に対しても優しいが、意外におっちょこちょいで寂しがり屋な面もあり、また嫉妬深さも併せ持っている。やや文法がおかしなお嬢様言葉で話し、語尾に主として「~ですわ」、「~ですの」と付けている。梁山泊の家事全般、家計のやりくりを一手に引き受け、梁山泊は彼女がいないともはや経営が立ち行かない。あんみつが大好き。元は名門校で有名である松竹林高校に通っていたが、目立ちすぎて友達がほとんど出来無かったため、荒涼高校に転校してきた。そのことから学校内で目立つことを嫌い、伊達眼鏡をかけている。学校では新体操部に所属している。
スタイルが良い(特にかなりの巨乳)な為、ほのかとキサラにひがまれ、敵意を持たれている。(詳しくは後述。)
両親は既に死亡したと思われていたが、真実は不明。現在は祖父・隼人が唯一の肉親。幼少時代から隼人に武術の指導を受け、彼の世直しの旅に同行していた。武術の腕前は弟子級の中でもトップクラスで、武術そのものについても広範な知識をもつ。軽やかな跳躍と体捌き、蹴り技を主体に戦い、その洗練された動きはしばしば「風を切る羽」と形容される。格闘家としては動のタイプに属し、自身と同等以上の敵との戦闘時には、感情の激発により安易にリミッターを解除し、自我を失って暴走してしまう傾向がある。だが祖父の隼人によるとこれはリミッターの外し方が足りないためであり、DofDにおける修行で動の気を開放する秘伝を授かった。なお、隼人は美羽が自らの感情に暴走しないよう、幼い美羽を連れて武者修行の旅をしていたらしい。
初めて自分を守るといってくれた兼一に対しては、かなり早期からはっきりとした好意を抱いているが、指摘されると必死で誤魔化そうとする。家族が祖父だけ、友人もいなかったとあって、家族愛や友情と恋心の区別がついていないのかもしれない。ラグナレク壊滅以降は兼一の成長ぶりにしみじみと感動している場面が多いが、自分の保護下を離れる事に一抹の寂しさも感じている模様である。徐々にではあるが兼一に対する好意が大きくなっているのは確かであるが、意外に独占欲の強さものぞかせる事があり、蓮華やレイチェルが兼一に迫ったりちょっかいを出した際には殺気に近い嫉妬心を見せ、兼一や自分よりも幼い千影に対しても、かなりの動揺を見せている。
幼いながらも武人として生き、自らを抑え込んで生きている千影に昔の自分を重ね、なんとか闘わずに救いたいと思うが、逆に美羽自身が自分を隠していることを指摘される。これにより、美羽は伊達眼鏡を外し髪をくくるのをやめ、武人であろうとも自分を偽らず一般人として生きられることを千影に示そうとする。爆破解体も経験がある様で今までに3回処理をしたことがありそのうち1回は失敗している。

[編集] 風林寺隼人(ふうりんじ はやと)

年齢不詳・身長2m余・体重100kg超
(声優:有川博
タイプ:(静の技も使える)
美羽の祖父。「無敵超人」の異名を持つ、筋骨隆々の巨体を持つ飄々とした老人。曲者揃いの梁山泊の豪傑らをまとめ上げる長老であり、豪傑中の豪傑。その武術は我流ながら生涯無敗で、「人手裏剣」「亡心波衝撃」など計108つの必殺技を持つ。本来の実力を0.0002%(50万分の1)に抑えた状態でも、弟子クラスの実力では到底太刀打ちできない超人的な実力者で、鮫や熊を素手で倒したり、海の上を走ったり、プールの水を蹴りで割ったりとその超人ぶりを度々発揮している。また、通常ならば廃人になる危険を伴う“静”と“動”の同時発動も、右半身と左半身を分割して制御することで可能とする。
若気の至りでついうっかり500人の達人を半殺しにしてしまい、それから戦って戦って戦い抜いたらいつの間にかじじいになっていた、と自称する豪放磊落な人物。両親がいないことで甘やかしてはならないと言う考えの元、幼い美羽を連れて武者修行(世直し)の旅をしていた時があり、今も気が向くと一人でどこかに放浪の旅に出てしまう。
鳥獣戯画の臨写(模写)が好きで、梁山泊の逼迫した経営状態にもかかわらず美羽に内緒で高い金を払って集めている。それを知った兼一の記憶を亡心波衝撃(他人の記憶を操作する技)によって消去したりと、隠蔽工作に余念がない。
松江名俊短編集「史上最強のガイデン」掲載の読みきり作品『閃光の剣士カザマリム』において、同姓同名の高校生が主人公として登場。また、同作品には美羽と容姿の似た少女、飛田かなえが登場している。この作品と本作との関連性は不明。

[編集] 逆鬼至緒(さかき しお)

30歳・身長192cm・体重110kg
(声優:石塚運昇
タイプ:
あまりの強さゆえに空手界を追放された「ケンカ100段」の異名を持つ空手家。強面で顔面に傷があり、素肌の上に革のジャケットと言ういかにも兼一が苦手そうな外見をしているが、性格は面倒見がよい兄貴肌の人物。しかしそれを悟られるのが恥ずかしいらしくわざとそっけない態度を取ることが多いが、とにかく嘘が下手なのでモロバレである。また、小さい子供におじさんと言われた時には「お兄さん」と訂正させるなど愛嬌のある面も。酒とギャンブルが大好きで、酒は強いがギャンブルは弱い。警察からたまに裏の仕事(表沙汰にできない要人のボディガードなど)の依頼が入り、それが梁山泊の収入源となる。
兼一に対しては、最初は「弟子は取らない主義」と言って突き放した態度を取っていたが、秋雨や剣星が兼一に教える姿に触発されたのか、やがて自分から積極的に指導するようになった。その後は兼一の不在を寂しがったり、兼一を傷つけた相手に激昂したりといった描写がたびたび見られ、その師弟愛はツンデレ気味。達人の中では比較的歳が近いせいか、兼一との関係は、師弟と言うよりは兄弟のようである。
世界ケンカ旅行をしていた経歴があり、それゆえ英語が堪能。かつてイギリス人のマイクロフトとフランス人のクリストファーとでチームを組んで仕事をしていたが、殺人を良しとしない逆鬼を殺そうとした二人を返り討ちにし、砂漠に生き埋めにしてチームを解消した。
文書化されているかどうかは不明だが、著作にケンカの際の心得をケッヘル番号によって管理・体系化した「逆鬼式ケンカ大原則」がある。
梁山泊のメンバーには珍しく自家用車(サイドカー付きの大型バイク)を所有しているが、「逆鬼よりも年上」という年代物であるためエンジンを始動させるのにはかなりの時間を要する。
姉がいるらしい事を匂わせる発言をした事がある。

[編集] 岬越寺秋雨(こうえつじ あきさめ)

39歳・身長180cm・体重80kg
(声優:小杉十郎太
タイプ:
哲学する柔術家」の異名を持つ柔術家。彼の柔術はあらゆる物を取り込んで昇華し、「岬越寺流」と呼ばれる独自の流派と化している。20年以上に及ぶ独自のトレーニング理論により、全身の筋肉をピンク筋(瞬発力の白筋と持久力の赤筋の両方を併せ持つ性質の筋肉)へと変えており、梁山泊の師匠らの中でも比較的小柄でありながら、逆鬼さえ一目置くほどの恐るべき筋力を誇る。
冷静沈着・才気煥発で、独自の悟りを開いている。ゆえに、長老が居ない時は大体彼が梁山泊のまとめ役。兼一の各種修行における、全体の監督的立場でもある。普段は人当たりがよく、穏やかで理知的な性格に見えるがキレると一番恐ろしく、を見ると性格が変わる。弟子の生命さえ脅かしかねない危険な修行のアイディアも彼の考案によるものが多く、兼一に対しての師弟愛はかなりドS気味である。嘘をつくときヒゲをいじるという癖がある。
書画陶芸彫刻演劇音楽茶道と何でもこなす芸術家として著名な上、接骨医としても有能で、梁山泊の裏で接骨院を経営し梁山泊の家計を助けている(医師の資格も持っていて外科手術も可能)。愛読書はПреступление и наказание(罪と罰)であり、一影九拳の一人「アレクサンドル・ガイダル」との戦いの前に二度も読み返してしまうほどである。囲碁将棋も(加えてオセロまで)達人レベル、更に多種多様の外国語までこなす多芸多才な人物。機械やからくりを作る技術も高く、兼一の修行道具を開発している。特に兼一を主動力にした、生活や移動に便利な機械を作るのが得意。その万能ぶりからよく「ドラ○もん」(オヤツとして「ドラ焼き」をよく食べている)と兼一に呼ばれ、助けを求められていた。ただし、ピーマンが嫌いで、よく青椒肉絲のピーマンだけをアパチャイに食べさせている。

[編集] 馬剣星(ば けんせい)

42歳・身長162cm・体重60kg
(声優:二又一成
タイプ:
兼一よりも背が低い小柄な中年の中国人。「あらゆる中国拳法の達人」と呼ばれる中国拳法の達人で中でも敵の攻撃を受け流して無力化する「化勁」を得意とする。中国鳳凰武侠連盟の最高責任者で、中国本土では実に10万人の弟子を擁するという一門の長であるが、「飽きた」と言う理由で妻と息子に全権を委ね日本にやって来た。
前述通り妻帯者で三人の子持ち(一人っ子政策を守っていない)。兄に馬槍月、娘に馬蓮華(アニメでは連華)がいる。妻のことはかなり恐れている様子。鍼灸院を経営し、梁山泊の家計を助ける。中華料理も達人級で、梁山泊の昼食は彼が当番。それを利用してピーマンが食べられない秋雨に対し優位に立つことも。
好きなものは女子高生で趣味は盗撮(その為に携帯電話も最新式モデルを所有)という極度のエロ親父で、美羽やしぐれに対してしばしばセクハラにおよぶ。今でこそ禿げた鬚オヤジではあるが昔はかなりの美形で、星の数ほど恋愛経験をしたことがあるという自称「中国の光源氏」。そのためか、兼一の恋愛を助言するキャラクターでもある。兼一も一応師匠として彼を尊敬しているが、エロ友達としての側面も強く、兼一に美羽やしぐれの写真を度々有料で提供していて「日本一すばらしい中国人」として慕われている。だが、そんな兼一や美羽のことは実の子供のように大切に思っており、時折考え深い助言・心配りを行うことも。カタツムリが嫌いだという。
なお、アニメ版では「ば けんせい」ではなく、「ま けんせい」となっている。

[編集] アパチャイ・ホパチャイ

29歳・身長201cm・体重120kg
(声優:石丸博也
タイプ:
裏ムエタイ界の死神」の異名を持つムエタイ、パフユッ、ムエボーランの達人でタイ人。幼い時から命がけの裏の戦いを生き抜いてきている。長老が世直しの旅の際にとある南の国で出会い、そのまま日本まで付いて来てしまった。かなりいいかげんな日本語を覚えており、普通はカタコトなのに、間違った日本語は流暢に喋る。逆鬼とは歳が近いためか、日中は行動を共にしている事が多く、競馬場に付き合わされたりしている。
性格は純真で子供の様に無邪気、食べる事と子供や動物と遊ぶ事が大好き。「気は優しくて力持ち」という表現がぴったりで、その純真さゆえ子供や動物にはとても好かれ、動物と意志の疎通をすることも出来る。鳥に頼んで人探しをしたり馬と話して競馬で勝ちそうな馬を教えてもらったりしたことも。一方、幼い頃から命懸けの戦いを経験してきたが故に全力攻撃がもはや条件反射になってしまっており、手加減というものが非常に下手で、度々組み手やミット打ちで兼一を半殺し(一度は心停止)にさせている。後に「子供達と遊ぶつもりで教えればよい」という長老の助言のもと、死なない程度には手加減出来るようになった。その人柄の良さと驚異的身体能力で、兼一たちの通う荒涼高校バスケ部の助っ人として逆転勝利に貢献したり、火事で取り残された赤ん坊を救うなど、各方面の人々から『謎の巨人』として生きた伝説となっている。
口癖は「アパパパパ(笑い声らしい)」「イ~ヤバダバドゥ」など。よく兼一の妹のほのかとオセロで遊んでいる。その為、知らず知らずの内にオセロの実力は秋雨(こっちも達人級である)にも引けを取らない実力になっていた。
好きな食べ物はハンバーグ。

[編集] 香坂しぐれ(こうさか しぐれ)

(声優:能登麻美子
タイプ:
年齢不詳(推定十代後半から二十代前半)の美女。「剣と兵器の申し子」の異名を持つ、香坂流武器術を極めた武器格闘の達人。十数年前、刀鍛冶の父親が秋雨との決闘により死亡した後、秋雨の友人であった香坂八郎兵衛の養女となり武術を教わる。八郎兵衛が死去した後に秋雨を頼って梁山泊に住み込み、時折遠出してはかつて父が作っていた「人斬り包丁」を回収している。幼い頃から感情をほとんど表に出さない性格。その特殊な育ちのために、下手をするとアパチャイ以上に一般常識に欠ける節があり、天井の桟を足指で挟んで逆さまにぶら下がって歩いたり、着替えを他人に見られても特に気にした様子を見せない(剣星は別)など、奇行が目立つ。一人称は「ボク」。訥弁で言葉のテンポが独特。相棒にネズミの闘忠丸がいる。
常に長大な日本刀鎖鎌手裏剣などを携帯しており、主にそれらを武器に戦うが、彼女の手にあるものはすべて強力な武器となり、鉄製のスプーンはおろか木製のしゃもじにすら刀剣並みの切れ味を持たせることができる。和服を身に付け、下着さらしふんどしを愛用。プールや海でも水着をつけずにふんどしで泳ぐ。上半身は素肌の上に鎖帷子を着込んでいる。常に携帯している日本刀は彼女の父が彼女のために鍛え上げた最後の一振りであり、刃金の秘密がこめられた「最後の刃」としてこの刀を狙う者も少なからず存在する。
梁山泊に来た当初は梁山泊の他の師匠連とも目を合わせず、隙を見せる事を嫌って食事も屋根裏で取っていたが、兼一が内弟子となってからは徐々に他人に心を開くようになり、食事も皆と共にするようになるなど変化している。自身の秘密を「兼一になら話していい」と言って周囲を驚かせたこともある。武器を使用しない兼一に対して、古式泳法を教えたりするものの、他の師匠と比べ指導をする機会が少ないことを寂しがっている。その分ヒマを持て余し気味なせいか、無茶な修行から逃げようとする兼一を捕まえる役目に回る事が多い。基本的に無表情で表情を変えることは殆どないが、兼一に対して一度だけはっきりと笑ったことがあり、兼一が来て以来どんどんしぐれが変わっていくことから、美羽からは「もしや兼一さんのことを」と疑われているが、真意は不明。
兼一からは「しぐれさん」と呼ばれているが、これには「しぐれが『しぐれちゃんと呼べ・・・』と言ったのを、兼一が恥ずかしいので変更した。」という裏設定が存在する。闇人たちとの戦闘の際に兼一が「香坂師匠」と呼んだ時にも「しぐれでいい」と返事をしており、恋愛感情はともかくとして、彼女が兼一に対し師匠と弟子として以上の親愛の情を持っているのは確かなようである。

