可部バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道54号標識
国道54号標識
国道183号標識
国道183号標識
国道191号標識
国道191号標識
国道261号標識
国道261号標識

可部バイパス(かべバイパス)は、広島県広島市安佐北区可部南1丁目から同区大林町に至る国道54号バイパスである。同区の拠点である可部駅周辺を迂回する。

可部地域では副道が整備されている。

なお、全線が国道183号との、起点から広島県広島市安佐北区可部5丁目までは国道191号国道261号との重複区間である。

概要[編集]

  • 起点 広島県広島市安佐北区可部南(中島駅前)
  • 終点 広島県広島市安佐北区大林町
  • 全長 9.7km
  • 規格 第4種第1級、第3種第2級
  • 道路幅員
    • 広島市安佐北区可部南 - 県道253号交差点間(可部トンネルは除く) 40.0m
    • 可部トンネル 23.5m
    • 県道253号交差点 - 広島市安佐北区大林町間 22.5m
  • 車線数 4車線(広島市安佐北区可部南 - 広島市安佐北区可部は側道あり)
  • 車線幅員 3.5m
  • 設計速度 60km/h

沿革[編集]

  • 1981年度 事業化
  • 1981年12月22日 都市計画決定
  • 1996年8月24日 広島市安佐北区可部南 - 広島市安佐北区可部間 (2.8km) 暫定2車線で供用開始
  • 2003年3月24日 広島市安佐北区可部 - 広島市安佐北区可部9丁目(県道253号交差点)間 (1.4km) 暫定2車線で供用開始
  • 2007年3月3日 広島市安佐北区可部9丁目(県道253号交差点) - 広島市安佐北区三入2丁目間 (1.8km) 暫定2車線で供用開始
  • 2014年2月8日 広島市安佐北区三入2丁目 - 広島市安佐北区大林3丁目 (2.2km) 暫定2車線で供用開始[1]
  • 2021年2月19日 広島市安佐北区可部南4丁目 - 広島市安佐北区可部5丁目(2.1km)4車線化[2]

接続する主な道路[編集]

  • 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
  • 路線名の特記がないものは市道
  • 実際のキロポストは紙屋町交差点 (0KP) からの距離となる。ただし、広島城南交差点 (1.0KP) で+500m、下浜ヶ谷交差点と上根バイパス接続点との中間地点 (23.0KP) で-500m補正される。
交差する道路 交差する場所 市役所前
から
(km)
キロポスト
(km)
国道54号可部街道広島市街方面
国道183号(可部街道) 中島 15.6 14.9
可部取水場東 17.2 16.5
安佐北警察署(北) 17.9 17.2
国道191号(幕の内通り) 安佐北区民文化センター入口 18.2 17.5
安佐北区民文化センター入口(北) 18.3 17.6
九品寺 19.4 18.7
県道253号南原峡線 南原 19.6 18.9
三入 21.5 20.8
三入北 21.7 21.0
国道183号(可部街道) 下浜ヶ谷 24.1 23.4
- - 24.2 23.5
23.0
県道5号浜田八重可部線 24.3 23.1
国道54号(上根バイパス) 三次安芸高田方面

脚注[編集]

  1. ^ 国道54号可部バイパス(広島市安佐北区三入〜大林3丁目間の延長2.2km)が平成26年2月8日(土)16時に開通します!〜開通後は通行形態が変わりますので、ご注意下さい〜” (PDF). 国土交通省広島国道事務所・広島市 (2014年1月29日). 2014年1月29日閲覧。
  2. ^ 可部バイパスの4車線化が完成します!! 〜可部地区の交通がスムーズになります〜” (PDF). 国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所 (2021年2月5日). 2021年2月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]