北海道警察

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Flag of Hokkaido Prefecture.svg 北海道の行政官庁
北海道警察
Asahikage.svg
Hokkaido-Pref-Police-hq-01.jpg
北海道警察本部庁舎(札幌市中央区)
役職
本部長 坂明(警視監
警務部 小柳誠二(警視長
組織
上部組織 北海道公安委員会
内部組織 総務部、警務部、生活安全部、地域部、刑事部、組織犯罪対策局、交通部、警備部、警察学校、札幌市警察部
概要
所在地 北海道札幌市中央区北2条西7丁目
北緯43度3分47.54秒 東経141度20分46.12秒 / 北緯43.0632056度 東経141.3461444度 / 43.0632056; 141.3461444座標: 北緯43度3分47.54秒 東経141度20分46.12秒 / 北緯43.0632056度 東経141.3461444度 / 43.0632056; 141.3461444
前身 国家地方警察北海道本部
ウェブサイト
北海道警察
テンプレートを表示
APEC警備のため、神奈川県横浜市を走行する北海道警察のパトロールカー

北海道警察(ほっかいどうけいさつ、Hokkaido Prefectural Police)は、北海道が設置した、北海道内を管轄区域とする警察組織。道警と略称する。警察法上、北海道公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は北海道知事である。本部所在地は札幌市中央区北2条西7丁目。

概要[編集]

北海道は面積が広大で、道警の管轄区域と管区警察局としての区域が重なることから、「北海道管区警察局」は置かれず、道警本部自体が管区警察局の役割を果たしている。このため、「首都警察本部」の位置づけがなされている警視庁とともに、管区警察局には属さない。

道警では道内を札幌・函館・旭川・釧路・北見の5つの方面に分け、札幌方面(道振興局管轄域のうち、石狩胆振日高全域と後志空知の大半)については本部直轄としているものの、他の4方面については「府県警察本部」に相当する下部組織として方面本部を設け、業務を行わせている(詳細は下部「方面本部」の項目を参照)。なお、これに伴い、各方面本部ごとにも「都道府県公安委員会」に相当する「方面公安委員会」が道公安委の下部組織として設けられている。

参考

組織形態が異なるものの、似たようなケースとしてはホクレン農業協同組合連合会がある。JAグループの一員であるが、規模が大きすぎるため直接全国中央組織傘下にあり、他都府県の同種組織とは異なった存在である。

組織[編集]

本部組織[編集]

全国有数の大規模警察本部であり、本部長は警視監


装備[編集]

  • パトカー 1,330台
  • 白バイ 60台
  • 警備艇 8隻
  • ヘリコプター5機
    • だいせつ1(AS365N2
    • だいせつ2(412EP
    • だいせつ3(412EP)
    • ぎんれい1(A109E
    • ぎんれい2(EC135P1

方面本部[編集]

警察署[編集]