[編集] 闘忠丸(とうちゅうまる)

(声優:能登麻美子)
しぐれの相棒と言うべきネズミ。ネズミとは思えないほど賢く、多趣味。また、(ネズミサイズの)槍でマスタークラスの攻撃を止めるなど、戦闘能力もかなりのもの。梁山泊の面々とも仲が良い。お風呂が大好きで、シャモジより清潔との説もある。新聞の経済欄の切り抜きと携帯を使ってデイトレードもして儲けており梁山泊で最も金持ちになっている。アルコールもいける口らしく、逆鬼が飲んでいるビールを一緒に飲んでいたこともあった。
「闘忠丸」の名前は、作者が運営する「わざのでぱーと」の掲示板上で募集した中から、作者が選んだもの。

[編集] 白浜家

白浜兼一の家族。以下の「父」などの記述は、白浜兼一との血縁関係。

白浜ほのか
12歳・身長140cm・体重32kg
(声優:瀬那歩美
妹。兄が大好きの中学生で、いつの間にか兄と仲良くなっている美羽を「ムチプリ」と呼んでライバル心を燃やす。ややブラコン気味。兄の様子をのぞきにいこうと梁山泊を訪れて助けられて以来、アパチャイやしぐれとは大の仲良し。純真無垢な性格で感受性が強く、結構押しも強い。自然体の交流で谷本とも仲良し(?)に。なぜかオセロが異常に強くその実力は達人級である秋雨をもおそらく凌ぐものと思われる。一応中学生なのだが口調や幼児体系と童顔のせいで読者や視聴者からは小学生だと勘違いされがちである。猫アレルギーのため、本人は猫を飼いたがっているが飼えない。
白浜元次(しらはま もとつぐ)
45歳・身長174cm・体重68kg
(声優:郷里大輔
父。商社の部長職を務める。ゴルゴ眉の苦みばしったダンディだが、厳格そうな容貌と反比例する度の過ぎた心配性であり、家族のためならば社内での立場はおろか、自己の生命さえ顧みない家族愛の権化のような人物。息子が修業キツさに家に逃げ戻った際には会社の商談をすっぽかし帰ってきたり、猟銃を持って梁山泊を強襲したりするなど、愛情の深さのあまり、しばしば常軌を逸した行動に及ぶ。
趣味はクレー射撃と狩猟で、数々の大会に入賞する程の実力者。梁山泊を襲撃した際には片手で猟銃の弾丸を装填したうえ背面狙撃を披露、剣と兵器の申し子しぐれをして「でき…る」と称賛せしめた。猟銃セバスチャンマクシミリアンなどの名前をつけてさながら愛犬のように大切にしており(ケースに仕舞う時には「セバスチャン。ハウス!」などと言う)、さらにこの2丁の他に妻に内緒で新しい猟銃"ルードビッヒ"を所持している。非常時には「ファイヤーマン」の替え歌が無意識に口をついて出る。
白浜さおり
38歳・身長168cm・体重54kg
(声優:折笠愛
母。一見おとなしそうだが暴走した夫を金属盆やフライパンで沈めるなど、事実上白浜家の最高権力者だが夫婦仲は極めて良好。実年齢よりもはるかに若々しくスタイルも良いので、表紙裏のグラビアにも他の女性キャラと並んで度々登場する。

[編集] 新白連合(しんぱくれんごう)

新島春男が兼一の名前と力を利用する形で結成された。ラグナレクを脱退した者などを巧みに引き込み、次第に強大化してきている。当初、兼一は連合の存在に否定的であったが、自分を慕ってくれる構成員を放っておけず、いつの間にか公認している。最近は新島が情報戦と情報収集の為に戦闘能力が低い構成員を直々に教育し、敵対組織に対する諜報活動を盛んに行っている。将来的には新島の手によって新格闘技団体へと姿を変える予定。

劇中に登場する「新白連合ホームページ」は実在し、WEB部隊(新島親衛隊・白浜切込隊・ジークフリート遊撃隊・武田隊・宇喜田隊)に隊員として実際に所属することが可能。過去に「新白連合歌」などを作成している。

[編集] 新島春男(にいじま はるお)

16歳・身長172cm・体重62kg
(声優:山崎たくみ
自称「戦わない参謀」。長い耳・新島イヤーアヤシゲセンサーが特徴的なまるで悪魔宇宙人のような風貌をしており、強い者には媚を売り弱い者は踏み潰すという心身共に悪魔のような男であるが、時には筋も通し、情に厚い側面ものぞかせる。優れた危機回避能力を持っており、逃げ足が異常に速いうえ、武術の経験は全くないもののかなりの高精度で標的の強さを計測できる。危険を察知すると、即座に宇宙人パワーで気配を消し、たびたび難を逃れている。情報収集能力も高く、敵の情報をすばやく把握し、巧みな話術で洗脳して敵のチームワークを分断、ときに味方に引き込み戦いを有利に展開させる。中盤以降は時折妙なカリスマ性まで発揮して大局を動かした。勝利のためならば非情に徹する覚悟を持ち(勝利のためには味方をも切り捨てるが、必要とあらば自分も犠牲に組み込む所が一本筋が通っている)、梁山泊の師匠連や闇の達人李天門、フォルトナなどに「眼力がある」「戦の才がある」「時代が時代なら天下に名を轟かすことができた」と評されるなど、その戦術・戦略は敵味方を問わず賞賛せしめることがしばしばあり、軍師としての天賦の才能は各方面から極めて高く評価されている。ある意味では兼一に匹敵する成長を遂げた男。YOMIとの戦いを一通り終えたら闇とうまく折り合いをつけて、新白連合を格闘技の団体として財団法人にしようと目論んでいる。教会神社に入ると気分が悪くなる体質で、自力で歩くことさえもできなくなる。著書に「ケンカ理論」がある。

[編集] 水沼(みずぬま)

(声優:川中子雅人
16歳。兼一に不良から助けられたことから、兼一を目標として陣営に参加。アラン須菱の弟子になってから必殺技を習得。アランに出会い鬼幽会に入った当初は力こそ全てと思っていたが、兼一と逆鬼により「真の強さ」を教えられ目を覚ます。その後闇の流派狩りにより鬼幽会は潰され、師であるアラン須菱はその際にYOMIの一人、ティーラウィットから彼を庇って意識不明。その復讐のためにDオブDに参戦する。初戦の対ブラックフォース戦にて先鋒として出場、健闘するも重傷を負い戦線離脱。しかしその戦い振りはDオブDの雰囲気に飲まれかけていた新白チームの闘志に火をつけた。

[編集] 松井(まつい)

(声優:鳥海勝美
おそらく新島に最も忠実な男。旗持ち。応援団っぽく「~じゃい」などと特徴的なしゃべりをする。通信簿に「人の話を聞いていない」とよく書かれる。彼の主義は「旗は魂だから絶対に地面につけない」。旗がないと自信をなくす。

[編集] 田中(たなか)

連合の初期メンバーで表立った活躍はしていないものも水沼同等、頻繁に登場する。長ラン。作品内で名前は呼ばれておらず新島の情報端末に表示されていたため判明。余談だが田中という苗字は作品内で3名登場している。

[編集] ラグナレク脱退メンバー

ラグナレクを脱退して、あるいはラグナレク壊滅後に新白連合に加わったメンバー。以下参入順に列挙する。

[編集] 武田一基(たけだ いっき)

(声優:矢尾一樹
タイプ:
元ラグナレク・キサラ隊の精鋭「技の3人衆」の一人でリーダー格。元プロボクサーで「突きの武田」の異名を持つ。ボクシング界でも期待の新人だったが、友人とともに不良と戦った際に利き腕である左腕が不随となり、以後落ちぶれる。ラグナレク時代は右腕一本で戦っており、両腕が使えたら拳豪級と評されていた。
兼一との勝負に敗れ、岬越寺秋雨の治療により左腕が復活、再びボクシングの道を志す。ボクサー生命を救ってもらったことから、兼一と友好関係を結ぶも、そのつながりから新白連合に無理矢理加入させられる。脱会後ボクシングジムに戻ったが、連合加入以後は新島の揃えた器具が充実している連合本部に入り浸り、部には顔を出さなくなる。最初は嫌がっていたが兼一との友情と、新島による洗脳を受けた結果今や立派な連合の副隊長に。美羽に対して密かに好意を寄せているが兼一のために身を引いている。
兼一が梁山泊での修行により強くなっていくにつれ、彼との実力の開きにコンプレックスを感じていたが、隻眼・跛足の達人級ボクサー、ジェームズ志場と出会い弟子入り。手加減を知らぬ師に弟子入りしたことを少しばかり後悔しているが、地下格闘場での修行等を経て実力は急上昇している。強い武術家と闘えない事を不満に思っていたとき、武田の力量を知った連華の助言により兼一との勝負を望む。もし自分が勝ったら美羽に告白するという条件で兼一を本気にさせて戦い、兼一の予想を上回る強さを発揮、流水制空圏の第一段階をも発動するが敗北。しかし美羽の事はまだ諦めていない。英語は苦手で新学期を迎えても卒業できず宇喜田と共に留年した。
月刊版から引き続いての登場人物の中では、その外見がもっとも大きく変わった人物の一人。

[編集] 宇喜田孝造(うきた こうぞう)

(声優:大川透
タイプ:
タイプ元ラグナレクの不良、通称、「投げの宇喜田」。武田が兼一と戦ってラグナレクを抜けてからもう一度柔道家に戻る事を決意し、柔道を続けている。荒涼高校の柔道部は弱小だが、宇喜田が立て直しにかかっている。武田とは馬が合うようでよくつるんで学校の屋上でだべっているが、不良生活が板につきすぎた所為で武田と仲良く留年。南條キサラに惚れている。キサラも気になっているようで留年したことを「自分と同じ学年」というように励ましたりもしている。ラグナレクを抜けるタイミングを武田の脱会リンチにあわせるなど友達を想う心はかなり強い。ラグナレクと新白連合の抗争時には武田と二人でバーサーカーと対峙。あえなく病院送りにされてしまうが、兼一とオーディン・朝宮龍斗との戦いでは病院を抜け出して他のメンツとともに戦いに参加している。
DオブDでは達人の世界を知らず、修行のレベルも勘違いしていたために実力的には戦力外だったが、捨て身となってカポエイラチームの一人を場外へ投げ落としたりと貢献した。

[編集] 九弦院響(くげんいん ひびき)

(声優:真殿光昭
タイプ:
元・第五拳豪ジークフリート。絶対音感により攻撃のタイミングを察知し、受けた打撃の威力を「軸」をずらす事により殺し、円運動で相手に返すという変則カウンターで戦う。作曲家としても特異な才能を持ち、セリフの端々にやたらと音楽用語(イタリア語)を挿入する癖があり、作曲を妨害されると殺意を抱く。兼一の必殺技「無拍子」の名付け親でもある。 : 最高のメロディーは戦いの中から生まれると信じ、より刺激的な戦いの場を求めてラグナレクに参加。強敵と戦うという体験それ自体に音楽的な価値を見出す芸術家肌の人物であるため、ラグナレクの勢力拡大など政治的な方面には興味が無かった。そのせいかラグナレクでも浮いた存在だったが、第七拳豪トールとだけは馬が合い、新白連合参加前からの親友同士であった。家は資産家で、音楽学校の超特待生。連合の中では説得役になる事や、また汚い手で引き抜きを行う新島を諭す事もある。
兼一に敗北したのち自分の作曲法に限界を感じて悲嘆に暮れていたが、新島の魂のピアニカに深い感銘を受けて連合に加入。以後新島を「我が魔王」と呼び絶対の忠誠を誓う。「自分の師となる人物がチベットに現れる気がする」という予感がしたという理由で、実際にチベットへと旅立ち、チベットの寺院でマニ車のごとく40日間歌いながら回転し続けるという修行を強行、いつの間にか近隣の人たちの信仰の対象となっていた。DオブDにおいては新白連合の第二試合開始直前に乱入、助っ人として駆けつける。その際自分で操縦する自家用機からパラシュートにて降下、しかもミサイルの一斉射を回避するため限界高度ぎりぎりで開傘して強引に着地を決め雄叫びをあげるなど、キャラクターの意味不明ぶりに拍車がかかっている。しかし、本人をして「菩提樹の葉ほどの弱点もなくなった」と豪語するように、修行の成果により筋肉が発達して体が一回りも大きくなり、完全なる円運動と強靭な横隔膜を会得し、それに伴い実力も劇的に上昇。首がほぼ180度曲がるという異常な柔軟性も見せつける。梁山泊の師匠達からは、敵の攻撃を無力化する技に関してほぼ完璧にマスターして“後の先”の極みに近付いており、さらに独学で内功を練っていた天才であるとまで評され、将来は達人級の腕前になるとまで目されている。
DオブD後は音楽学校の二年生に進級。DオブDにおける戦いの中で浮かんだメロディーはレコード会社からのオファーによりCD化が決定、印税の一部が連合の資金となる予定である。

[編集] 千秋祐馬(ちあき ゆうま)

