南アラビア諸語
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南アラビア諸語は、アラビア半島南部のイエメン(ソコトラ島を含む)とオマーンを中心に少数の人々が話している一群の言語。
系統的にはアラビア語と異なり南方セム語に属し、これを二分した場合の東方語群に当たる。古代に現代のイエメンで使われ文字資料が残る古典南アラビア語もあるが、これについては多くの言語学者が西方(エチオピア)語群に属す別系統と考えており、これと区別するために、現代南アラビア語とも呼ばれる。一方で、側面摩擦音などセム祖語の特徴を残していることや、言語年代学的考察などから、他の全てのセム語に対立する系統と見る説もある(A. Militarev)[1][2]。
言語 [編集]
- メフリ語(w:Mehri language):イエメンに70,000人以上、オマーンに50,000人以上、またクウェートに移住した約15,000人の話者がいる。民族名としてはマハラMahraと呼ばれる。
- ソコトリ語(w:Soqotri language):ソコトラ島で話されており、イエメン本土ほどアラビア語の圧力を受けてはいない。話者はイエメンで57,000人(1990年)、移住者も含めて64,000人と見積もられる。
- ジッバリ語(w:Jibbali language):ジッバリ語はシェフリ語Shehriとも呼ばれ、話者数25,000人と見積もられる。オマーンのドファール地方とイエメンの国境地帯における1960-70年代の反乱を起こした人々の言語として知られる。
- ハルススィ語(w:Harsusi language):オマーン、話者数1,000から2,000人と見積もられる。
- バタリ語(w:Bathari language):話者数200人と見積もられる。
- ホビョト語(w:Hobyot language):オマーン、話者数100人と見積もられる。
注 [編集]
- ^ http://www.krugosvet.ru/enc/gumanitarnye_nauki/lingvistika/SEMITSKIE_YAZIKI.html
- ^ Once more about glottochronology and the comparative method: the Omotic-Afrasian case Alexander Militarev Moscow, Russian State University for the Humanities.[1]