道内の警察署数は69。

札幌方面管轄(北海道警察本部直轄)30署
  • 警察車両ナンバー地名:石狩・後志・空知地域の署所属車は「札幌」、胆振・日高地域の署所属車は「室蘭」。
地域 警察署 所在地 管轄区域
札幌 石狩 中央警察署 札幌市中央区北1条西5丁目 札幌市中央区の一部
東警察署 札幌市東区北16条東1丁目 札幌市東区
西警察署 札幌市西区西野2条5丁目 札幌市西区、中央区の一部
南警察署 札幌市中央区南29条西11丁目 札幌市南区、中央区の一部
北警察署 札幌市北区北24条西8丁目 札幌市北区石狩市石狩郡当別町
白石警察署 札幌市白石区菊水3条5丁目 札幌市白石区
豊平警察署 札幌市豊平区豊平7条13丁目 札幌市豊平区清田区
厚別警察署 札幌市厚別区厚別中央2条4丁目 札幌市厚別区北広島市
手稲警察署 札幌市手稲区富丘1条4丁目 札幌市手稲区
江別警察署 江別市弥生町 江別市、石狩郡新篠津村
千歳警察署 千歳市東雲町5丁目 千歳市恵庭市
空知 岩見沢警察署 岩見沢市10条東2丁目 岩見沢市樺戸郡月形町
栗山警察署 夕張郡栗山町朝日3丁目 夕張郡由仁町栗山町長沼町空知郡南幌町
夕張警察署 夕張市旭町 夕張市
三笠警察署 三笠市幸町 三笠市
美唄警察署 美唄市東1条北7丁目 美唄市
砂川警察署 砂川市東2条南5丁目 砂川市、空知郡上砂川町奈井江町、樺戸郡浦臼町
滝川警察署 滝川市緑町1丁目 滝川市、樺戸郡新十津川町
赤歌警察署 赤平市東大町3丁目 赤平市歌志内市
芦別警察署 芦別市南1条東2丁目 芦別市
後志 小樽警察署 小樽市富岡1丁目 小樽市
余市警察署 余市郡余市町朝日町 余市郡余市町仁木町赤井川村古平郡古平町積丹郡積丹町
岩内警察署 岩内郡岩内町字高台 岩内郡岩内町共和町古宇郡神恵内村泊村
倶知安警察署 虻田郡倶知安町南1条東2丁目 虻田郡倶知安町ニセコ町喜茂別町京極町留寿都村真狩村磯谷郡蘭越町
室蘭 胆振 伊達警察署 伊達市館山町 伊達市有珠郡壮瞥町虻田郡豊浦町洞爺湖町
室蘭警察署 室蘭市東町4丁目 室蘭市登別市
苫小牧警察署 苫小牧市旭町3丁目 苫小牧市勇払郡厚真町安平町むかわ町白老郡白老町
日高 門別警察署 沙流郡日高町富川東1丁目 沙流郡日高町平取町
静内警察署 日高郡新ひだか町静内古川町1丁目 日高郡新ひだか町新冠郡新冠町
浦河警察署 浦河郡浦河町築地2丁目 浦河郡浦河町様似郡様似町幌泉郡えりも町
函館方面本部管轄9署
  • 警察車両ナンバー地名:渡島・檜山地域の署所属車は「函館」、後志地域の署所属車は「札幌」。
地域 警察署 所在地 管轄区域
函館 渡島 函館中央警察署 函館市五稜郭町 函館市の一部、北斗市亀田郡七飯町
函館西警察署 函館市海岸町 函館市の一部
森警察署 茅部郡森町字上台町 茅部郡森町鹿部町
八雲警察署 二海郡八雲町富士見町 二海郡八雲町山越郡長万部町
木古内警察署 上磯郡木古内町字本町 上磯郡木古内町知内町
松前警察署 松前郡松前町字福山 松前郡松前町福島町
檜山 江差警察署 檜山郡江差町字上野町 檜山郡江差町上ノ国町厚沢部町爾志郡乙部町奥尻郡奥尻町