(声優:楠見尚巳
タイプ:
元・第七拳豪トール。相撲を異種格闘技用に自ら改良した実戦相撲の使い手で、優に100kgを超える巨漢。友情や約束のためならば命をも懸ける男気溢れる好漢。才気煥発というタイプではないが、激昂しても状況を見失わない冷静さを持ち、頭も意外に鋭く切れる。また、体は相当に鍛えこまれており、誰の弟子にもつかずに独学で新必殺技を編み出してしまうなど、類まれな努力家でもある。
自ら開発した実戦相撲を最強の武術にし、世界中に普及させる事を生涯の目標としており、ラグナレクに加わったのも、ルールの無い闘いを数多く経験し実戦相撲に磨きをかけるためであった。その目的意識は非常に確固たるものであり、兼一との勝負に際し彼が提示した条件も「自分が勝った場合は弟子となり、共に実戦相撲を極める事」というものであった。しかし兼一との勝負に敗れてラグナレクを脱退。喧嘩からも足を洗う事となる。新白連合には親友のジークフリートのたっての願いにより、連合の危機にはせ参じる形で参加。兼一との勝負や山奥での一人修行の時など、事あるごとに“太めの男性”の地位向上をアピールしている。
本名は闘忠丸同様に名前の募集企画により決まったが、発表がテレビアニメ終了後だったためアニメでは「トール」としか呼ばれていない。

[編集] 谷本夏(たにもと なつ)

(声優:堀川りょう
タイプ:
元第六拳豪ハーミット。6歳まで重病を患った妹・かえで(声優:桑島法子)と共に孤児院で育つが、一代で巨大コンツェルンを作り上げた養父谷本(声優:中村大樹)に、妹の治療を見返りに跡継ぎとして引き取られる。そんな中、養父が妹を診療していた女医(声優:渡辺菜生子)と恋に落ちるが、財産目当てで近づいた女医の手により妹・養父、共に死去。天涯孤独の身となり莫大な遺産を狙う者達に命を狙われるが、拳聖によって救われ、彼の言葉から武術を学ぶ決心をした。「拳豪鬼神」と呼ばれる達人、馬槍月に弟子入りし、さらにスリーオブカードの統率力を学ぶためラグナレクに入隊、第六の拳豪となる。
学校では心優しい優等生を演じているが、気に入らない相手を前にすると一変。友情・愛を否定する冷酷な性格を現す(しかしその冷酷な言動も、上記のような環境で人を欺く事を余儀なくされたが故のものである)。性格はクールだが若干高飛車でナルシズムが入っており、武術の腕には余程自信があるのか周りの武術家をザコ呼ばわりする事が多く自意識過剰な面がある。しかし兼一の妹ほのかなど、弱き者に対しては時折優しさをのぞかせる。
中国拳法の劈掛拳と八極拳の使い手(間合いを離して戦う劈掛拳と接近戦を旨とする八極拳を同時に学ぶことは実際によくある)。兼一とは二度にわたり戦っており、一度目は兼一を圧倒するも二人ともバスから落下し決着がつかず(兼一は逆鬼達がいなければ大怪我をしていただろうが)、二度目は虚実を使いこなし兼一をおしていたが、兼一の魂が磨り減るほどの努力と20号のナイフの刺し傷による失血で敗北する。兼一との戦いのさなかにロキの策略によって立場を悪用され、それを機にラグナレクを脱退。その後、新島によって連合入りの既成事実を作り上げられ、なし崩し的に連合の一員と見なされるようになる。連合のメンバーに対しては馴れ合いを口では否定するものの、彼らの危機に数的不利を承知で駆けつけるなど、微妙な変化が見られている。
今まで妹と二人っきりで生きてきた為か典型的なシスコンで兼一の妹であるほのかに亡き妹の面影を見ており、「ジャニーズ系」「なっつん」などと呼んで懐いてくる彼女を突き離すことが出来ず、振り回されている。妹の死に際の「負けないで」という言葉から何事においても勝ちにこだわり、そのための努力は決して怠らない。そのため、ほのかに何度もオセロを挑むも、一度も勝てないので肩をもまされたり植物園に連れて行かされたりとこき使われている。(一度だけ勝った事がある) おそらく幼少期以来馬槍月の教えは受けておらず、それでも相当の実力を保っていたことから、たぐいまれなる武術の才能を持ちとてつもない努力をしていた事が伺いうる。
兼一との対決以降は行方不明の師の馬槍月を探していたが、DオブDの舞台であるデスパー島にて再会を果たし、師弟関係が復活。その際授けられた必殺技「兇叉」は最下層とはいえマスタークラスにさえ通用する威力を誇り、多対一ではあるが谷本は劇中唯一の達人を倒した弟子である。

[編集] 南條キサラ(なんじょう きさら)

(声優:高山みなみ
タイプ:
元・第八拳豪バルキリー。テコンドーの使い手で、帽子と片方の足が破れたジーンズがトレードマークの小柄な少女。努力家で、何事にも真摯な思いで臨む性格。テコンドーに関しても男に負けたくない、との思いで練習を続けていたが、試合の対戦者の男性が自分が女であるとの理由で手を抜いていたことを知り、それ以来ルール無用のストリートファイトに明け暮れる。そんな中第三拳豪のフレイヤに強い感銘を受け、彼女直属の部隊ワルキューレの一員としてラグナレク入りを果たす。しかし男と対等に戦うためには武器を持つことが重要だと考えるフレイヤに対し、素手で男と対等に渡り合うことを信念とするキサラは、その後ワルキューレの一員であることを辞め、「キサラ隊」の長として独自の路線をたどることになる。しかしフレイヤに対する敬慕の念は一貫して変わっていない。
猫好きが共通する美羽のペースに巻き込まれたり、兼一に感化されたりしてる内にその変化を反逆と見なされラグナレクからの脱退を余儀なくされる。脱退の余波から自分の部下を守るために、連合と手を組む形で現在に至る。武術に関しては豊かな才能に恵まれており、戦いのさなかにあっても僅かなアドバイスによってひとつ上の次元の強さへと成長する事ができる。DオブDにおいては、ネコの動作をテコンドーに応用したオリジナルの武術、「ネコンドー」を創出した。
デスパー島において偶然宇喜田の自分に対する想いと決意をフレイヤと一緒に聞いてしまい、以来口では否定しつつも宇喜田を異性として意識しはじめる。しかし素直に感情にださず恋愛が苦手といった典型的なツンデレキャラであるため、それ以降フレイヤが彼の隣に座っているのを見て嫉妬したり、彼に見つめられ顔を赤らめたり、カポエラ戦では否定しつつも彼の身を案じたりする場面が見られた。
家は資産家でありキサラ隊の基地(後に新白連合の基地)となっている廃ビルは彼女の提供によるものである。なお、自身の細身の体型にはいささかの劣等感があるらしく、グラマーな女性に対しては第一印象で反感を抱いてしまいがちである。巨乳である美羽を「牛乳(うしぢち)」と呼ぶ。
月刊版との差異としては、月刊版ではオッドアイでフレイヤも宇喜田も居らずバーサーカーの原型である吉川の部下だったが、週刊ではその設定は全く受け継がれておらず、目は普通で上司役はフレイヤに変わり、バーサーカーとの接点も無い。

[編集] ロキ

タイプ:
戦う参謀」を名乗る謀略家。故に仇名は策謀と悪戯の神ロキ。相応の実力の持ち主ではあるが自ら表立って動くことは少なく、多数用意した影武者や直属の部下を“○○号”とナンバリングして統括、策略に応じて動かしている。時に拳聖の名を騙りほかの拳豪すら己の陰謀のために利用する。ラグナレクで五本の指に入る美形であるが、自分の素顔を見られるのを嫌うため常に網眼鏡をつけている。
ラグナレクの実権を掌握すべく暗躍を続け、最終決戦においてオーディーンに叛旗を翻し秘密裏に育成していた新・八拳豪を擁する「神聖ラグナレク」を結成、自身は組織の№2になり、第二拳豪バーサーカーをリーダーに奉り上げてクーデターに及ぶがバーサーカーは応じずあえなく失敗に終わった。その後は20号と共に新白連合の諜報員になり刺客として送り込まれたYOMIの人数を正確に伝えた。

[編集] 久賀舘要(くがたち かなめ)

(声優:田中敦子
タイプ:
元・第三拳豪フレイヤ。色黒で顔に傷のある少女。久賀舘流杖術の正統後継者で「武人」と呼ぶのがしっくり来るようなクールな女武術家。“神武不殺”(真の強さは人を殺めない)を信念とし、キサラとの戦いで自慢の杖(じょう)を折られた際には「杖術使いが杖を折られたら負け」と潔く敗北を認めた。馬剣星にセクハラまがいの要求をされたときに素直に応じたこともあり、実力を認める相手に対しては一定の敬意を払う、「礼」をわきまえた女性である。配下に女性だけで構成された武器集団「ワルキューレ」がいる。
ラグナレク壊滅後は更なる高みへと登るべく武術に専念するつもりであったが、YOMIがただの不良集団ではなく武術集団であると聞き、ワルキューレとともにYOMIとの対決を控えた新白連合に加入。キサラやワルキューレたちとともに修行を積み、DオブDにも参加を決めた。DオブDでの戦いに恐怖しながらもキサラへの思いゆえに参加を決めた宇喜田に対しては「嫌いじゃない」と思わせぶりな発言をしており、キサラを動揺させるがそれ以降はあまり描写が無いため真意は不明。ねずみ嫌いであり闘忠丸の姿を見ただけで動揺し、普通の少女らしい意外な一面を見せることもある。
DオブD後は高校を無事に卒業。大学に進学して道場でも師範代として後進の指導に当たっている。

[編集] ラグナレク

初期メンバー『スリーオブカード』に惹かれた強者達によって構成された武闘派不良集団。本来はYOMIに対抗するための集団だったが、新白連合との抗争に敗れ、壊滅した。コードネームは北欧神話にまつわる神などが使われている。

[編集] 構成

拳聖緒方一神斎を象徴として奉戴しており、実質の総括者は緒方と直接の面識がある第一拳豪オーディーンこと朝宮龍斗である。

八拳豪
初期メンバーのスリーオブカードを含めた幹部八人を特に『八拳豪』という。不良集団ラグナレクを恐怖と暴力によって束ねる実力者たちである。第六拳豪を除く7人はその得意技や特徴などから北欧神話にちなんだ仇名を持つ。
スリーオブカード
第一拳豪と第二拳豪と第三拳豪の3人であり、ラグナレクの最古参メンバーである中心的存在。
技の三人衆
キサラの親衛隊の3人。
ワルキューレ
女性のみで構成された第三拳豪フレイヤ直属部隊。美少女が多い。集団戦法を得意とし、メンバーはそれぞれ「トンファー」「鉄扇」「(サイ)」「」「投げ分銅」「薙刀」「ヌンチャク」「」などを使用する。因みに名前は「投げ分銅」の使い手である「ひびき」以外は不明。トンファー使い(声優:根谷美智子がリーダー。猫をかばいながら満足に戦えないキサラ相手に「脱会リンチ」を強行し集団で襲い掛かるといった卑怯な行動を取り、しぐれにより撃退される。その後しぐれの言葉を教訓に特訓して実力を高めて再登場するものの、キサラにザコ呼ばわりされ、まったく本気を出していない美羽一人にダメージひとつ与えられず全て倒された。ラグナレク壊滅後はフレイヤとともに新白連合に加入するが以前より影が薄くなってしまいフレイヤやキサラの踏み台と言う下層地位を無意識に築きつつある。ちなみ上記のハンデを背負ったキサラ相手に武器を持ち集団で襲いかからないと彼女に勝てないところや、特訓したにもかかわらずキサラにザコ呼ばわりされ本気を出していない美羽に完敗した所から彼女たちの総合的な実力はかなり下だと思われる。実際、近年ではキサラやフレイヤの練習パートナーとしてのみ登場している。人気が高い。

