厲公 (晋)

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厲公(れいこう、? - 紀元前573年)は、中国春秋時代の君主(在位紀元前581年 - 紀元前573年)。寿曼、または州蒲景公の子。

あまり有力でない胥氏を重用するという一種の側近政治をおこなって、有力大夫たちの力を抑えようとした。鄢陵の戦い共王率いる楚軍を破ると勝ちに奢って驕奢淫逸にふけり、郤錡郤犨郤至を誅殺したが、正卿欒書荀偃(中行偃)らの画策によって放たれた刺客、程滑の手で殺された。