北上尾駅

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北上尾駅
東口広場(2012年8月)
東口広場(2012年8月)
きたあげお - Kita-Ageo
上尾 (1.7km)
(1.9km) 桶川
所在地 埼玉県上尾市原新町3-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 高崎線
キロ程 9.9km(大宮起点)
上野から尾久経由で36.8km
電報略号 キケ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
14,752人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1988年昭和63年)12月17日
備考 みどりの窓口

北上尾駅(きたあげおえき)は、埼玉県上尾市原新町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線である。

上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ラインが停車する。

歴史[編集]

以前は、西口駅前に「これでいいのか北上尾」といった大きく書かれたメッセージを確認する事ができた(イチコー興産が設置、現在は西口広場の再整備の際に撤去。)。当駅は旧国鉄民営化後きわめて早い時期に開業した駅の一つであり、その誘致にあたっては、地域住民はもちろん地元各界に様々な議論を呼んだ経緯がある。

当駅に隣接する埼玉県立上尾高等学校は、駅開業に合わせた開発の際に、はじめは駅に隣接したテニスコート2面を移転する案が出されたが、やがて全校を移転する計画が持ち上がった。高校側は強硬な反対運動を行い、テニスコートのみの移転案も拒絶し、移転を前提とした西口開発は頓挫した。

埼玉県立上尾高等学校教諭、埼玉高等学校教職員組合委員長の田島俊夫(1945 - )らは、反対運動の先鋒に立ち、開業式典では黒い風船に「疑」という文字を書き込んで、空に向けて放なった[1]

駅新設に当たっては、地元企業と市役所の間で収賄事件が発生し、市から大量の懲戒処分及び懲戒免職者を出していた[2]。このため、西口は暫定ロータリーのまま20年間放置されていたが、東口の区画整理の進展により合わせて西口も再整備され、2008年に完成した(完成と共に先のメッセージは撤去された)。

橋上駅舎には、開業時にキヨスク(旧・鉄道弘済会北上尾店)とそば屋(旧・高鉄開発北上尾そば店)があったが、現在はNEWDAYS mini北上尾1号店になっている。開業時からエスカレーターやエレベーターは長らく設置されていなかったが、2006年(平成18年)度より上尾市のバリアフリー化事業の一環として南側階段をエスカレーターに転換する工事を行い、2007年(平成19年)2月3日に使用が開始された。なお当駅はホームが狭いため、工事期間中は工事帯となる階段周辺を外側に仮拡幅し、工事を行った。

上尾市の人口は年々増加してはいるが、マイカー人口も増加しており、高崎線各駅の利用者は徐々に減少しているのに対し、当駅だけは緩やかに増加している。また、駅東口の上尾公園(今上天皇の婚礼を祝し開園した公園で、「プリンス公園」の通称で親しまれた。現在も記念碑が残る。)跡地に大型ショッピングモール「PAPA 上尾ショッピングアヴェニュー」が開業(2000年11月)して以来、休日の乗降客も増加している。

年表[編集]

  • 1988年昭和63年)12月17日 - 開業。
  • 2001年平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
  • 2006年(平成18年)- ホームを仮拡幅、南側階段のエスカレーター転換工事を着工。
  • 2007年(平成19年)2月3日 - 改札内エスカレーター・エレベーターの供用開始。
  • 2007年(平成19年) - 西口駅前広場整備と西口バリアフリー事業(エスカレーター・エレベーター設置)、東口駅前広場整備事業施行。ホーム屋根の延長を行う。
  • 2008年(平成20年)3月 - 東西両側駅前広場の再整備が竣工。
  • 2008年(平成20年)6月 - 東口バリアフリー事業施行。
  • 2010年(平成22年)6月1日 - この日から発車メロディーが「上尾市歌」に変更。

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。海抜は18.749mである。

ホーム及び東西改札外にはエスカレーターエレベーターが設置されている。改札内には車椅子対応トイレ(多機能トイレ設置)がある他、東口・西口両駅前広場には公衆トイレも設置されている。多機能トイレ設置とともに音声案内が開始された。