[編集] 構成員

第一拳豪オーディーン/朝宮龍斗(あさみや りゅうと)
詳しくは朝宮龍斗の項を参照。
第二拳豪バーサーカー
(声優:中田譲治
タイプ:
本名不明(キャラクター自体は「戦え!梁山泊。史上最強の弟子」に登場した吉川将吾の流用であるが、本編では名前は明かされていない)。ケンカマニア。特に誰の指導も受けたことはなく、純粋な我流であり武術に関しては全くの素人だが、強靭な肉体と生まれ持った格闘の素質は弟子クラスとしては最高レベルにあり、第一拳豪オーディーンと並び称される強さを誇る天才。典型的な“動”タイプの格闘家で、リミッターが解除されるとバーサーカーの仇名の所以たる「バーサクモード」と呼ばれる戦闘態勢が発動、とてつもない怪力を発揮して攻撃力が倍増する。その際アドレナリンの大量分泌によって痛覚が麻痺するため、打撃に対する耐久力も強化される。対ハーミット戦では右腕の関節をはずされても戦いを止めようとはしなかった。長老曰く「己の力にのまれているため完全な状態とはいえない」とのことで、その動きは変幻自在で予測困難ではあるものの極めて荒削りで隙も多く、修行を経て実力を増したハーミットによって倒された。ラグナレク壊滅後は側近のメイドと共にケンイチ達の前に姿を現す。
第三拳豪フレイヤ/久賀舘要(くがたち かなめ)
(声優:田中敦子
詳しくは久賀舘要の項を参照。
第四拳豪ロキ
(声優:藤原啓治
詳しくはロキの項を参照。
第五拳豪ジークフリート/九弦院響(くげんいん ひびき)
(声優:真殿光昭
詳しくは九弦院響の項を参照。
第六拳豪ハーミット/谷本夏(たにもと なつ)
(声優:堀川りょう
彼だけ仇名が北欧神話由来でないのは月刊版の名残であるのか、今後の伏線であるのかはわからない。
詳しくは谷本夏の項を参照。
第七拳豪トール/千秋祐馬(ちあき ゆうま)
(声優:楠見尚己
詳しくは千秋祐馬の項を参照。
第八拳豪バルキリー/南條キサラ(なんじょう きさら)
詳しくは南條キサラの項を参照。
武田一基(たけだ いっき)
技の三人衆の一人。
詳しくは武田一基を参照。
宇喜田孝造(うきた こうぞう)
技の三人衆の一人。
詳しくは宇喜田孝造を参照。
古賀太一(こが たいち)
(声優:山口眞弓
技の三人衆の一人。
通称蹴りの古賀。かなり小者臭いキャラで脱会リンチの際に立てなくなった宇喜田たちをいたぶったり、元はキサラ隊だったが後にロキに寝返ったりなど三人衆の中では唯一チンピラっぽい、一本通った物を持たない男で、それゆえにかいまいち恵まれないポジション(だが、ある意味では目立つ役とも言え、必要に応じて登場回数もかなり多い)。ラグナレク篇後半では、完全に雑魚キャラ、噛ませ犬として扱われ、最後は下剤入りジュースを飲まされ退場。ラグナレク壊滅後は消息不明。
白鳥
(声優:皆川純子
キサラの腹心の長髪美形キャラ。キサラに忠実で有能な副官であり、新白と同盟を結んだ後も下に付いてきている。多少武術の心得はあるようだが、それを披露する場はない。新白連合に合流して以降は、総督としての新島を認めているらしい態度を取っている。
辻新之助(つじ しんのすけ)
(声優:一条和矢
元ラグナレク中堅幹部・辻隊隊長。単純で馬鹿だが鉄の信念を持った熱い男。通称、モジャモジャ。物語初期で兼一を叩きのめし、しばらく兼一のケンカ嫌いのトラウマとなっていたが、再戦をして敗れる。その後長期に渡って出番がなかったが、山篭りをしている間に出会った熊の皮を被った謎の老人(詳細は不明だが、達人級の武術家と思われる)から骨法を教わり飛躍的に実力を上昇させ、ラグナレク壊滅後に再登場。兼一のライバルを自称し執拗に対決を迫り、実力的には及ばぬものの油断をついて兼一に完勝。リベンジを果たし、そのまま勝ち逃げするつもりでいる。「強さとは男としての誇りを貫くこと」という自分なりの答えを持っており、その生き様は新白連合を刺激し武田一基に更なる高次レベルへの一歩を踏み出す決意をさせた。
なお、辻と兼一は劇中四度に渡って対戦しているが、辻は梁山泊の師匠たちからおおむね高く評価されており、対決の場に居合わせた師匠は実力で上回る兼一の敗北を予測することが多い。最後の対決に至っては相手を格下と侮り本気を出さず弛緩した戦いをする兼一に対して、辻は実力差をものともせず飽くなき全力攻撃を続け、隙をついて見事に必殺技“徹し”を決め、長老も認める完全勝利をものにする。実力で劣るはずの辻が信念の強さによって兼一に勝つであろうことを看破していたわけであり、梁山泊の師匠たちが武術における「強さ」について、肉体的な力や技よりも精神面の強度に重きを置いている姿勢を両者の対決から垣間見ることができる。出番は決して多くはないが、主人公兼一の精神的な錬度を計測するバロメーターとして描かれる重要なキャラクターといえる。
20号
(声優:愛河里花子
本名不明。第四拳豪ロキの腹心の少女。つねにゴーグルを着用しているため素顔は不明。女性ながら機械類の改造を得意とし、自作の「勝手に改造ガスガン」及び「スタン警棒」(スタンガンを内蔵した三段式特殊警棒)を駆使する。ロキのスクーターや眼鏡を勝手に改造する悪癖があるが、その効果は絶大である。ラグナレク壊滅後はロキと共に消息不明であったが、新島の元で諜報員として働いている模様。
古川たかし(ふるかわたかし)
(声優:千葉一伸
「俺の名は古川たかし」がちょこっとだけ有名な雑魚。自称:魔剣(要はただのナイフ)の使い手。彼の最大の功績は兼一に武器に対抗するためのしぐれの教えを受けさせるきっかけとなったことである。ラグナレク内部でのし上がると言う野望を持っていたが、実際には上司のキサラすら彼の存在を知らなかった。だが、皮肉にもそれがゆえに読者に存在を印象付ける事となった。なんとYOMI編で騎馬戦中に再登場した。しかし古川太一と名乗っており上記の古賀太一と名前が混同してしまっている

[編集] 関係者

拳聖(けんせい)
ラグナレクがカリスマとして崇める達人。闇の一影九拳が一人・拳聖の弟子である朝宮がなぜこのチームを創設したのかは現在のところ謎である。
詳細は緒方一神斎の項参照。

[編集]

「殺人拳こそ武術の真髄」を掲げ追求する武道家集団の通称。無手組と武器組の2つの組織が存在する。一影九拳と呼ばれる10人の幹部(闇最強の達人)を中心に構成されており、活人拳の象徴である梁山泊とは敵対関係にある。政財界に通じた者も多く、影響力はかなりのものがあり、“闇の黙認”は国政の絶対タブーとされる。国家より殺人許可証を供与されている。元々は第二次世界大戦終戦直後に文化としての武術の保存を目的に結成された集団で、技の伝承・弟子の育成をその最大の目的としている(伝承されるのは殺法であり、生まれるのは殺人拳の使い手ではあるが)。

殺人拳ゆえに長らく名前どおり闇にその身を沈め、表の世界に出てくることはなかったが、近年下部組織のYOMIなどを通じて表の武術の世界を支配せんと企み始めた。その手段として道場破りを繰り返して各派の道場をその傘下に収めるとともに梁山泊の持つ最強の名を奪わんとする。しかしそれは梁山泊の達人たちを直接倒すことによってではなく、梁山泊が育てている史上最強の弟子=白浜兼一を自分たちの育てている弟子で倒すことによってなされる。これは、技を伝承し、武術の伝統を守って行く事が重要という考え方に沿うならば、本人が強い事に加えて強い弟子を育てられる事こそ優れた武術家の証と言えるからである。

[編集] 無手組

武器を用いない徒手格闘の達人集団。その中心となるのが闇の十人衆「一影九拳」である。

[編集] 一影九拳(いちえいきゅうけん)

最強と謳われる10人の無手組の達人。各々が一人ずつ弟子を持つ。各々、自身を象徴する漢字一文字のエンブレムを持つ。名目上は纏まってこそいるものの実際はただの不可侵条約にすぎず、九拳は全員自らの武術こそが最強と思い、仲間としての結束は一切無い。

[編集] 風林寺砕牙(ふうりんじ さいが)

一影九拳の長、一影。エンブレムは「」。
梁山泊でいう長老のような存在で、一堂に会した九拳達が一悶着起こした時もたった一言で場を制した。作中では珍しく弟子を下の名前で呼ばない。

[編集] 緒方一神斎(おがた いっしんさい)

(声優:大塚明夫
タイプ:
拳聖」の異名を持つ武術家。エンブレムは「」。
武術家として動のタイプを極めた結果試合中に対戦者を殺害し、修羅道に堕ちた男。兼一の前に梁山泊の弟子になるはずであったが、緒方の目の危険な光を見抜いた長老の反対により断念。そのことからか、長老のことを「最も嫌いな男」と呼び憎んでいる。子供の頃に殺されかけていた谷本夏の命を救い、闇ヶ谷で遭難していた兼一を手厚く保護するなど、一見すると優しく良識のある人格者であるが、一方で殺人も厭わず、冷酷非情な面も併せ持つ。弟子の朝宮龍斗を静動轟一の実験台に使ったとされているが、龍斗の静動轟一による反動を目の当たりにした時はかなり動揺を見せており、静動轟一の危険性に気づいていなかった可能性が高い。かつて闇ヶ谷で出会った兼一の潜在能力を見込んで、自分の弟子になるよう求めたが断られている。「自分の弟子になれば数年で“地上最強の男”になれる」とまで評するほどに、人格も含めて兼一を非常に高く評価しており、自身の描く新武術界に是非欲しい人材だとして求めている。龍斗と戦っている兼一を連れ去ろうとしたが、梁山泊の師匠連に阻まれている。その後も李天門が緒方への手土産に兼一を“闇”へ連れ去ろうとするなど、兼一のことを諦めてはいない模様。梁山泊の長老と同じ技(数え抜き手)を使う。
一影九拳の中では新参であり、連絡係を請け負っている。ラグナレク壊滅後は“一影”の命によりYOMIの面倒を見る。何故かYOMIとの抗争のために弟子・朝宮龍斗にラグナレクを設立させたり、ボリスの道場破りのリストにわざと梁山泊の名を加え、闇と梁山泊の全面戦争の火蓋を切るキッカケを作ったりと腹に一物抱えている様子が見られる。叶翔に朝宮龍斗を実験台として完成させた静動轟一を授けた。

[編集] 本郷晶(ほんごう あきら)

人越拳神」の異名を持つ空手家。空手の流派は人越拳と呼ばれている。エンブレムは「」。
左のこめかみから顎にかけて大きな傷があり、耳がやや尖っている。格闘技大会などの類を見世物と断じて、「DオブD」に出たがる翔を「出る必要は無い」といって制した。
弟子の翔にはまるで肉親であるかのように懐かれており、その死に際しては周囲をはばからず逆上する姿を見せるなど、師弟関係は極めて良好なものであった。

[編集] アレクサンドル・ガイダル

タイプ:
殲滅の拳士」の異名を持つロシア最強のコマンドサンボ使い。エンブレムは「」。
岬越寺秋雨と同じく武人にして芸術家。移動には内部がアトリエになっている潜水艦を使用する。普段は冷静で物静かな口調の優男だが、些細なことで激昂し人格が豹変する。特に銃器の事は下記にあるように元軍人でありながら「汚え鉄の塊」と呼んで忌み嫌っており、向けられるだけで即激昂する。争いの連鎖を断ち切ることができるのは速やか且つ完璧な殲滅のみという信条を持つ。冷徹な性格だが、武人の誇りと師弟愛は非常に強い。
元はロシア軍の大佐であり、癇癪から一個中隊を皆殺しにしたことで軍を追われ、その後、ロシアにおいて反闇派の軍人達の集会を襲撃し、見せしめのために素手において49人も殺害する恐るべき腕前の持ち主。また視力において離れた兵士の瞳に映った実像を確認できるなど非常に高い。
ロシアの反闇派の女性議員の命を奪う為に来日し、阻止しにきた秋雨と工事現場において激突。互いに芸術と武術を同時に極めた者同士の勝負となり、秋雨と引き分ける形で撤退した。その後ロシアに帰還して、闇排斥派の者達を皆殺しにして大佐の地位に復帰。兼一達が臨海学校へ行った際にボリスに兼一ら関係者全員の抹殺を命じるが、ロシア政府の依頼によってガイダルを捕らえに軍基地へ潜入してきた秋雨と再び激突し、基地を崩壊させるほどの激闘となる。秋雨の「柳葉揺らし」を一度見ただけで僅かな期間でマスターし、前回以上の実力を見せ、最後は活人拳と殺人拳の誇りをかけてお互いの最大の力を出した戦いとなり、秋雨を相当に追い込むも、空中で締め落とされて2秒間意識を失ったことにより、武人として負けを認める。ボリスへの最後の命令として、YOMIの任と師弟関係を解き、自分を捜すことを禁じた。その後は勝者に従い大人しく捕縛され、軍を無断で動かした罪で、一影九拳すら脱出不可能と言われる秘密裏に建造された収容施設「ビッグロック」に収監された。

[編集] シルクァッド・ジュナザード

タイプ:
拳魔邪神」の異名を持つプンチャック・シラットの達人。エンブレムは「」。
異様な形相の仮面を身に付け、常にパイナップルやブドウなどの果物をかじっている。かつて梁山泊の長老が苦戦したという武術の達人であり、船が出るため長老はその勝負を預けた。兼一に苦戦したジェイハンを見限り、自身の雄叫びで雪崩を起こして彼を生き埋めにした。ジェイハン程度の弟子ならすぐに作れるという自信家である。

[編集] ディエゴ・カーロ

タイプ:
笑う鋼拳」の異名を持つが、裏には「怒る鋼拳」の異名を持つルチャドール。エンブレムは「」。
常に笑顔に見えるマスクを被っている覆面レスラー。そのマスクの下には更に怒り顔に見える二枚目のマスクを被っており、怒りが頂点に達した時のみ一枚目のマスクを脱いで上記の「怒る鋼拳」となる。DオブDを取り仕切っており、島の主フォルトナとも気が合っている。武術の知識も豊富で嫌み嫌っていた拳法や古武術等の知識がある。とにかく派手好きで、徹底したショーマンシップの持ち主。従って観客のいない所では戦わない主義。プロモーターであり審判でもあるがその判定基準は気分しだいでかなりいい加減。超ド派手に乱入した新島のやり方を高く評価し、DオブDへの参加を許可した。楽しんでいたDオブDに乱入してきた叶翔のことは「横からしゃしゃり出て台無しにする奴」「しつけの悪いガキ」と嫌っており、その身勝手さに激怒して一時は仲間割れ寸前にまでなった。マスクマンである為か、何時如何なる時も決してマスクを外さない、という考えを持っており、レイチェルが学校に潜入する為にあっさりとマスクを外したのを見て「自分ならマスクをつけたままでも潜入できる」と言い切るなどかなりの自信家。そのため剣星に敗れた際にも負けを認めた証として自分のマスクを外して渡している(もっともマスクの下に申し訳程度の「素肌マスク」を纏っており剣星を苛立たせたが)。船上で剣星と戦い破れた後、その場にやってきた櫛灘美雲に投げ飛ばされ海に落ちるも、長老によって助けられ、その後ビッグロックに収容された。おそらく名前の由来はメキシコの画家、ディエゴ・リベラフリーダ・カーロと思われる。

[編集] 櫛灘美雲(くしなだ みくも)

妖拳の女宿(うるきぼし)」の異名を持つ柔術家。エンブレムは「」。 
柔術の流派は力を使わず技のみで投げるという櫛灘流。一見豊艶な容姿の美女だが、敵対組織の発言から見た目とは裏腹にかなりの高齢であると推測される。実際、41歳の剣星に向かって『若いの』と発言している。かつては長老とともに闇と戦った人物。秋雨と同じく袴を愛用し、首から大きな数珠を下げている。一人称は「わし」。古風に見えながらサングラスをかけ外車を運転したりもする。同じ櫛灘の苗字を名乗る千影との関係は弟子と師匠以外は不明。
重ね着の衣装にもかかわらず乳首が透けている。

