南セントレア市
南セントレア市(みなみセントレアし)は、愛知県知多郡美浜町と南知多町の合併によって誕生する計画があった新しい市の名称である。
[編集] 経緯
2005年1月、一般公募を行ったにもかかわらず両町の合併協議会が公募になかったこの名称を新市名候補として発表した。地域の歴史とは無関係の耳慣れないカタカナ語や選考経緯の不透明さから、住民からだけでなく全国的に批判が殺到し大きなニュースとなった。
「セントレア」とは、2005年2月17日に開港した中部国際空港の愛称で、英語の "central" と "air" をつなげて作った造語である。斉藤元町長の地元である美浜町西部(上野間地区)が同空港の所在地・常滑市の南隣に位置するため、町おこしとして空港のベッドタウンとしての発展を願った意図があるものと考えられる。セントレアについては漢字の「遷都麗空」という表記も候補に挙がった。しかし自治体区域内とは直接関係ない施設の名称(同施設は常滑市にある)を借りることも先述の批判の嵐を招いた。当時の中日新聞の記事には、住民が批判の声を寄せているとの記事が多数掲載された。
2月27日、合併の賛否を問う住民投票と新市名についてのアンケートが同時に行われた。騒動によるマイナスイメージのためか合併反対票が多数を占め、合併計画自体が不成立となった。新市名アンケートでは、1位の「南知多市」・2位の「美浜市」に次いで、「南セントレア市」は3位だった。[1]。 なお、結果報道の後、住民からは「変な名前になる位なら合併しない方が良かった。」という声が中日新聞に記載された。 騒動の最中、「南セントレア」推進派の当時の市長がテレビ取材に応じて毛筆で「南セントレヤ」と書いて見せて「いい名前だと思う」とアピールしたところ取材記者に字の間違いを指摘される様子が全国に放映された。