せたな警察署 久遠郡せたな町北檜山区徳島 久遠郡せたな町瀬棚郡今金町
札幌 後志 寿都警察署 寿都郡寿都町字渡島町 寿都郡寿都町黒松内町島牧郡島牧村
旭川方面本部管轄13署
  • 警察車両ナンバー地名:「旭川」
地域 警察署 所在地 管轄区域
旭川 上川 旭川中央警察署 旭川市6条通10丁目 旭川市上川郡鷹栖町比布町
旭川東警察署 旭川市1条通25丁目 旭川市、上川郡美瑛町上川町当麻町愛別町東川町東神楽町
富良野警察署 富良野市若葉町 富良野市、空知郡上富良野町中富良野町南富良野町勇払郡占冠村
士別警察署 士別市東5条5丁目 士別市、上川郡剣淵町和寒町雨竜郡幌加内町
名寄警察署 名寄市大通南1丁目 名寄市、上川郡下川町
美深警察署 中川郡美深町字美深 中川郡美深町音威子府村中川町
宗谷 枝幸警察署 枝幸郡枝幸町本町 枝幸郡枝幸町浜頓別町中頓別町
稚内警察署 稚内市大黒1丁目 稚内市宗谷郡猿払村利尻郡利尻町利尻富士町礼文郡礼文町
天塩警察署 天塩郡天塩町新栄通9丁目 天塩郡豊富町幌延町
留萌 天塩郡天塩町遠別町
羽幌警察署 苫前郡羽幌町南4条4丁目 苫前郡羽幌町苫前町初山別村
留萌警察署 留萌市高砂町3丁目 留萌市増毛郡増毛町留萌郡小平町
空知 沼田警察署 雨竜郡沼田町北1条6丁目 雨竜郡沼田町北竜町
深川警察署 深川市5条 深川市、雨竜郡妹背牛町秩父別町雨竜町 
釧路方面本部管轄10署
  • 警察車両ナンバー地名:釧路・根室地域は「釧路」、十勝地域は「帯広」。
地域 警察署 所在地 管轄区域
釧路 釧路 釧路警察署 釧路市黒金町10丁目 釧路市釧路郡釧路町白糠郡白糠町阿寒郡鶴居村
厚岸警察署 厚岸郡厚岸町真栄1丁目 厚岸郡厚岸町浜中町
弟子屈警察署 川上郡弟子屈町中央2丁目 川上郡弟子屈町標茶町
根室 根室警察署 根室市弥栄町1丁目 根室市
中標津警察署 標津郡中標津町西5条南1丁目 標津郡中標津町標津町野付郡別海町目梨郡羅臼町
帯広 十勝 池田警察署 中川郡池田町西3条6丁目 中川郡池田町豊頃町十勝郡浦幌町
本別警察署 中川郡本別町北1丁目 中川郡本別町足寄郡足寄町陸別町
帯広警察署 帯広市西1条北1丁目 帯広市、中川郡幕別町河西郡芽室町中札内村更別村河東郡上士幌町音更町士幌町
新得警察署 上川郡新得町4条南6丁目 上川郡新得町清水町、河東郡鹿追町
広尾警察署 広尾郡広尾町並木通東1丁目 広尾郡広尾町大樹町
北見方面本部管轄7署
  • 警察車両ナンバー地名:「北見」
地域 警察署 所在地 管轄区域
北見 網走 北見警察署 北見市青葉町 北見市常呂郡訓子府町置戸町
美幌警察署 網走郡美幌町字大通南1丁目 網走郡美幌町津別町
網走警察署 網走市南6条東5丁目 網走市、網走郡大空町
斜里警察署 斜里郡斜里町本町 斜里郡斜里町清里町小清水町
遠軽警察署 紋別郡遠軽町大通北5丁目 紋別郡遠軽町湧別町、常呂郡佐呂間町
紋別警察署 紋別市南が丘町1丁目 紋別市、紋別郡滝上町
興部警察署 紋別郡興部町字興部 紋別郡興部町雄武町西興部村