[編集] セロ・ラフマン

カラリパヤットの達人。エンブレムは「」。
イーサン・スタンレイの師。ギリシア系インド人。一影九拳ではあるが、兼一の命には別に興味が無い。仙人風の穏やかそうな様相をしているが、「リング上の敵は瞬殺しろ」「非情の拳こそ闇の資質」など冷徹な発言が垣間見られる。同じ九拳の美雲にも一目おかれる人物。

[編集] 武器組

刀剣や銃火器等の武器を使用する達人集団。しぐれの持つ、鋼の秘密が込められし最後の刃“刃金の真実”を奪取せんとする勢力が存在する。

[編集] 紀伊陽炎(きい かげろう)

鍔鳴りの紀伊陽炎」の異名を持つ居合いの達人。日本刀を背負った長身の男。愛称はニョニョたん。同じく武器の達人であるしぐれをして「勝てないかも」と言わしめる実力者。その制空圏は凄まじい範囲で、現在描写されているなかでは最大。独自の価値観で生きる奇人で、集団で行動する時には自分を刺激しないよう自身の取扱説明書を周囲の人間に配布する。音速を超越した速さでの居合いを得意としており、抜刀、斬撃、納刀、どの瞬間も並の武術家には視認することすら出来ない。納刀時に出る鍔鳴りの音が聞こえた時には、相手自身も気付かぬ内に既に斬られている。近付くものを自動で居合い斬る機能を備えるため、本人さえも無意識の内に近付いた者を斬ってしまうことも多い。右腕の関節が異常に柔らかく、背後に対してすら前方と全く同じ速さで居合いを放つことができる。
本人は忘れているが、十数年前、しぐれの父の制作による人斬り包丁刹那丸を入手した際、幼少時のしぐれの友達であった燕を斬り殺し、さらにしぐれ自身の体で試し斬りをしようとしたことがあり、しぐれとは長年にわたる因縁がある。刹那丸の写真でしぐれをおびき出し、“刃金の真実”を奪い取ろうとする。当初は兼一を守りながら戦ったこともあってしぐれを押すが、闘忠丸を弾き飛ばしたことでしぐれの逆鱗に触れ、敗れる。刹那丸はしぐれに持ち帰られる。

[編集] 闇人(やみうど)

闇の思想に属する、裏社会に生きる達人。世界各地に散在する。

クリストファー・エクレール
殺人サバットを極めた殺し屋。フランス人。闇人の一人ではあるが一影九拳との直接的な関わり合いは無い。容貌は美しい女性に見えるがれっきとした男性で、配下に自身と同じ香水をつけさせたたくさんの美女を従える。かつてパートナーであった逆鬼を闇討ちしようとして返り討ちにあい、逆に砂漠に生き埋めにされた経緯を持つ。死の商人ウィン・ゴーシュを狙ってボディガードの逆鬼と戦い、兼一を人質に取るなどして優位に戦いを進めるも、リミッターを解除した逆鬼の圧倒的な力の前に完敗した。その後、警察に逮捕されるが、逃亡する。ベジタリアンらしい。
李天門(り てんもん)
タイプ:
中国拳法の地躺拳の達人。長年裏社会で暗躍していたが、闇に属し表社会に姿を現す。小手調べとして自身の娘であり弟子である李雷薙を兼一と戦わせるが、雷薙が敗れたことで自ら兼一を緒方一神斎への手土産として“闇”へと連れ帰ろうとする。兼一と美羽に連華、新白連合を全く寄せ付けず叩き潰すも、様子を見に来た馬剣星によって阻まれる。その実、娘思いの父親であり、雷薙と同年代の美羽と連華が娘とかぶって非情に徹しきれず、手加減して誰も殺さずにおり、その優しさを剣星に指摘され、勝負を預け、雷薙を連れて去る。
フォルトナ
詳しくはDオブDの大会関係者の項を参照。
ミートマン
ディエゴの部下で肥満体質の巨漢。耐久力はディエゴの部下の中でも最強を誇っているらしく兼一、美羽、雷薙の猛攻撃を受けても平然とし、さらに重い兼一を一撃でぶっ飛ばす攻撃力も持っている。本人曰く師範代。人には持って生まれた「分」があると考え、自分はいくら強くなろうとも達人になることは出来ないと達観した思想を持ち、いずれは鋼の称号を受け継ぐであろうカストルを慕っている。乱入してきた風林寺隼人によってあっという間に敗北。
ゲルギンス
ロシア軍ガイダル部隊の指揮下の兵隊で階級は中尉。「ロシアの赤きナイフ」の異名で名を馳せた凄腕のナイフ使い。臨海学校時にボリス部隊の部下だったが大佐の弟子というだけで小隊長に任命されたボリスに反逆し兼一とボリスを殺害しようとするがタッグを組んだ兼一とボリスによって、敗北。
マクシーム
臨海学校時に襲撃をしてきたガイダルの部下。ククリダガーを使い分ける軍人。タフさだけは達人級らしく美羽の蹴り技をことごとく耐えぬくも、風林寺光鵬翼によって敗北。

[編集] 暗鶚衆(くれみさごしゅう)

中世より存在する忍びの一族。身体能力の高い男女を交配させ、より優秀な個体を人為的に産み出す試み(一種の定向進化)を現代に至るまで続けている武術集団。戦時下にあっては単独で数個師団に伍する戦闘力を持つといわれる。一族の人間を金銭で売買するなど、闇とは密接な関係にある。

叶翔(かのう しょう)
幼少時に暗鶚衆より闇に売られた。詳細はYOMIの項にて。

[編集] YOMI(ヨミ)

闇・無手組の育成機関で、闇に属する達人の弟子たちを中核として構成されるチーム。対立していたラグナレクの壊滅により、台頭する。闇の目的である『最強の弟子(兼一)の打倒』は彼らの手によって行われる。

[編集] 幹部

一影九拳の直弟子達。中でも優れた者は「一なる継承者」と呼ばれ、一影九拳全員の秘伝を授かる立場になる。自らを象徴する漢字が一文字書かれたプラチナ製のエンブレムを持ち、これを渡すことがYOMI流の決闘状となる。

[編集] 鍛冶摩里巳(かじま さとみ)

一影の弟子で、「」のエンブレムを持つ。叶翔の後任としてYOMIのリーダーとなった隻眼の男。「月」の弟子、千影、コーキンら3人相手の将棋囲碁チェスの三面打ちにおいてこれらを下し、極めて明晰な頭脳の持ち主である事をうかがわせた。叶翔を「完璧だったゆえに敗れた」と評し、「勝敗を最終的に決めるのは心である」と、完璧な資質ゆえに挫折を知らなかった叶翔を否定する。なぜかYOMIのメンバーからは敬語を使われている。
表の社会への進出のための必須条件として活人拳の象徴である梁山泊の壊滅を宣言した。新白連合の人間たちを梁山泊の弟子予備軍とみなし“闇”への参入を促した。コーキンの読みを外し、YOMIのメンバーを3人も倒した兼一に興味を抱く。

[編集] 叶翔(かのう しょう)

タイプ:
本郷晶の弟子で、「」のエンブレムと「スパルナ(美しき翼を持つ者)」の異名を持つYOMIの前リーダー。「一なる継承者」であり、ベース武術は空手だが本郷以外の一影九拳の教えも受けているため、柔術、中国拳法、ムエタイ、プンチャックシラット、コマンドサンボ、ルチャリブレ、カラリパヤットなど兼一以上に多種多様な武術を使う、闇の中でも極めて特殊な存在。最終的には一影九拳の全ての技を継承する予定だった。幼少時に暗顎衆より“闇”に買い取られ、純粋培養された殺人拳の申し子である。鳥類などの飛翔能力を備えた生物を好み、才能ある者が不当に束縛されている状態を看過できない性格は、“闇”という籠にとらわれた自身の境遇からくるものと思われ、翼を持つかのように目の前に現れた美羽に強く惹かれ、「俺の片翼」と呼び共に生きることを渇望する。
弟子級だが、その戦闘力は弟子級の中でも非常に高いレベルにあり、首を片手で絞め落とせる程の実力者。おなじくYOMIの幹部である朝宮龍斗をして「剥き出しの刃のような男」と言わしめ、ハーミットこと谷本夏からも非常に警戒されていた。ハーミットとは以前から知り合いのようである。
DオブDに古代パンクラチオンチームを壊滅させたと偽り参戦。決勝戦では序盤こそ兼一を圧倒するものの、兼一が試合中に流水制空圏を会得した事により圧倒的ではなくなる。ガマクをかけて自分の重心を錯覚させることで一度は優勢を取り戻し、兼一の『流水制空圏』に対し拳聖から伝授された『静動轟一』で対抗するも壮絶なせめぎ合いの末に相打ちとなり、満身創痍の中、最後の一撃を放つも、新白連合の仲間たちの声援を受けて立ちあがった兼一にかわされ敗北。その直後、フォルトナ兵の機銃掃射から身を挺して兼一と美羽を庇い、兼一に美羽を託し、『お前が美羽を守れ』と言い残し死亡した。

[編集] 朝宮龍斗(あさみや りゅうと)

(声優:成田剣 [幼少期]宮田幸季
タイプ:
16歳。緒方一神斎の弟子で、「」のエンブレムと「オーディーン」の異名を持つ。元ラグラレクの第一拳豪。自身の間合いを「制空圏」として統括する格闘術をマスターしており、弟子クラスとしては数少ない“緊湊”のレベルに到達している武術家。オーディーンの名の由来は、魔術と予知の神オーディーンのように相手の動きを読む能力(動きの一つ一つではなく全体を見て動きを読む、武術で言う「観の目」と相手のリズムを感じ取る能力の併用による)と、必中の魔槍にちなんだ技・グングニルから。
幼い頃、美羽がヤクザを叩きのめすところを兼一とともに目撃し、その強さに憧れる。その後、兼一が美羽と交換した太陰太極図のバッジを取り合って喧嘩し、兼一に勝ちを譲られたことに深い屈辱を覚え、勝利するための力を求めるようになる。兼一の引っ越しによって彼と別れて以降強くなるために様々な武術・武道を習っていたが、試合で過剰に相手を打ちのめしてしまう為に入門しては破門される日々を送っていた。ある時、偶然拳聖が真剣勝負で殺人を犯す瞬間を目の当たりにしたことから教えを乞うことになる。
バッジを交換した思い出の駄菓子屋において兼一と旧友として再会するも、戦いに勝利のみを求める龍斗は戦いを止めようという兼一の申し出を一蹴、圧倒的な力をもってこれを打ち倒す。このときのセリフから、美羽には淡い思いを寄せていると推測される。その後長老直々の修行を受け同じく緊湊レベルに到達した兼一と、ラグナレクと新白連合の最終決戦において再戦する。
基本属性は静のタイプであるが、故意に心のリミッターを外し静と動双方の気を同時に発動させることも可能とする。「静動轟一」と呼ばれるこの技は、長時間の使用により精神と肉体が崩壊する危険性があり、それを充分認識していた拳聖によって静動轟一の実験台とされていたが、被験者である本人にはその事実や危険性は知らされておらず、心身の異常を感じながらも戦闘を強行した結果、敗北。拳聖の手によりその場から連れ去られた。
デスパー島での再登場時には、静動轟一の後遺症で髪は白髪になり、右眼が変色し、下半身不随状態になっていたが、技の威力は保持しており、車椅子の状態にありながら今なお相当な実力者である。現在は拳聖の手引きにより、情報収集のためあえてかつての敵対チームYOMIに幹部として在籍している。兼一の事を聞かれた時には『お調子者のバカ』と発言している。

[編集] ボリス・イワノフ

タイプ:
アレクサンドル・ガイダルの弟子で、「」のエンブレムと「潜熱の氷岩(グロウラー)」の異名を持つコマンドサンボの使い手。YOMIに属するように師匠に言われ、ロシアから日本にやってきた。
軍人ではないがそのように教育されており、街中でも迷彩の軍服を着用し、同じ格好をした数人の部下を従えて行動する。また上からの命令は誰であろうと絶対服従、かつ徹底して遂行する。兼一をかばったとはいえ美羽を一撃で戦闘不能にする程の実力者。必殺技は全身を極め首を折る究極の関節技「Кольцо бог смерти死神の輪)」。“闇”の中では兼一の力を認めている数少ない人間の一人であり、兼一をライバルとして高く評価している。
拳聖に嵌められ、梁山泊と知らずに道場破りを敢行。兼一と互角に戦うも水入り、その際エンブレムを兼一に預け、殺してそれを取り返すというYOMIの決闘法で後日の決着を誓い、梁山泊から撤退した。その後「ロシアからの留学生」という名目で堂々と本名で荒涼高校に転入した。生真面目な気質と訓練による結果、教師など上位の身分を持つ人物の言動には絶対服従の姿勢をとっているので、教師陣や秋雨からの受けは良く、高校では学級委員に選出された。
兼一戦後、師であるガイダルとともに数々のミッションをこなし、2度目の兼一との戦いにおいて先回以上の力を示し、兼一を苦戦させる。その際曰く「弟子は進化して当然」。結局この戦いもガイダルが秋雨との戦いで旗色が悪くなり撤退をしたことで決着はつかなかった。が、その際ガイダルが最低限の仕事の完遂のため、ロシアの女議員を殺害しようとビルから投げ落とした際、それを身を張って救おうとした兼一の行為に「奴の忠誠心は自分を越えてるのか」と劣等感を植え付けるような結果となった。
臨海学校において師の命令により部隊を率いて兼一と新白連合に学校関係者まで皆殺しにする作戦を立て、苦悩しながらも兼一と3度目の闘いをするが、命令違反を犯した部下を粛清するため作戦を中止し一時共闘。結果として作戦は完全に失敗するも、本人は安堵していた。その後再度兼一と闘い、自身の命を落としても必ず兼一を殺すという覚悟で闘うことで兼一を苦戦させる。その戦いの最中、ガイダルに教えられた静の極みに目覚める。最後は師の闘いと同じく、互いに決死の覚悟の活人拳と殺人拳の激突となり、今まで使ってこなかったために警戒していなかった兼一の絞め技によって敗北。1分間気絶していた所をガイダルの通信により目をさまし、最後の命令として、YOMIの任を解かれ、師弟ではなくなり、ガイダルを捜すことを禁じられる。だが本人は解任された後だから無効であるとして、地の果てまでも捜しに行くつもりでいる。
戦いの後は臨海学校を普通の学生として過ごしてから島山と田中にクラスの取りまとめを頼み、転校の名目でロシアに帰っていった。

