台制

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台制(たいせい)とは、台湾で使用されている慣習的・伝統的な単位系である。

かつて日本の統治下にあったことから、日本の尺貫法の影響が強く、中国市制)・香港と同じ単位名称であっても値が異なっているものがある。台湾では公式にはメートル法国際単位系(SI))が使用されているものの、民間では台制が広く使用されている。しかし、次第にメートル法の単位に置き換えられつつある。

長さ[編集]

長さの単位は、メートル法の単位が広く使われているが、日本の尺貫法に由来する以下の単位も使われている。

  • 1 = 10寸 = 0.3030 m
  • 1 = 0.03030 m

面積[編集]

面積の単位は、メートル法の単位よりも台制の単位の方が広く使われている。日本の尺貫法に由来する単位のほか、オランダの統治時代があったことから、オランダの古い単位morgenに由来する「甲」も使われる。犁は1頭の農耕牛、1つの(すき)を使って1日に耕すことのできる面積である。坪は部屋の面積を表すのに用いられ、日本や韓国で用いられる坪と同じ広さである。

  • 1 = 5犁 = 2934坪 = 9700 m2
  • 1 = 587坪 = 1940 m2
  • 1 = 30坪 = 99.3 m2
  • 1 = 3.306 m2

体積[編集]

体積の単位は、メートル法の単位が広く使われている。かつては、日本の尺貫法に由来する以下の単位が使われていた。

  • = 10升 = 18.0391 L
  • = 10合 = 1.80391 L
  • = 0.180391 L

質量[編集]

質量重量)の単位は、袋詰めの商品にはメートル法の単位が使われているが、量り売り商品には、以下の台制の単位がよく使われている。いくつかは日本の尺貫法に由来するものである。

  • 1擔() = 100斤 = 60 kg
  • 1 = 16両 = 600 g
  • 1 = 10錢 = 37.5 g
  • 1錢(銭) = 10分 = 3.75 g(=日本の
  • 1 = 10文 = 0.375 g
  • 1 = 0.0375 g