警察官は10,519名(2012年4月1日)。

歴代本部長[編集]

氏名 前職 在任期間 後職
熊野徳次郎 国家地方札幌警察管区本部長 1954年(昭和29年)
- 1956年(昭和31年)
中国管区警察局
長野実 神奈川県警察本部長 1956年(昭和31年)
- 1958年(昭和33年)12月5日
警察大学校
藤本好雄 警察庁警備局参事官 1958年(昭和33年)12月5日
-
退職
湯浅定晴 広島県警察本部長 1960年(昭和35年)7月13日
- 1962年(昭和37年)10月9日
大阪府警察本部長
青木誠 広島県警察本部長 1962年(昭和37年)10月9日
- 1964年(昭和39年)3月21日
九州管区警察局
藤沢言雄 関東管区警察局総務部 1964年(昭和39年)3月21日
- 1966年(昭和41年)3月1日
九州管区警察局長
楢崎健次郎 警察庁刑事局参事官 1966年(昭和41年)3月1日
- 1968年(昭和43年)9月10日
中国管区警察局
関根広文 警察大学校副校長
兼特別捜査幹部研修所長
1968年(昭和43年)9月10日
- 1970年(昭和45年)10月28日
中部管区警察局
桝谷広 関東管区警察学校 1970年(昭和45年)10月28日
- 1973年(昭和48年)6月1日
退職
田中雄一 静岡県警察本部長 1973年(昭和48年)6月1日
-
退職
森永正比古 警察庁刑事局参事官 1975年(昭和50年)9月19日
- 1977年(昭和52年)8月26日
警察庁刑事局保安部長
半田博 広島県警察本部長 1977年(昭和52年)8月26日
- 1979年(昭和54年)2月2日
警察庁警務局首席監察官
堀真一 宮城県警察本部長 1979年(昭和54年)2月2日
- 1980年(昭和55年)4月5日
退職
三島孟 内閣総理大臣官房交通安全対策室長
→警察庁警務局付
1980年(昭和55年)4月5日
- 1981年(昭和56年)8月21日
退職
室伏増男 警察大学校特別捜査幹部研修所長 1981年(昭和56年)8月21日
- 1983年(昭和58年)8月26日
退職
森郷巳 警察庁交通局審議官 1983年(昭和58年)8月26日
- 1985年(昭和60年)2月18日
退職
山田忠孝 警察庁警備局審議官 1985年(昭和60年)2月18日
- 1986年(昭和61年)8月18日
中部管区警察局長
広谷干城 警察庁長官官房審議官(交通局担当) 1986年(昭和61年)8月18日
- 1988年(昭和63年)8月5日
退職
仲村規雄 警察大学校特別捜査幹部研修所長 1988年(昭和63年)8月5日
- 1990年(平成2年)4月3日
退職
長尾良次 警察大学校副校長 1990年(平成2年)4月3日
- 1991年(平成3年)7月29日
近畿管区警察局
桑田錬造 警察大学校副校長 1991年(平成3年)7月29日
- 1992年(平成4年)11月11日
退職
黒瀬義孝 警察大学校副校長 1992年(平成4年)11月11日
- 1994年(平成6年)7月27日
退職
伊達興治 千葉県警察本部長 1994年(平成6年)7月27日
- 1996年(平成8年)4月8日
関東管区警察局長
武居澄男 広島県警察本部長 1996年(平成8年)4月8日
- 1997年(平成9年)8月25日
警察大学校長
遠藤豊孝 千葉県警察本部長 1997年(平成9年)8月25日
-
警察大学校長
島田尚武 警察大学校副校長 1999年(平成11年)1月18日
- 2000年(平成12年)8月24日
警察庁長官官房国際部長
山田高廣 警察大学校副校長 2000年(平成12年)8月24日
- 2002年(平成14年)2月8日
退職
上原美都男 警察庁長官官房審議官(警備局担当) 2002年(平成14年)2月8日
- 2003年(平成15年)8月5日
警察庁長官官房付
内閣官房内閣情報調査室
内閣衛星情報センター分析部長
芦刈勝治 警察庁長官官房審議官(警備局担当) 2003年(平成15年)8月5日
-
関東管区警察局長
樋口建史 警察庁刑事局刑事企画課長 2005年(平成17年)8月16日
- 2007年(平成19年)8月24日
警察庁長官官房政策評価審議官
兼長官官房審議官(犯罪収益対策・国際担当)
高橋清孝 警察庁警備局警備課長 2007年(平成19年)8月24日
- 2008年(平成20年)8月7日
警視庁警備部
鎌田聡 警察庁情報通信局情報通信企画課長 2008年(平成20年)8月7日
- 2010年(平成22年)1月18日
警察庁長官官房審議官・警備局担当
殿川一郎 内閣府大臣官房審議官・共生社会政策担当 2010年(平成22年)1月18日
- 2011年(平成23年)10月17日
内閣官房内閣衛星情報センター次長
園田一裕 警察庁長官官房首席監察官 2011年(平成23年)10月18日
- 2013年(平成25年)8月30日
退職
坂明 国土交通省大臣官房審議官・自動車局担当 2013年(平成25年)8月30日 -

