千島海溝
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千島海溝(ちしまかいこう)とは太平洋北西部、カムチャツカ半島南部に発し、千島列島南岸に沿って北海道南東部に至る海溝。千島・カムチャツカ海溝とも呼ぶ。
その延長はさらに南の日本海溝に連なる。水深は大部分が7,000m以上で、最も深い所は海面下9,550mになる。
北端はベーリング島南西沖付近で、ここで東に連なるアリューシャン海溝と接している。
太平洋プレートが北アメリカプレート(オホーツクプレート)の下に沈み込むことで形成されている。
[編集] 千島海溝における地震
カムチャツカ地震、千島列島沖地震、択捉島沖地震、北海道東方沖地震、釧路沖地震、根室半島沖地震、十勝沖地震、浦河沖地震などは、千島海溝付近で起こる海溝型の大地震である。特に1952年に発生したカムチャツカ地震はM9.0を記録している。
また、根室半島沖地震と十勝沖地震が連動することでM8からM9クラスに迫る巨大地震となる可能性があることも指摘されている。津波堆積物などから過去には2500年間に5回、約500年間隔で連動型地震による巨大津波が発生したと推測され、最新のものは17世紀に発生したとみられる[1]。北海道大学の平川一臣特任教授(自然地理学)によると1611年の慶長三陸地震がこれにあたり、北海道東部でこの地震によるとみられる15~20mの津波が到達した痕跡があることなどから、これまで定説となっていた三陸沖を震源とする日本海溝沿いの地震でなく、千島海溝沿いにあたる北方領土の色丹島沖から襟裳岬沖までの範囲によるM9規模の超巨大地震の可能性が高いという新説を発表している[2]。
[編集] 注釈
- ^ 千島海溝プレート間地震の連動が巨大な津波をもたらした(産総研)
- ^ 慶長三陸津波:1611年発生、北海道沖M9が原因 平川・北大特任教授が新説発表(毎日新聞 2012年1月26日)
[編集] 関連項目
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