[編集] ラデン・ティダード・ジェイハン

タイプ:
シルクァッド・ジュナザードの弟子で、「」のエンブレムと「ナガラジャ(蛇の王)」の異名を持つプンチャック・シラットの使い手。東南アジアの小国、ティダード王国の皇太子。口癖は「余は王だからのう」。100mを9秒台で走る、転げ落ちながらでも正確に鳩尾を蹴る等というとてつもない反射神経をしており、勝つためには手段を選ばず、王としてのプライドが非常に高い。
雪山で兼一と対戦し、序盤は優勢に戦うも、兼一の「夫婦手」と、雪山に裸足の状態で挑む・南国出身のための寒暖の差による影響など少なくない不利もあり、苦戦する。ロープウェイ乗り場から兼一を巻き込んで落下し、失神した兼一に止めを刺そうとするも、苦戦したことで師であるジュナザードに見限られてしまう。ジュナザードの起こした雪崩から共に逃げようとした兼一の手を振り切り、結果として彼を助け、雪崩に巻き込まれて消息を絶つ。

[編集] レイチェル・スタンレイ

タイプ:
ディエゴ・カーロの弟子で、「」のエンブレムとふたご座の兄弟神にちなむ「カストル」の異名を持つルチャドーラ。スタイル抜群の美少女覆面レスラー。かなり目立ちたがりで負けず嫌い、観客の視線を浴びるのが大好きで、他者が自分よりも注目を浴びるのが嫌い。格闘家としての実力のみならずレスラーとしての「魅せる戦い」の素質も相当に高く、観客を盛り上げる演出のためには手段を選ばない。
「匿名希望(18歳)」を名乗り地下格闘場で戦っていたところ兼一と遭遇し、自分以上に注目を集める兼一に興味を持つ。DオブDには弟のイーサン(ポルックス)と共にジェミニのチーム名で出場。DオブDの準決勝で梁山泊チームとの対戦を心待ちにしていたが、乱入してきた叶翔によって棄権を言い渡された事により仲間割れ寸前の状態になる。しかし師匠ディエゴの「ルチャドールは客のいない戦いはしない」という一言であっさり棄権した。その後「アメリカからの留学生」という名目で荒涼高校に転入。
荒涼高校では新体操に所属。美羽に勝るとも劣らない華麗な動きで注目を集めたり、美羽の前で兼一にキスして見せたりするなどの挑発行為を行っている。体育祭においてもほとんどの競技にエントリーして目立とう精神ぶりをいかんなく発揮している。
「ここほど目立つのに都合のいい場所はない」と学校生活には満足しているようで、臨海学校ではその学校生活を邪魔しようとしたボリス傘下の軍人部隊を撃破している。
目立つためなら自ら服を破いて下着を晒すことも厭わないが、試合中でのハプニングなどで意にそぐわない露出をしてしまった際には、年ごろの少女らしい恥じらいを見せることも。ディエゴの敗北後、美雲によって気絶させられ、闇の施設に軟禁状態にある。データばかり取られていたために、逃げ出そうとしたが鍛冶摩により阻止されている。現在は一時的に一影の保護下にある状態であるらしい。師弟関係は異性でありながらも良好で、囚われの身であるディエゴの救出をしようとしている。ボリスとは違い自らのマエストロの命令しか聞かない。

[編集] イーサン・スタンレイ

セロ・ラフマンの弟子で、「」のエンブレムとふたご座の兄弟神にちなむ「ボルックス」の異名を持つカラリパヤットの使い手。レイチェルの双子の弟。
屈強な体格を持つ巨漢であるが、姉にはまったく頭が上がらない。見た目で言うと姉レイチェルがベビーフェイス系なら彼はヒール系である。師匠からはリング上の敵は全力で瞬殺しろと叩き込まれているらしく、意図的に劇的な試合展開を演出する姉とは対極のスタイル。寡黙で姉とさえめったに言葉を交わさず、それゆえ普段は他人のペースに巻き込まれやすい。性格的にも芝居気のない地味なタイプであるらしく、かなりの目立ちたがり屋である姉につき合わされ苦労させられているが、姉のことは大事に思っている。任務とはいえ少女救出の為に達人級と闘ったり、姉を侮辱されて怒号の気を見せたりと実直な性格。DオブD後は姉らと共に「アメリカからの留学生」という名目で荒涼高校に転入した。体育祭において兼一の全力で投げた砲丸をあっさりとキャッチして40cm前に投げ返すなど、潜在能力の高さをうかがわせる一面も見受けられる。姉ほど日本語は得意ではないのか、随所に英語が混じっている。一人称は「ミー」。
なお、ふたご座の弟神は「ポルックス(Pollux)」と表記されるのが一般的だが、本編中では「ボルックス」表記となっている。

[編集] ティーラウィット・コーキン

タイプ:
」のエンブレムと「ナラシンハ(獅子王神)」の異名を持つ古式ムエタイの使い手。顔に刺青を施した色黒の男。私服はスーツ姿。他人の目を見つめるだけでその人物のプロファイルを行う能力を持つ。
水沼の師・アラン須菱を意識不明の重態にし、その道場を壊滅させた。その後「タイからの留学生」という名目で荒涼高校に転入した。学園の不良を傘下に加え、空手部を支配下に置き優秀な部員たちにムエタイを仕込み、ごくわずかな期間で攻撃のみに限っていえば地獄のような特訓をしている兼一を驚かせるレベルにまで上達させる。その部員たちを兼一にあえて倒させ、兼一に「お前の拳は凶器と化している」と指摘し動揺を誘う。兼一の性格を完全に読みきり、兼一の一撃に際してあえてガードを解いて僅かに躊躇させた所に致命の一撃を放ち、兼一の命を一度は奪う。本人は兼一の武術家としての心を砕く事が目的だった模様であり、その後の蘇生なども見越していたと考えられる。本人は学校生活に興味が無かったらしく、兼一に致命の一撃を与えるとそのまま転校という形で学校から消えてしまった。

[編集] 櫛灘千影(くしなだ ちかげ)

タイプ:
櫛灘美雲の弟子で、「」のエンブレムと「神童」の異名を持つ櫛灘流柔術の使い手。まだ13歳の少女。華奢な体格だが、「力」を使わない「技」のみの櫛灘流柔術によって、大柄な体格の男をも軽々と投げ飛ばす。対峙した瞬間に相手の重心の配分を見抜くという恐るべき才能を持った神童。武人の様な潔さと戦いの炎に心を燃やされてしまっている眼を持つ。
兼一に破れ、アレクサンドルを探しにロシアに戻ったボリスと入れ替わる様にして学校に登場したが、他校からの転入生としてではなく、4月からの新入生として荒涼高校の生徒となっている。勉学、スポーツなどやる事なす事ずば抜けた成績を残している天才少女。飛び級で高校に通っている。学校に来ているのは師匠の命令らしく、一般生活への同化という修行の一環でもある。
天才少女ゆえに行く先々で複雑な計算や難解な問題を答えるよう求められるが、本人はそれらを出来て当たり前と思っているようで、「私が天才なのではなく、周りのレベルが低い」「こんなこともわからない方がどうかしている」と少々嫌気がさしている。囲碁に関しても有段者の顧問を打ち負かす程の腕前である。
誰に対しても冷淡な態度しかとらないが、新島に昼食を当てる勝負を挑まれた際に反則で敗れ、新島に昼食を取られたのを見ていた兼一にチョココロネをおごってもらった事を機に本人も意識しない内に兼一と急接近し、普通の子供らしい一面も僅かながら見せており、美羽に危機感を抱かせている(若干、ヤキモチも含まれているが)。構ってくる兼一に対して本人は早く始末したがっているが、順番で揉めている為に待機を命じられている。
女性である上に子供という兼一が手を出せない条件が揃っており、唯一使える柔術を使うにしても千影本人が凄腕の柔術家であるという、兼一にとっては最悪の相性となっている。
かなりの甘党で、昼食は基本的に購買のアンパン、メロンパン、イチゴミルク(たまにメロンパンがチョココロネに変わる)。普段は甘いものを禁止されているため食べられず、兼一たちにファミレスでおごると言われた時には、メニューの片っ端から注文した大量のスイーツを前に錯乱状態に陥った。 兼一との決闘においては、自分から決闘を申し込んでおきながら、新島の作戦であるクラスメイトの誕生日会のケーキに対し子供モード全開でいたため、決闘をすっぽかした。その為兼一との戦いを美雲に後回しにされてしまった。

[編集] 構成員

本編で名称の明らかになっているもののみ列挙

李雷薙(り らいち)
李天門の娘であり弟子。父と同様地躺拳(及びそれに属する酔八仙拳)の使い手。コードネームは「スパーク」。本質は自然を愛する心優しい少女だが、家族のために非情に徹して兼一を狙う。元拳豪であるキサラとジークフリートの二人を倒すほどの実力者だが、兼一の信念と優しさの前に戦意を維持できずに敗れ、父と共に姿を消す。一影九拳の弟子ではない為エンブレムは持たない。DオブD以降の船上パーティーで再登場した。兼一に好意を抱いているようである。
勢多(せた)と芳養美(はやみ)
「叶翔の親衛隊」を名乗る二人組の少年。一人は色白で総髪、もう一人は色黒で長髪。揃いの制服のようなものを着用していた。(なおどちらが勢多でどちらが芳養美かは不明)。デスパー島で叶翔が美羽の誘拐を目論んだ際、それを追ってきた兼一の始末を命じられる。兼一の試合でのダメージもあって勝利を掴みかけたが、割って入った朝宮龍斗により倒された。

[編集] DオブD

DオブD(Desperate fight of Disciple、すなわち「弟子の死闘」)とは20歳未満の弟子たちによって開催される伝統ある武術大会である。兼一と美羽は正規ルートからの招待を受けて梁山泊チームとして参加するが、新島率いる新白連合は飛び入りで大会に参加している。 主催者は武術好きの大富豪、フォルトナ。今大会は一影九拳の一人笑う鋼拳ディエゴ・カーロがプロモート・演出を行っている。優勝チームは賞金1000万ドルと裏の武術界においてのみだが世界規模の栄光を手にする。 作中では当初「デスパレート オブ ディサイプル」とルビを振っていたが現在は「デスパレート ファイト オブ ディサイプル」で統一されている。「Desperate(死に物狂いの~)」を名詞扱いで「死闘」と意訳(誤訳ではない)したのを、分かり易いように名称変更した可能性もある。

[編集] ブラックフォースチーム

新白連合の一回戦の相手。某国の特殊部隊精鋭によって編成されたチーム。

K隊長
ブラックフォースチームの隊長。二つ名は「ファイヤーワイヤー」。ワイヤーを張り巡らせ、相手の動きを封じた上での戦法を用いる。フレイヤとの対戦にて敗北、かつ自害を阻止され憤慨するも、ディエゴに「敗者は勝者に従え」との言葉を受けて項垂れた。
J隊員
ブラックフォースチームの先鋒。水沼と対戦するが、実力差があるにも関わらず嬲りものにしたため、新白連合チームの怒りを買い、武田のジャイアントネコガエルパンチ一発で沈められた。敗者には死をとの部隊の掟どおりに銃による自決を図るが兼一によって阻止され、諭された。
その他3名
トール(千秋祐馬)の雷槌によって1コマで戦闘不能となる。

[編集] キックボクシングチーム・ハリケーンズ

長老扮する我流Xの一回戦の相手。我流Xに一蹴された。

呂塞五郎兵衛(ろふさぎ ごろべえ)
51歳。チームの下っ端を装いながら整形で年齢をごまかし、優勝賞金1000万ドルを目当てにDオブDに参加した。「キックの魔獣」の異名をとる達人級の選手だが、我流Xに指一本で敗れる。
カイエン大杉(~おおすぎ)
キックチームの先鋒。我流Xの千分の一倍速で再生されてすらまだ捉えきれないほどの超高速足払いにていい様に転ばされ、最終的に恐怖のあまり試合放棄、錯乱して控え室にて自ら頭を強く打ちつけ気絶した。
他チームメイト
呂塞が自身の正体を隠すためカモフラージュとして集めたチームメイト。用済みとなるや否や彼の手によって全員半殺しにされた。

[編集] 中国三大武術チーム

梁山泊の一回戦の相手。中国鳳凰武侠連盟の敵対勢力黒虎白竜門会に属する弟子チーム。そのため馬剣星の弟子チームである梁山泊チームを激しく敵視している。連携技三頭竜六合陣によって兼一と美羽を苦しめ、兼一を数回失神させる。が、兼一と美羽の合体技、そして攻撃と防御を兼一に任せ自らは動きに惑わされないように視覚を封印するという美羽の奇策に六合陣を敗られ、郭も兼一のカウンターによって敗れる。DオブDが終わった現在、黒虎白竜門会を抜けているが、その為に三人とも追われている。一時は追い詰められるが、連華と梁山泊の助けにより白眉の店に住み込みとして働く形で身を寄せる。