不祥事[編集]

2003年[編集]

2006年[編集]

2007年[編集]

  • 2007年3月 根室警察署署員4名が前年の9月参考人を暴行した事実が発覚し、書類送検される。
  • 2007年3月 釧路警察署警察官が携帯電話販売店にて、自らが購入した携帯電話に関して店員に8時間に渡りクレームをつけ通報でかけつけた警察官が当事者との関係や職業を偽った事実を店側に話していたことが発覚した。
  • 2007年3月 十勝機動警察隊巡査部長が同僚の制服から階級章を剥ぎ取り自分のロッカーに隠していたことが判明し依願退職。
  • 2007年4月 稚内警察署刑事課の巡査長の私物パソコンから暴力団組員やその知人、家族の個人情報がネット流出。Winnyの使用が流出の原因であることが判明した。この巡査長は停職6ヶ月の懲戒処分になった。
  • 2007年7月 西警察署警部補が女性に猥褻行為。被害女性に示談金300万円を支払い口止めしていたことが発覚した。
  • 2007年7月 本部通信指令課の警部補が札幌市厚別区内のホームセンターでドライバー万引きし、依願退職。監察官室は、店側に謝罪し商品を返品しているとして逮捕を見送った。
  • 2007年8月 旭川方面本部内の警察署に勤務する警察官が捜査書類を偽造していたことが発覚。
  • 2007年11月 札幌中央警察署地域課勤務の巡査部長が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕。覚せい剤はインターネットで購入したと供述。のちに巡査部長は起訴され懲戒免職になった。
  • 2007年12月 本部地域企画課の警部補が当直勤務中に相談の電話をかけてきた女性に対して卑猥な言葉を数回かけたとして停職一ヶ月の懲戒処分にした。また千歳署巡査長が11月恵庭市内で自損事故を起こし道交法違反容疑で書類送検し*同時に減給半年間の処分にした。なを事故当時この巡査長にアルコール検知を行ったところ酒気帯び運転の基準未満のアルコールが検出された。

2008年[編集]

  • 2008年1月 札幌方面管内の警察署に勤務する警部補が女性に猥褻行為をして停職3ヶ月の処分にした。
  • 2008年4月 旭川中央署地域課巡査が道青少年健全育成条例違反で逮捕。
  • 2008年9月 刑事部組織犯罪対策課の警部補が勤務中パチンコ店に入店して客が忘れたICカードを使用したことが、発覚し、この警部補は依願退職した。
  • 2008年10月 交通違反切符一件の処理を放置し時効を成立させたとして、函館方面の警察署に勤務する男性警部補(56)を戒告の懲戒処分とした。
  • 2008年12月 捜査で訪れた民家で女性に対し下半身を露出するなどしたとして旭川方面の警察署交通課に勤務する男性巡査長(42)を停職3月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で辞職した。
  • 2008年12月 「処理が面倒」という理由で、当て逃げ事故の容疑者を見逃したとして、虚偽公文書作成・同行使や犯人隠避の疑いで帯広署地域課の巡査部長(59)と巡査長(30)を書類送検し、それぞれ停職1カ月と減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。巡査部長は同日、依願退職した。

2009年[編集]

  • 2009年2月 斜里警察署管内の浜小清水駐在所勤務の巡査部長が勤務時間中に飲酒後警察車両を運転して署に向かう途中物損事故を起こしたとして道路交通法違反容疑で書類送検され道警は巡査部長を懲戒免職処分とした。また、道警は「逃亡の恐れが無かった」として巡査部長を逮捕しなかった。
  • 2009年2月 稚内署生活安全課長が道警本部勤務当時に女子高校生を買春していた事が発覚し、処分後依願退職した。
  • 2009年10月 函館本部地域課統括官の警部が札幌勤務当時未青年の少女を自宅に泊めわいせつ行為をしたとして懲戒免職処分を受けた。
  • 2009年10月 旭川東警察署の駐在所長の警部補が、同年6月飲酒運転をしたとして懲戒免職とした。
  • 2009年11月 機動隊員の巡査が札幌市南区真駒内で酒気帯び事故を起こしたとして、現行犯逮捕され、監察官室は12月9日付けでこの巡査を懲戒免職処分とし監督責任として機動隊長の警視本部長注意とした。

