友だちのうちはどこ?
| 友だちのうちはどこ? | |
|---|---|
| خانه دوست کجاست ؟ Khāneh doust kojāst ? | |
| 監督 | アッバス・キアロスタミ |
| 脚本 | アッバス・キアロスタミ |
| 製作 | 児童青少年知育協会 |
| 製作総指揮 | アリ・レザ・ザリン |
| 出演者 | ババク・アハマッドプール |
| 音楽 | アミン・アラ・ハッサン |
| 撮影 | ファルハッド・サバ |
| 編集 | アッバス・キアロスタミ |
| 配給 | |
| 公開 | - テッサロニキ国際映画祭 - レイキャヴィク国際映画祭 - ブエノスアイレス青少年映画祭 |
| 上映時間 | 85分 |
| 製作国 | |
| 言語 | |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『友だちのうちはどこ?』(とも-, ペルシア語: خانه دوست کجاست ؟)は、1987年(昭和62年)製作・公開、アッバス・キアロスタミのイランの長篇劇映画である。
目次 |
[編集] 略歴・概要
舞台になったのは、カスピ海近辺にあるコケールとポシュテの隣り合った村である[1]。職業俳優をつかわずに撮影をした[2]。本作に始まるコケールを舞台にした『そして人生はつづく』(1992年)、『オリーブの林をぬけて』(1994年)の3作を「コケール・トリロジー」と呼ぶ。主演した職業俳優ではない子役ババク・アハマッドプールは、『オリーブの林をぬけて』にも出演している[3]。
同年、イランの首都テヘランで開催されたファジル国際映画祭で最優秀監督賞をキアロスタミが受賞、本作は審査員特別賞を受賞した[3]。1989年(平成元年)のロカルノ国際映画祭では、キアロスタミが本作で銅豹賞、FIPRESCI賞特別賞、エキュメリック審査員賞特別賞を受賞した[3]。日本では、1993年(平成5年)10月23日に公開され、同年度のキネマ旬報ベストテンで第8位となった[1]。
2005年(平成17年)、英国映画協会(BFI)が選んだ「14歳までに見ておきたい50の映画」の5位にランクインした[4]。
[編集] スタッフ・作品データ
- 監督・脚本・編集 : アッバス・キアロスタミ
- 撮影監督 : ファルハッド・サバ
- 音楽 : アミン・アラ・ハッサン
- プロデューサー : アリ・レザ・ザリン
- 製作 : 児童青少年知育協会
- 上映時間 : 85分
- フォーマット : カラー映画 - ビスタサイズ(1.66:1) - モノラル録音
- 公開日 :
日本 1993年10月23日 - 配給 :
ユーロスペース
[編集] キャスト
- ババク・アハマッドプール - アハマッド
- アハマッド・アハマッドプール - モハマッド・レダ・ネマツァデ
- ホダバフシュ・デファイ - 先生
- イラン・オリタ - 母さん
- ラフィア・ディファイ - おじいさん
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
舞台はイラン北部のコケールという村である。小学校のあるクラスで、モハマッド・レダ・ネマツァデ(アハマッド・アハマッドプール)が先生(ホダバフシュ・デファイ)にひどく叱責されている。宿題をノートではない紙に書いてきたからだ。「同じことをもう一度やったら退学だ」と。
学校が終わり、モハマッドの隣に座っていたアハマッド(ババク・アハマッドプール)が家に帰って宿題をやろうとすると、モハマッドのノートを持って帰ってきてしまったのだ。これではモハマッドは退学になってしまう。返しに行こうとすると母さん(イラン・オリタ)が「宿題をやってからじゃないと遊びに行ってはいけないよ」と言う。でも、ノートがないとモハマッドは退学なのだ。アハマッドの説明を母さんは聞いてくれない。宿題をやろうにも気になってしかたがない。
隙を見て、アハマッドはモハマッドのノートを携えて、家を出る。隣村のポシュテにモハマッドは住んでいる。山あり谷ありの道を越えてポシュテには着いたが、モハマッド・レダ・ネマツァデの家がどこにあるかを知らない。やっとモハマッドのいとこの家がわかったが、そこで尋ねると、モハマッドはコケール村に行ったという。アハマッドは、また自分の住むコケール村に急いで戻る。
コケール村に着くと、おじいさん(ラフィア・ディファイ)が、家から煙草を持って来るように言われて家に戻るが、煙草がどこにあるかわからない。アハマッドはそれどころじゃないのだ。おじいさんのもとに戻ってくると、知らない男の人がモハマッドのノートのページを1枚破り取ってしまう。そのまま、男の人はロバでポシュテ村の方角に行ってしまう。アハマッドはこの人がモハマッドの父親ではないかと思って追いかけるが、違っていた。
物知りの老人にモハマッドの家を尋ねてみた。老人はアハマッドを連れてある家にたどり着くが、モハマッドの家はそこではなかった。とうとう真っ暗だ。憔悴して家に帰ったアハマッドは、モハマッドの分も宿題をやって、明日学校で渡すことにした。
翌朝の小学校。モハマッドはまだ来ない。授業が始まり、先生が宿題をやったか子どもたちの席を回っている。モハマッドがやっと教室に入ってきた。アハマッドはモハマッドのノートをやっと返すことができた。先生がモハマッドのノートを調べる。宿題はアハマッドがやってある。先生は「よくできました」と言うのであった。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 関連事項
- ファジル国際映画祭 (en:Fajr International Film Festival)
- 児童青少年知育協会 (en:Institute for the Intellectual Development of Children and Young Adults)
- コケール (en:Koker)
- コケール・トリロジー (en:Koker trilogy)
- 14歳までに見ておきたい50の映画
[編集] 註
- ^ a b 友だちのうちはどこ?、kinejun.jp, 2009年10月20日閲覧。
- ^ 淀川長治の銀幕旅行 「友だちのうちはどこ?」「そして人生はつづく」 - 1993年10月26日 産経新聞ENAK(えなっく)、2009年10月20日閲覧。
- ^ a b c #外部リンク欄、Khane-ye doust kodjast?, Internet Movie Database, 2009年10月20日閲覧。二重リンクを省く。
- ^ The 50 films you should see by the age of 14, dailymail.co.uk, 2005年7月20日付、2009年10月20日閲覧。