太極拳八卦掌形意拳の3つで成っている。本来なら少林拳を含めた四大武術となるが、彼らは裏の人間なので仏門の拳(=少林拳)は含まれていない。

郭誠天(かく しんてん)
チームのリーダー的存在。太極拳の使い手。かつて馬剣星が弟子にとろうとした男。自分の勝利のためにチームメイトを捨て石として恥じぬ、非情な冷血漢。武術は友情や仲間を排除してこそ高みに立てると豪語し、兼一の怒りに火をつけた。しかしそれは勝たねば3人とも組織に抹殺されてしまうからで、リーダーとして勝利を優先させるためであった。十字手、金剛搗碓、双風貫耳、搬欄といった太極拳の殺人技を躊躇無く攻撃に使用し、兼一を終始圧倒するが、兼一の放った言葉に逆上し、最強の必殺技である雷声を放ち兼一を殺そうとしたところを兼一の退歩掌破によるカウンターを受け、自滅する形で倒される。その心根を見抜かれていたのか、仲間からは慕われていた。
帳射林(ちょう いんりん)
チームの紅一点。八卦掌の使い手。三頭竜六合陣を破られた後、美羽の実力を量るため郭によって捨て駒にされ美羽に倒された。誠天に利用されて尚、鉄魁と共に彼の身を案じていた。
楊鉄魁(よう てっかい)
形意拳の使い手。無口で隻眼。時折冗談を言うが他人には全く理解されない。三頭竜六合陣を破られ、美羽の風林寺光鵬翼によって倒された。実はなかなかに仲間想いの好漢。

[編集] 古代パンクラチオンチーム

チーム代表 スパルタカス他男性2名、女性2名のチーム。チーム・ジェミニと並ぶ優勝候補の大本命。男性は揃って重量級の偉丈夫で女性はスタイル抜群の美女。実は全員大会主催者であるフォルトナの養子である。フォルトナの異常ともとれる格闘に対する執着により様々な戦闘を強いられてきた。本来養子の数は30人ほどいたが、今では大会に参加しているこの5名のみとなっている。 チームの戦闘スタイルはガチガチの合理主義。一回戦では対戦相手のブラジリアン柔術チームの得意な攻撃(投げと関節技)を殺す構えで臨み、常に多対一の状況を作って敵を各個撃破するという、バトルロイヤルの戦闘法を最大限生かす戦術でこれを下した。レイチェルから何の捻りの無いストレートの戦いであるも不思議な魅力があると賞賛された。 叶翔により全員殺害されたとされていたが、実は準決勝前に翔の手引きによりボートで島から脱出していた。

スパルタカス
パンクラチオンチームの代表。ギリシャやローマの古代彫刻を思わせる筋骨逞しい美青年。レセプションにおいて兼一と握手を交わしただけでその実力を読み取った。「自由を手にするまで油断するな」と兄弟達を戒めたセリフから、養父フォルトナによってかなりの束縛を受けていると推察される。大会主催者であるフォルトナの養子達の長男。「テアゲネス・フォルトナ」という名前で関係者から呼ばれた場面があるが、こちらは本名かどうかは不明。
オクタヴィア
パンクラチオンチームの女性メンバーの一人。スタイル抜群の美女。窓から落ちた兼一を助けようとした所から、心根は非常に優しいものと思われる。大会主催者であるフォルトナの娘。

[編集] 天地無真流チーム

田中勤一名にて構成されたチーム。対戦相手ビルダーファイブの5人を文字通り指一本で撃破する。

田中勤(たなか つとむ)
19歳妻子持ち。本人の弁によれば18歳のときにできちゃった結婚したらしい。眼鏡をかけたサラリーマン風の男。新島からYOMIのメンバーではないかと目星を付けられるほどの実力者で、カストルをも遥かに超える瞬発力を持った謎の男。緒方一神斎に対し強い怨恨を持っており、その緒方が島に居ないとわかるとジェミニとの対戦を棄権し姿を消した。

[編集] 南拳チーム

童紅玉と金道興の二人で構成されたチーム。カストル・ポルックス姉弟の一回戦の相手。

童紅玉(どう こうぎょく)
南拳チームの女性メンバー。詠春拳の使い手。武術に飾りや見せ掛けは必要ないと言い切り、プロレスであるルチャ・リブレを非難した。
女としての自分を捨てており、試合中に服が破れが露出するハプニングがあったが、恥らう様子も無く攻撃姿勢を崩さなかった。しかしそれによって目立ったことがカストルの癇に障ってしまい、容赦のない攻撃を受け倒される。
金道興(きん どうきょう)
南拳チームの男性メンバー。洪家拳の使い手。倒された童の顔を踏みにじったカストルに激怒してリングに上がったところを、いきなりポルックスに瞬殺される

[編集] カポエイラチーム

5人組のチームで、1回戦の相手ニューヨーク・ストリートファイターズに5対1で無傷で圧勝するが、対新白連合戦においてメンバー間の微妙な人間関係を新島によって看破されチームワークが破綻、敗北する。

リーダー
2回戦新白連合と戦ったカポエイラチームのリーダー。
常に冷静沈着で、判断能力にも優れる実力者。勝ち負けに拘泥しないことによって逆に強さを発揮するタイプであるが、キサラとの対戦中、初めて勝利に対する執念を見せた。が、宇喜多の最後の執念で外された中指の痛みで蹴りに力を乗せられず、敗北。
アイシャ
カポエイラチームの紅一点。シルビオに好意を抱かれているが彼女自身は(新島によれば)リーダーに想いを寄せているらしい。1回戦で、相手チームを単独で全滅させる。
しかし2回戦。新白連合のキサラの相手の陣地を占領した押さえ込みによって敗北。
シルビオ
カポエイラチームの一員。アイシャに好意を抱いていた事を新島に暴露され激しく動揺。実力を全く発揮出来ぬまま宇喜田に投げ落とされ、リングアウトとなる。
その他の二人
カポエイラチームの一員。遅れてきたジークによって、エリオットと呼ばれたほうは「天使のささやき」に、もう一人の方は、「旋風のダカーポ」によって倒された。

[編集] ビルダーファイブチーム

5人組のチームで、1回戦の相手天地無真流の田中勤に敗北する。 5人ともボディビルダーのような恐ろしいほどの筋肉をつけている。

[編集] モンゴル・ブフチーム

4人組のチームで、1回戦の空真武会空手チームに圧勝。 しかし2回戦のパンクラチオンチームの代わりに乱入してきた叶翔によって全員、反撃もできずに重傷を負いその後の生死は不明。ブフとは相撲のこと。ようするにモンゴル・ブフとはモンゴル相撲のこと。

[編集] ブラジリアン柔術チーム

5人組のスポーツ科学に基づいたチーム。 1回戦のパンクラチオンチームのバトルロイヤルに徹底した戦い方によって敗北。一人はアンドリューと呼ばれていた。

[編集] 空真武会空手チーム

1回戦でモンゴル・ブフチームに残酷な攻撃を受け敗北。

[編集] 大会関係者

なども参照。

フォルトナ
裏世界の支配者」の異名を持つDオブDの開催者兼開催地デスパー島の主にして、闇のスポンサーでもある大富豪。巨漢。武術的好奇心がとても強く、武装解除時の武器の達人の強さを測るために、スクールバスを人質にとって後述のジェニファー・グレーの父、銃の達人ランスロット・グレー大佐から武器を取り上げてから殺害した。「この世で最も優れた兵器は人間である」を持論とし、武術の才能がある子供達を養子にして、過酷な戦闘を強要している。自身も達人級の実力者。しかし劇中の表現によれば達人の中では「超幕下」「達人のザコ」。とはいえ達人級であるので、当然ながら弟子級程度では到底相手にならない。新しい養子にすべく新白連合を強襲し、八拳豪の過半数を相手に手も足も出させなかったが、達人級ゆえの過剰すぎる油断の隙をつかれ、ハーミットの新必殺技「兇叉」を受け敗北を喫する。
ジェニファー・グレー
FBIの捜査官。逆鬼が「おやじさん」と呼び、個人的な交流があった銃の達人ランスロット・グレー大佐の娘で、彼女自身も大口径の拳銃による二挺拳銃で相手の銃を正確に狙い撃つ銃の達人。DオブD観戦に世界中から集まったブラックマーケットの大物を一斉検挙する国際合同包囲作戦のためにデスパー島に潜入し警備主任の地位にいる。自称逆鬼のフィアンセで、彼にベタ惚れのようである。愛称はジェニー。
達人集団
ジェニーと同じくデスパー島の警備にあたっているフォルトナお抱え或いは闇が派遣したであろう闇人。3人組で剣を持った巨漢・鋭い爪型の武器で身を固めた女性・2本のモーニングスターで武装した仮面と言う3人組。デスパー島をかぎまわろうとした逆鬼を捕え地下室に送る途中、発動した(国際合同包囲作戦のために事前調査を進めていたがつかまってしまった軍人達の)救出作戦の際に交戦。ジェニーの銃弾を回避したり、筋肉の隆起で銃弾を押し出したりと一応は達人の凄みを見せたものの、逆鬼と尾行していたしぐれの前にあっさりと(一人あたり一コマで)敗れ去った。
なお、デスパー島には他にもフォルトナが梁山泊と戦わせるべく雇った達人たちがいたが、馬槍月に倒されている。
ジェノサイダー松本
DオブDの司会を務めた。仮面を付けている。
ネプト
近衛兵三番隊のデスパー島を警備する兵士。大柄な体格に背丈以上の三叉槍と自分の実力に絶対的自信を持っていたが、谷本夏の連続攻撃によって敗北。

[編集] 中華街関係者

馬蓮華(アニメ版では馬連華)(ば れんか)
(声優:かないみか
タイプ:
馬剣星の実娘。16歳。中国拳法の腕前は弟子級の中でもトップクラスであり、美羽と同程度の実力者。鳳凰武侠連盟最高責任者という地位を捨て日本へ渡った父を中国に連れ戻す為に日本の高校に留学した。横浜中華街の親戚、白眉の元に身を寄せている。猫のように動く物を追う習性があり、耳のようになっている髪は本物の猫の耳のようにその時の感情によってぴこぴこ動き、そこをつかまれると力が抜ける。そのために美羽から猫扱いされることがある。高飛車で強気な性格に加え、かなり破天荒でわがままなため、当初は兼一の事も優柔不断や身軟弱男と小馬鹿にしていたが、次第に彼の優しさや強さに惹かれていき、再登場したときはべた惚れで兼一限定で可愛らしい態度を取るようになっていた。
衣装がことごとく際どく、なおかつ乳首が透けている。
馬槍月(ば そうげつ)
(声優:玄田哲章
タイプ:
拳豪鬼神」と呼ばれる中国拳法の達人で、馬剣星の兄。剣星とは彼の人望に対する劣等感や武術への考え方の違いもあり、青年期に決別している。その後は裏社会に身を投じ、劇中で剣星と再会した時には兄弟で命のやり取りをするほど険悪な関係となっていた。しかし弟子の谷本夏からは「酔うと長々と弟の自慢話をするのが悪い癖」と評されており、剣星に対する感情は愛憎入り混じった複雑なものになっている。
剣星との戦いの後はしばらく行方をくらませていたが、その後フォルトナに金で雇われてデスパー島に渡り、そこで谷本との再会を果たしている。フォルトナが雇った達人集団の中では最も高額のギャラを受け取っていたが彼に仕える気は毛頭無く、あっさり裏切って他の雇われ達人達を一人で全滅させると、谷本夏を伴って再び姿を消した。
馬良(ば りょう)
(声優:藤本譲
通称白眉(はくび)。横浜一の物知り。馬剣星の伯父で、情報を入手するのによく訪ねる人でもある。戦闘シーンは明示されてはいないが武術の実力は達人級であり、蓮華が失踪した時、悲しみのあまりに中華街に潜むマフィアに八つ当たりして片っ端から倒していった。達人の一匹や二匹どうとでもなるらしい。名前の由来は「三国志」の馬良と思われる。
馬剣星同様、アニメ版では上記3人の「馬」の読みは「ま」になっている。
劉玄孫(りゅうげんそん)
(声優:檜山修之
白眉の門弟。七星蟷螂拳の使い手(アニメでは蟷螂門)。後述の諸葛孔暗と共に失踪した馬蓮華を捜索していた所、ひょんなことから兼一とプールで戦うことになる。蓮華の先輩に当たるらしい。名前の由来は「三国志」の劉玄徳と思われる。
諸葛孔暗(しょかつこうあん)
(声優:浪川大輔
白眉の門弟。戳脚門(たくきゃくもん)の使い手。前述の劉玄孫と共に失踪した馬蓮華を捜索していた所、ひょんなことから兼一とプールで戦うことになる。蓮華の先輩らしい。名前の由来は「三国志」の諸葛孔明と思われる。

[編集] 黒虎白竜門会

中国にて中国鳳凰武侠連盟と勢力を二分する組織。鳳凰武侠連盟とは正反対の一切の情を持たない冷酷非情なる組織で、悪逆の限りを尽くしてきた。1000年程前から数えて、黒虎白竜門会は馬剣星の先祖によって10人以上の首領を殺されており、鳳凰武侠連盟とは長きに渡る因縁がある。中国本土の幹部クラスの達人には梁山泊に引けを取らないと言われる程の者達もいる。

慧 烈民 (けい れつみん)
タイプ:
人間災害」の異名を持つ翻子拳の達人。通称「疫病より多く殺す男」。黒虎白竜門会の幹部クラスの達人。爆発と間違われる程の猛烈な連打を放つ。手技主体の翻子拳に対して、足技も補うため戳脚門も修得している。ピースケ君という名の九官鳥を鳥籠に入れて連れ歩いており、ピースケ君に向かっていつも話しかけている。鳥籠を持っている為に片手が常に塞がっているが、腕一本でも大抵の相手は倒せる程の実力者なので本人にとっては問題は無い。腕一本では倒せずに両手を使う必要がある者と戦う場合は、頭上に鳥籠を乗せて戦う。鳥籠とピースケ君は実は健康のバロメーター代わりに持ち歩いているものであり、鳥が死ぬほどの激しい動きをするとGのかかりすぎで自分の健康に悪いということで動きを抑える目安にすぎず、本気を出す時は結局鳥籠を潰して鳥を殺しているので、今のピースケ君は既に17代目である。
組織から抜けた郭達三人を始末する為に来日した。白眉の中華料理店に身を隠した郭達を始末しようとしたところ、兼一の護衛として来ていたアパチャイと激突。五人を守るために全力で攻めあぐねる上にピースケ君を気遣って無意識に手加減してしまうアパチャイを苦戦させるが、兼一によって鳥籠を奪われたため手加減抜きとなったアパチャイにこちらも本気となって挑むも、自身の猛打「翻子八閃打」をアパチャイのさらなる猛打「よい子には見せらんないパンチ」で叩き潰され、敗北。
王大老(わんたいろう)
黒虎白竜門会、上海支部の責任者。歯がボロボロに欠けている。「敵に情けを受けるような者は我が一門には必要ない」と考え、兵共々無傷で戻った郭に死刑を下すも剣星に阻まれる。性格は残忍で卑劣。
剣星との口約に従って郭に自害を禁じた。
梁山泊にひけをとらない実力を持つと言われている。
王・陳・朱(おう・ちん・しゅ)
誰が誰なのかは不明だが3人の姿は、一人が白髪で白目の老人、筋肉隆々のモヒカン、スキンヘッドの色黒である。大老の命令で手を出さない剣星に3人同時攻撃を仕掛けたが全て内功で跳ね返される。