2010年[編集]

  • 2010年2月 留置人を署員1名で護送させたとして、函館中央署の留置管理課長である50代の警部を戒告処分とした。
  • 2010年2月 枝幸警察署署長の警視が2009年11月、女性にセクハラ行為をしたとして、懲戒処分を受け、道警は、警視を署長職から解任し署付としたが、警視は後に依願退職。
  • 2010年2月 十勝機動警察隊隊長の警視が札幌市内で盗撮をして現行犯逮捕された。この警視は2010年3月末で定年退職する予定だった。25日付で隊長職を解かれ、隊付に更迭。3月18日付けで依願退職した。
  • 2010年5月 帯広署管内の交番に勤務する警部補が2009年2月頃から数回、部下に拳銃を突きつけていたことが発覚した。警部補は処分後依願退職した。
  • 2010年6月 道警本部生活安全部少年課統括官の警部が店舗経営の男性から金銭の貸与があり返済していなかったとして、監察官室はこの警部を懲戒免職とした。本部によると、捜査情報の漏洩はなかったと発表。
  • 2010年7月 白石署留置管理課の巡査が恐喝容疑で、本別署警務課巡査長が酒気帯び運転容疑でそれぞれ逮捕され、二人は懲戒免職処分となった。また、白石署の巡査は、道警採用前に金沢市内で窃盗事件を起こしていたことが明らかになった。
  • 2010年8月 琴似留置場に勤務する36歳の巡査長が留置人の現金を横領していた疑いで、逮捕され懲戒免職処分になった。
  • 2010年8月 稚内署刑事課勤務の男性巡査長が、捜査で押収した被疑者の携帯電話のアドレス帳を悪用し、女性数人に電話していたことが分かり、道警は8月20日付で巡査長を懲戒免職処分とした。また、この巡査長は、私的で知り合った、女性に繰り返しメールを送ったとして、2010年4月に道警本部から文書で警告を受けていた。
  • 2010年8月 釧路方面本部会計課勤務の一般職員の男性が酒気帯び運転で検挙された。
  • 2010年10月 捜査第二課長が職員にパワーハラスメントをしたとして警務部付(22日)となる。その後、警察庁刑事局刑事企画課長補佐兼警察大学校警察政策研究センター付へ異動。

2011年[編集]