上尾駅管理の社員配置駅みどりの窓口指定席券売機Suica対応自動改札機が設置されている。また、駅舎内にはコンビニエンスストアのNEWDAYS mini北上尾1号店が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 高崎線 上り 大宮上野新宿横浜方面
湘南新宿ライン含む)
湘南新宿ラインの列車は
大船駅から東海道線へ直通
2 高崎線 下り 熊谷高崎前橋方面  

利用状況[編集]

  • 2012年度の一日平均乗車人員は14,752人であった[3]。近年の推移は下表の通り。
乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2000 10,575
2001 11,178
2002 11,824
2003 12,263
2004 12,453
2005 12,914
2006 13,221
2007 13,476
2008 13,839
2009 13,890
2010 14,172
2011 14,411
2012 14,752

駅周辺[編集]

東口[編集]

駅東口の原新町は、1991年平成3年)度より2002年(平成14年)度を予定して区画整理事業が施行されている。工事は全体的に遅れ気味で、地区計画の決定は1998年(平成10年)度であり、2012年(平成24年)現在も完成に至っていない。そのため、区画整理全体の完成時期は未定である。

住宅地の中に後から駅を建設したため、駅東口から旧中山道埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線)に通じる道路の幅員は、乗用車がようやくすれ違えるほどしかなく、路線バスの乗り入れができない事から、乗り換えには中山道まで徒歩で移動しなければならなかった。駅前広場もその面積は十分とは言い難く、タクシーが数台停まればいっぱいであった。駅前通りは中山道から大型ショッピングモール「PAPA 上尾ショッピングアヴェニュー」の中央部を通って国道17号へ至り、さらに市道緑丘南線(幅員18m)と一体化している。

区画整理の一環で、2008年(平成20年)3月に歩道付き2車線の道路(北上尾東口線・幅員22m)と駅前広場が開設された。駅周辺の中山道も道路幅員が16mで歩道が狭いため、区画整理に合わせて西側の歩道が拡幅される予定である。また駅前には上尾中央総合病院の施設である「中央腎クリニック」が開業した。駅周辺には他に歯科や皮膚科が開業しており、医療地帯の様相を呈している。

西口[編集]

駅西口は埼玉県立上尾高等学校に隣接しており、開業当初から通学利用者が多い様である。開業当初から片側一車線の道路が通じており、ロータリーも暫定的ながら確保されていた。西口広場は2008年3月まで駅バリアフリー化工事と同時に再整備され、駅舎とバス停が一体化した。

路線バスは、上尾市内循環バス「ぐるっとくん」が乗り入れる。

バス路線[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
北上尾駅西口 東西循環 しらこばと団地北・上尾税務署前・平塚公園・沼南駅 上尾駅西口 ぐるっとくん
大石公民館・リハビリセンター・太平中学校南
大石循環 井戸木記念会館・大石公民館・三井住宅西
浅間台大公園
北上尾駅東口 上平循環 しらこばと団地北・箕の木・上尾税務署前・上平公園南口 上尾駅東口 ぐるっとくん
図書館入口
北上尾駅入口 ミッドナイトアロー上尾・鴻巣   鴻巣駅東口 国際興業 降車専用
大宮駅

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
高崎線
通勤快速・快速「アーバン」・湘南新宿ライン特別快速
通過
普通・湘南新宿ライン普通(大宮駅から快速)
上尾駅 - 北上尾駅 - 桶川駅

脚注[編集]

  1. ^ 昭和63年12月18日、埼玉新聞。ドキュメントJR第1号駅「北上尾」 開発・利権との闘い北上尾駅建設と埼玉県立上尾高校存続の歴史 田島俊雄著 時潮社
  2. ^ 掲載記事・報道 - 埼玉県議会議員 浅野目義英ホームページ
  3. ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - 東日本旅客鉄道

関連項目[編集]

外部リンク[編集]