[編集] 荒涼高校関係者

兼一たちの通う学校で、物語当初はここが舞台となることが多かった。同校に通う上記登場人物は兼一、美羽、新島、水沼、松井、武田、宇喜田、谷本、キサラ、古賀。武田の英語力とキサラの発言から、偏差値はそれほど高くない模様である。学校指定の制服はあるものの私服での通学も許可されている。

大門寺まこと
(声優:一条和矢
16歳。 兼一の同級生。ボディビルで培った逞しい体が自慢で、中学からの暴れん坊。高校で空手部にスカウトされ、所属する。そこでたまたま同じ部活だった貧弱な少年・白浜兼一が目障りだったらしい。筋肉は凄いが空手は素人同然で、兼一と退部を賭けた勝負にて敗北。しかし兼一に情けをかけられて、退部せずに済んだようである。にも関わらず園芸部を襲撃、草花を踏みにじり、激昂した兼一に倒される。彼に勝利したことから兼一の格闘人生は始まった。久しぶりに登場して、コーキンに対してカツアゲ行為を行うが逆に部下もろとも手下にされてしまった。その後、コーキンが空手部でムエタイを教える際、「才能が無いから」という理由でサンドバッグ代わりにされるなど、かつて自分自身が兼一にしたのと同じ扱いを受けて、精神的に抵抗ができないいじめられっこのような存在となってしまった。コーキンの命令で、兼一を騙して空手部に誘き出す。かつて弱虫のいじめられっこだった兼一がとてつもなく強くなっていたことに思うところがあったようで、兼一がコーキンに勝てないと思い、兼一を助けるため新白連合を呼びに行き、兼一を騙して誘き出したことを悔いていた。
筑波歳三(つくば さいぞう)
(声優:梁田清之
18歳。 空手部副主将。黒帯有段者で実力は部内No.1。強いヤツと戦うのが趣味で、有力そうな一年生にケンカを吹っかける不良でもある。大門寺に勝利した兼一に興味を持ち、一度は完全勝利を収める。しかしその後の再戦においてスポーツ空手にない技で隙をつかれ、そのまま様々な技を身に付けた兼一に破れ「この一人多国籍軍めぇ~っ!」の名言(?)を残す。ラグナレクの構成員であったが、武田の台詞によると兼一に敗北後、徹底的に痛めつけられ追放された模様。この一件から兼一は様々な不良から狙われるようになった。
鷹島千尋(たかしま ちひろ)
(声優:久川綾
17歳。 新体操部の2年生エースだったが美羽にその座を奪われ、日陰者となってしまった。嫌味を言ったりするが美羽を追い越すために特訓を続けている模様。新島いわく美羽に唯一勝っているのは年齢だけだという。カストルと組んで美羽をいじめようと企んでいるが、靴を隠そうといってあきれられたり、体育祭において恥をかかせようとして逆にカストルから弓矢固めを喰らってしまうなど懲りていない様子である。
美羽にこそ新島の学ランで負けているものの、性格以外の得点は総じて高い。
一年間美羽の動きをにらみ続けた結果、皮肉にもそれが自分の新体操の技術に行かされる結果となった。
月刊版『戦え!梁山泊』では同級生として登場し、美羽とキサラの仲を取り持つという奇妙な役回りだった。
泉優香(いずみ ゆうか)
(声優:大本眞基子
16歳。 兼一の所属する園芸部の部長(部員は2人しかいないのだが)でクラスメイト。大人しい性格で、不良に捕われたりしたが好意を寄せている兼一の前ではいい子ぶりっ子のようにふるまう面がある。兼一に好意を抱いており、帰りを一緒に誘おうとするがいつも美羽によって阻まれる(美羽に他意はない)。また、その美羽と同棲していると勘違いし、ショックを受けていた。薙刀部の友人である姫野真琴とよく一緒にいる。
月刊版『戦え!梁山泊』では兼一を巡る美羽の恋のライバルだったが、地味な容姿や性格に加え、美羽一筋の兼一からは友人としか思われていなかった。
姫野真琴(ひめの まこと)
(声優:岩居由希子
16歳。 兼一のクラスメイトで薙刀部所属。泉の親友を自称する程彼女と仲が良い。見た目は女の子らしいが、泉とは対照的に気が強い男勝りな性格の持ち主で、当初はいじめられっ子でしかなかった兼一のことも「さえない男」としか見ていなかった(後に「さえないバカ」に格上げ?)。
島山 & 田中(しまやま、たなか)
(声優:柳沢栄治渋谷茂
16歳。 兼一のクラスメート。当初は兼一を「フヌケン」呼ばわりしてイジメていたが、美羽に近づくために兼一の友達を騙る。しかしそれが仇となって武田、宇喜田に連れ去られてしまい、助けに来た兼一を置き去りにして逃げ出す。その後僅かながら罪悪感に苛まれていたところ、逆に兼一の方から巻き込んでしまった事を謝罪され、改めて友人となる。
臨海学校で唯一ボリスに真っ向から反抗した事からボリスに認められ、ボリスがいなくなった後のクラスの取りまとめを頼まれた。その後、ボリスに代わって授業中騒ぐ生徒をしっかりと注意するという行動を見せ、それが他の生徒達にも少なからず影響を及ぼしている。
安永福次郎(やすなが ふくじろう)
(声優:宝亀克寿
53歳。兼一のクラスの担任で、日本史教師。
厳格な人物だが、その実生徒たちのことを真剣に考えている。長い教師生活から人を見る目に長けており、家庭訪問を行った際に梁山泊の師匠たちが美羽の父母のふりをした芝居を見抜く。趣味は文化財鑑賞で、秋雨のファンでもある。副担任である小野の天然っぷりに少々手こずっている模様。見事なまでの輝きを放つ禿頭。
小野杏子(おの きょうこ)
(声優:嶋村カオル
28歳。 兼一のクラスの副担任で、国語教師。園芸部の顧問も務めている。
生徒からも心配される程の天然さとユルさ、子供っぽさとどん臭さから、安永にいつも注意されている(だがその性格があって安永自身怒るに怒れないこともある)。手が隠れるほど袖の長い服をいつも着用している。安永のことをやっさんと呼ぶこともある。生徒想いであり生徒から信頼は厚いのだが、上記のような人物である上にきつく注意できない性格もあって、一部の生徒からは完全になめられてクラスが荒れることも多かった。ボリスが転入してからはその助けによって授業をまともにできるようになり、それ以外でも多くの面でボリスに頼りきっていた。彼女の方もボリスがクラスに馴染めるよう色々と努力をしていた。ボリスがいなくなって落ち込み、またもクラスが荒れるようになったが、ボリスに後を任された島山と田中の注意によってクラス全体が変化し、ボリスがいなくても授業を行えるようになりつつある。殺気が無い為に気配が感じ取れず、気付かないうちに近付かれるのでボリスからは少し苦手がられている。 ボリスが転校後しばらくの間ずっとないていた。

[編集] その他

山本大樹(やまもと たいき)
山本流柔術の伝承者にして達人。息子と共に山の中で世俗から離れた暮らしをしている。秋雨の友人。息子に修行をつける際は、情をはさまぬようにするため天狗に変装する。
山本直樹(やまもと なおき)
山本大樹の一人息子。12歳。師匠である達人の父より山中にて修行を受けており、若年ながら当時の兼一と互角に渡り合うほどの使い手。人里離れた山中で父子の二人暮しをしてきたため、都会に対して間違った幻想を抱いている。友人に河童がいる。
熊鳥権瑞(くまとり ごんずい)
(声優:長嶝高士
死拳己流空手師範。歌舞伎役者のような化粧と蟹のような髪型が特徴。梁山泊へ道場破りに訪れるが、師匠らが全員不在だったため兼一と対峙。当時の兼一より上の実力を持っていたが、慢心により腹部に一撃を食らう。逆上して反撃に出るも、逆鬼に阻止され道場生共々蹴散らされた。後に“闇”との対立を前に梁山泊に与する旨を宣言する。全身を鋼のように硬くする体術を得意とし、「自分に気合でござる」と言いながらバットを折るパフォーマンスを披露した。
アラン須菱(アランすびし)
鬼幽会空手の館長を務める大男。逆鬼を崇拝するあまり梁山泊の豪傑を偽称する。『どんな手を使ってでも勝て』を心得としており、それに反発した兼一と逆鬼に(結果的に)道場破りをされたあとは方針を『力と愛』に変え、再出発を果たす。
武器使用による慢心が出ていない対戦初期は兼一をあしらっており、それなりに実力はあった模様。
その後梁山泊と同盟関係を結ぶも、それが仇となったか今度はYOMIであるティーラウィット・コーキンの道場破りに遭い道場は壊滅。水沼をかばって一時は意識不明の重体となるが、現在は回復中。
しぐれの実父
“闇”の依頼で、美術品としての要素を一切廃し、人を斬る事に特化した日本刀「人斬り包丁」を作っていた刀鍛冶。様々な刀匠の技術を複合させて独自の製法を編み出し、歴史上最も「鋼の真実」に近付いた刀匠とされる。刀鍛冶を目指す前は達人級の腕前の剣士であり、刀鍛冶となった後もその実力は健在で、しぐれの武術の基本は彼によって叩き込まれたもの。かつて師の技術を盗んだ代償に右腕を切り落とされ、鋼鉄製の義手をつけている。
何年間も山にこもって人斬り包丁を作り続け、しぐれは名前すら付けてもらえずに幼少期を過ごした。不器用ながらも父親としての愛情は強く持っていたが、人殺しの道具を作り続けた自分が良い父親になれるはずがないとし、病に侵されて己の死期を悟った後にせめてしぐれの反面教師となる事を願い、「自分のような人間がどんな末路を辿るか」をしぐれに見せるために、八郎兵衛の依頼で尋ねてきた秋雨に自分を殺すことを依頼する。その後、しぐれに鋼の秘密がこめられた最後の刃“刃金の真実”を残し、秋雨との決闘の末に崖へ身を落とし死亡する。
香坂八郎兵衛(こうさか はちろべえ)
数年前に死去した香坂流武器術の先代。しぐれの養父である隻眼の老人。秋雨と交流があり、彼に対武器戦術を指南した。生前は骨董屋を営んでおり、そこに偶然しぐれの実父が打った人斬り包丁が回ってきた事が、秋雨としぐれが出会う切っ掛けとなった。しぐれの実父に人斬り包丁の製作の意図を問い質すよう秋雨に依頼し、その一件の後、しぐれを養女として引き取った。
ジェームズ志場(ジェームズ しば)
タイプ:
裏ボクシング界の破壊神」、「破壊神シバ」の異名を持つ、かつて裏ボクシング界の王座に常に君臨していた達人級のボクサー。自分のことを「我が輩」と言い、語尾に「である」と付ける、いかにも偉そうな喋り方だが、どこか憎めない人物。秋雨とは「秋雨っち」「志場っち」と呼び合っているものの、何故かは不明だが互いに互いを嫌って貶し合っている。その時のテンションによって髭が上下に動く。動物が好きで、レアな動物を見つけてはケージに入れて飼育している。そのため自らの技名にも動物の名前が入っていることが多い。
以前“闇”の一影と闘い、右目と右足が使えなくなり武術界から引退。今ではパチンコで生計を立てている世捨て人。だが今でもボクシングへの情熱は失ってはいないようで、彼が住んでいるあばら家にはボクシングのリングがある。YOMIとの戦いに備え実力向上を目指す武田一基に教えを乞われ、当初は頑なに断っていたものの、遂にはその情熱に負けて彼を弟子に採った。最近、武田をアンダーグラウンドな闘技場に出させて自分の懐を温めている。武田と兼一の試合のときには互いの髭を賭けたにもかかわらず、兼一が武田に敗北しそうになったときに反射的にタオルを投げ込み試合を終結など弟子思いな様子。この行動は秋雨を感嘆させた。(結局、髭の件は誤魔化して逃げた)
風林寺静羽(ふうりんじ しずは)
美羽の母親。赤子だった頃の美羽を守るため雪山にて敵と戦い、夫である風林寺砕牙の手によって殺害される。
複数のライフル狙撃に反応し、弾丸を手甲で防ぎ、かつその狙撃主達の位置を特定し壊滅させるなど、達人級の実力者だったと思われる。
本巻(ほんまき)
日本警察の警部。梁山泊とも面識があり、逆鬼からは「おやっさん」と呼ばれている。危険を冒してまで警察官魂を重んじて、いくら国のタブーでも悪人は捕まえるという正義感の強い思想を持つ。
ランスロット・グレー
逆鬼の旧友でジェニファー・グレーの父。「銃は友達」という考えを持つ銃の達人で軍所属の大佐。攻撃開始の暗号はエンジェル。スクールバスを人質に捕られ、武器なしでフォルトナに挑むが力及ばず殺害される。
白石国郷(しらいし くにさと)
林崎夢想流に属する剣豪。好戦的だが、実力に違いがありすぎる場合はあっさりと退く冷静な性格。流暢な江戸弁で喋る。死合い場に出入りし人も斬るが、あくまで試合の範囲であり死人は極力出さない。所有する刀は名工孫六兼元が打った関の孫六三本杉の刃紋がある名刀。父の刀を探していたしぐれに勝負を挑まれ(別物であったが)、一撃で刀身を折られる。闇人ではないものの、闇の武器組にもそれなりに精通している。

[編集] 関連項目

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