  • 2011年1月 捜査第二課の男性捜査員(40代の警部補)が、実際には聴取していない参考人からの“供述調書”を作っていた事が発覚。提出を急かされて、事件に関連する資料を基に書いたという。他の捜査員が捏造に気づき捜査書類にはならなかった。虚偽公文書作成と虚偽公文書行使容疑で書類送検されまた1ヶ月の減給処分となり依願退職。
  • 2011年2月 組織犯罪対策課の警部補が、風俗店経営の知人に依頼されて求人に応募して来た相手の犯歴情報を横流し。地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕。知人も守秘義務違反唆しで逮捕。また、2月18日には、問題の店に出入りしていたとみられる、本部捜査4課統括官の警部が、道警の事情聴取後、道央道で事故を起こし死亡した。
  • 2011年4月 情報漏洩事件で、逮捕された警部補は知人から現金を受け取っていた容疑で再逮捕し、道警は警部補を懲戒免職とした。また、「他にも金品を受け取っていたり、飲食店で接待を受けていた警官がいる」と警部補が供述していることから、監察官室は事実関係を調査をする見込み。
  • 2011年7月 道警は、元警部補による情報漏洩事件で、飲食店で接待を受けていた警察官やその上司を停職・減給等の処分を行ったことを発表した。停職処分を受けた警部・警部補ら4名が7月1日付で依願退職した。また、監督責任として道警本部長も警察庁長官注意処分とした。
  • 2011年8月 道警本部交通部長と苫小牧署長の警視正2名が苫小牧市内にある自動車整備工場と過度の付き合いがあったとして、本部長による口頭注意を受けた。[1]
  • 2011年9月 札幌豊平警察署の警部補が、捜査書類を官舎に持ち帰り放置し、事情聴取直前に失踪し懲戒免職処分となる。[2]
  • 2011年10月 旭川方面本部管内の警察署に勤務する男性巡査部長が、当時既に離婚していて受給資格を失っていたにもかかわらず、単身赴任手当を4年間にわたり不正に受け取っていたことが発覚し、詐欺容疑で旭川地検書類送検され、停職3ヵ月の処分となった。[3]
  • 2011年10月 札幌東署交通課の男性巡査部長が、4月5日札幌市東区内で発生した重傷交通事故を担当したが、この時、参考人聴取を全く行なっていなかったにもかかわらず、虚偽の参考人供述調書を作成していたことが発覚し、この巡査部長は虚偽有印公文書作成及び同行使の容疑で逮捕された。[4]
  • 2011年12月 旭川東警察署刑事・生活安全課の巡査部長が同年11月酒に酔い、他人宅に侵入し逮捕された事件で、道警は12月21日、巡査部長を停職1ヶ月の懲戒処分にし合わせて署長を本部長注意、上司や同僚を署長注意処分にしたと発表した。[5]

2012年[編集]

  • 2012年2月 札幌厚別署地域課巡査長が公然ワイセツ容疑で逮捕され略式起訴となった。
  • 2012年2月 苫小牧警察署副署長の男性警視が女性署員数人にセクハラ行為をしたため2月27日付で、警務部付に更迭し停職一ヶ月の処分とした[6]
  • 2012年3月 苫小牧署長と交通部長が苫小牧市内の自動車修理業者のコテージに無料で利用していた問題で二人を本部長注意処分とした。また、署長を9日に警務部付に更迭した[7]
  • 2012年8月 高速道路交通警察隊の中隊長の警部がすすきので女性を触ったとして道迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された[8]
  • 2012年8月 斜里署長警視セクハラの疑いで道本警務部付に更迭[9]
  • 2012年9月 釧路地検は前斜里署長を不起訴処分とし、道警は停職3ヶ月の停職処分とした。道迷惑条例違犯で罰金30万円の略式命令を受けた高速隊警部についても停職1ヶ月の懲戒処分とした。2人は7日付で依願退職した[10]
  • 2012年9月 北見警察署巡査長が昨年8月、知人女性を強姦として逮捕されていたことが発覚した。道警はこの事実を公表していなかった[11]
  • 2012年9月 旭川東警察署の副署長が、部下に嫌がらせをした疑いで、道警は、18日付で、旭川方面本部警務課付に更迭人事を行った[12]。   
  • 2012年9月27日 札幌市白石区内でミニパトカーを運転していた白石警察署地域課の26歳の男性巡査長が、自転車新聞配達中の女性に衝突し、女性は左足を骨折した。事故を起こした巡査長は、居眠り運転をしていた模様である[13]
  • 2012年10月11日 同年9月に旭川方面本部警務課付に更迭された前旭川東署副署長の警視が署員数人に対してセクハラ行為をしたとして停職1ヶ月とした。警視は11日付で辞職した[14]
  • 2012年12月29日 新得警察署の巡査部長が飲酒運転の容疑で逮捕された[15]

2013年[編集]

  • 2013年1月17日 江別警察署生活安全課の巡査部長が倶知安町で警察官2名に足けりをしたとして公務執行妨害容疑で逮捕された[16]
  • 2013年2月27日 本別署員がスピード違反者を取り押さえた後に違反者が死亡した。道警捜査1課が捜査に乗り出した[17]
  • 2013年2月28日 池田警察署の副署長兼警務課長(警部)が、女性職員にセクハラ発言をした上に来署した女性に興味を持ち運転免許証を照会し、同日付で釧路方面本部付に更迭して減給10% 6ヶ月の処分とした[18]
  • 2013年4月26日 紋別警察署の巡査部長が、二日酔いで自動車を運転して出勤したとして、停職3ヶ月の懲戒処分として、前署長の警視を減給1ヶ月の処分にしたほか、上司5人を訓戒処分とした[19]
  • 9月12日 道警生活安全部生活安全特別捜査隊の警部補巡査が同僚の机の引き出しから現金を盗み窃盗容疑で書類送検され道警は停職処分とした[20]
  • 9月12日 道警は、盗撮しようとした釧路機動警察隊の巡査長に減給10パーセント・6ヶ月、痴漢をした警察学校生を停職1か月の処分とした。上記の2名を含み計4名が依願退職した。

組織改正[編集]

  • 2008年より業務が多忙な道内6つの警察署(札幌東・北・西・豊平・南・函館中央)地域課長を3名配置をして3交替制勤務とした。
  • 2010年4月1日より、道内大規模署7署で、機能強化をはかるため警視の課長とその下に統括官の警部を配置した。
  • 2011年4月1日より、中規模警察署の各課を統合し課長に警視とその下に統括官の警部を配置した。
  • 2012年4月1日より、中小規模署の次長を副署長に改め、道警本部、方面本部の統括官を課長補佐、各警察署の統括官を課長代理に改称した。
  • 2013年4月1日より、大規模署の課長を警視から警部に変更して、新たに刑事官、生活安全官、交通官、地域官ポストを新設して課の分割を行った。

出典[編集]

  1. ^ 道警幹部 交際巡り注意 朝日新聞
  2. ^ 道警:書類放置し失踪、警部補懲戒免職 /北海道 毎日新聞
  3. ^ 離婚後4年も単身赴任手当受給、巡査部長を処分 読売新聞 2011年10月21日
  4. ^ 警官がニセ調書、参考人聴取せず作成 読売新聞 2011年10月29日
  5. ^ 巡査部長を停職1カ月 住居侵入容疑 朝日新聞 2011年12月22日
  6. ^ 苫小牧署副署長がセクハラ 停職1カ月の懲戒処分 - 苫小牧民報
  7. ^ 道警本部、苫小牧署長を更迭 国家公務員倫理規定違反 交通部長は注意
  8. ^ 道警高速隊警部を逮捕 - 大分合同新聞(2012年08月03日)
  9. ^ セクハラ疑い、斜里署長を更迭…道警
  10. ^ 前署長、セクハラで書類送検…不起訴処分に - 読売新聞(2012年9月12日閲覧)
  11. ^ 北海道警:巡査長を強姦容疑で逮捕 - 毎日新聞(2012年9月12日閲覧)
  12. ^ 副署長更迭、部下への嫌がらせで警務課付に - 読売新聞(2012年9月18日閲覧)
  13. ^ ミニパトカー:「居眠り」で自転車と衝突 札幌 毎日新聞 2012年9月28日
  14. ^ セクハラ:前旭川東副署長、停職1カ月の懲戒処分−−道警 /北海道
  15. ^ 飲酒運転容疑で警官逮捕 交通課に勤務 北海道 産経新聞(2012年12月30日)
  16. ^ 巡査部長が警察官2人に足げり…逮捕 - 読売新聞(2013年1月19日)
  17. ^ 署員ら背中強く圧迫、逮捕時死亡 道警が捜査 - 千葉日報(2013年2月27日)
  18. ^ 部下にセクハラ行為 池田署副署長を更迭 - 北海道新聞(2013年3月1日閲覧)
  19. ^ 懲戒処分:二日酔い運転の40代警官を停職−−北海道・紋別署 - 毎日新聞(2013年4月28日閲覧)
  20. ^ 捜査費盗んだ疑いで2警官書類送検 盗撮試み逮捕の巡査長ら懲戒処分 北海道警 - 北海道新聞(2013年9月27日閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]